新たな多重プローブ法を用いたP300による隠匿情報検査における脳波加算回数の検討

新たな多重プローブ法を用いたP300による隠匿情報検査における脳波加算回数の検討
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使用 P300 使用新的多探头方法检查隐藏信息测试中的 EEG 添加数量

DOI:
10.1016/j.ijpsycho.2012.07.097
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发表时间:
2014
期刊:
福山大学人間文化学部紀要
影响因子:
--
通讯作者:
平伸二・濱本有希・古満伊里
平伸二・濱本有希・古満伊里
中科院分区:
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文献类型:
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作者:
平伸二・濱本有希・古満伊里

文献摘要

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P300 による隠匿情報検査 (CIT) を実際の犯罪捜査に使用するためにはいくつかの問題を解決することが必要である. その第一は検査手続きの複雑性である. 従来の P300 による CIT は, 単一ブロックの中で裁決刺激と非裁決刺激とともに複数の標的刺激を繰り返し呈示している. 被検査者の負担を最小限とするため, われわれは各ブロックで一つの標的刺激を呈示する新たな多重プローブプロトコルを提案した (平他, 2010). 第二の問題は, 多くの波形を平均することで P300 の S/N 比を改善することができるが, それが計測時間を長くして, 被検査者のパフォーマンスや結果の歪曲に影響することである. 実務的な観点からは望ましくはないが, P300 振幅は単純な聴覚刺激や視覚刺激では約 20 試行で安定する (Cohen & Polich, 1997). 本研究では, 10 名の参加者が模擬窃盗シナリオを読んだ後, 単一の標的刺激に加え, 6 つの裁決刺激とそれに対応する非裁決刺激から構成した P300 による CIT 検査を受けた. 最終的な P300 の加算平均回数は, 5 回, 10 回, 20 回であった. 刺激の種類× 加算平均回数の分散分析の結果, 標的刺激と裁決刺激の P300 は非裁決刺激よりも有意に大きいという刺激の主効果が得られたが, 交互作用もまた有意であり, 先の結果は 5 回と 10 回の加算平均回数のみで認められた. 正検出のために必要な加算平均回数は, 今後の研究において詳細に検討されなければならない.[キーワード 秘匿情報検査 多重プローブ法 P300]一般に, P300 による隠匿情報検査 (concealed information test: CIT) の多重プローブ法は, 6 つの標的刺激 (target), 6 つの裁決刺激 (probe), 24 の非裁決刺激 (Irrelevant) で構成する (Farwell & Donchin, 1991; Rosenfeld, Shue, & Singer, 2007). しかし, 多重プローブ法は, target が 6 種類と多く, 参加者への課題要求が複雑すぎるという問題がある. 実際に, target に対する反応時間 (reaction time: RT) は, Farwell & Donchin (1991) で 957 ms, Rosenfeld et al.(2007) で 869 ms と長かった. 一方, 単一プローブ法の場合, target に対する RT は 420.8 ms (n= 176) であることから (Hira & Hamamoto, 2008), 多重プローブ法で target が複数存在する手続きは, 参加者の課題負荷が高すぎるため実務応用には適用困難と考えられる. そこで, 平 (2012) は, target を 1 つに固定して, 自我関与刺激による target: probe: irrelevant が 1: 6: 24 という, 新たな多重プローブ法を提案して実験を行った. また, 平・和田 (2013) は, 模擬犯罪シナリオ課題による target: probe: irrelevant が 1: 6: 6 (同比率課題) という実験を行った. その結果, 1: 6: 24 では, P300 振幅は irrelevant より probe で有意に増大したが, 同比率課題では有意差が認められなかった. すなわち, 平 (2012) による 1: 6: 24, 平・-99-