Nano-level Morphological Characterization of the Adhesive-Enamel/Dentin Interfaces

Nano-level Morphological Characterization of the Adhesive-Enamel/Dentin Interfaces
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牙釉质/牙本质粘合界面的纳米级形态表征

DOI:
10.11471/shikahozon.59.458
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发表时间:
2016
期刊:
The Japanese Journal of Conservative Dentistry
影响因子:
--
通讯作者:
峯 篤史
峯 篤史
中科院分区:
--
文献类型:
--
作者:
Morishita K;Tatsukawa E;Shibata Y;Suehiro F;Kamitakahara M;Yokoi T;Ioku K;Ueda M;Nishimura M;Ikeda T;今里 聡.;峯 篤史

文献摘要

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ナメル質, 上側は接着材であり, 接着材内に注目すると, 左側 (非脱灰切片) と右側 (脱灰切片) のフィラー分布が同じである. このことは, 左右が “同一部位” の観察像であることを示している. 通法のエナメル質‒接着材界面の TEM 観察では非脱灰切片のみを用いるが, 本研究では非脱灰切片の観察を終えた後に切片を酸で処理し, 脱灰切片における “同部位” を探し出し, 再度撮影している. 気をつけるべきポイントは, 脱灰切片の 「脱灰」 とは, 接着材で脱灰されることではなく, TEM で観察するために切片全体を脱灰していることである. 図 1‒a は非切削エナメル質と接着材の界面 (左側: 非脱灰切片, 右側: 脱灰切片) である.“非切削” エナメル質とは表面の清掃のみを行い, 切削もエッチングも行っていないエナメル質である. 非脱灰切片ではギャップ等が存在しない良好な界面が, 脱灰切片ではエナメル質表層に限局したレジンの浸透が確認できる. 非切削エナメル質では表層に無構造層 (aprismatic enamel, 指印) が存在する. この層は耐酸性を有することから, エナメル質内へのレジン浸透はごく少量である. 接着歯学の研究において, 歯質表面を 600 番耐水ペーパーで研磨する方法が多用される. 研磨の目的は平らな面に均質なスミヤー層を付与することであり, 臨床上でファインカットのバーで研磨した面に等しいとされている. この “研磨” エナメル質と接着材の界面の TEM 観察からは,「エナメル質内に浸透している接着材」 と 「界面に存在するスミヤー層」 が確認できた (図 1‒b). 脱灰切片で確認されるスミヤー層はその下層のエナメル質と明らかに形態が異なる. また, 接着材はスミヤー層の部分を越えてエナメル質内まで浸透していることから, スミヤー層はレジンで覆われていることも明らかとなった. われわれは, この部分をレジン・スミヤー複合体 (resin‒smear complex) と名付けた. レジン・スミヤー複合体の存在は, 接着材によってスミヤー層は完全には脱灰・除去されていないことを示している. バー切削エナメル質‒接着材界面からは 「残存スミヤー層が厚いこと」 と 「スミヤー層内の粒子径に大小の差があること」 が確認できる (図 1‒c). さらにバーで切削したエナメル質内にはクラックが発生しており, その部分にもレジンが浸透していることが低倍率の TEM 像で認められる (図 1‒d). このように脱灰切片も含めてエナメル質と接着材の界面を観察することにより, われわれはエナメル質内への接着材の浸透やスミヤー層の残存を明示することに成功した.