オープンな学術情報がもたらす新たな知識基盤 — Wikipedia 上の学術文献の参照記述に関する研究動向を中心に—

オープンな学術情報がもたらす新たな知識基盤 — Wikipedia 上の学術文献の参照記述に関する研究動向を中心に—
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开放学术信息带来的新知识库——聚焦维基百科学术文献参考描述相关研究趋势——

DOI:
10.11517/jjsai.38.3_399
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发表时间:
2023
期刊:
Journal of the Japanese Society for Artificial Intelligence
影响因子:
--
通讯作者:
吉川 次郎
吉川 次郎
中科院分区:
--
文献类型:
--
作者:
吉川 寛樹;内山 彰;東野 輝夫;木村知史,稲葉宏幸;吉川 次郎

文献摘要

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学術文献の一意の識別および永続的なアクセスが可能になるとともに, オープンな書誌情報の活用が可能になっている. その具体例として, 誰でも編集できるフリーのオンライン百科事典である Wikipedia での学術文献の参照があげられる. Wikipedia は, 不特定多数の協働を通じて編纂される性質上, その内容がどれくらい正確で信頼できるかに関して設立初期から多くの批判がある. そのため, Wikipedia では内容に関する三大方針として,「検証可能性* 2」,「中立的な観点* 3」,「独自研究は載せない* 4」 が設けられている. 特に, 検証可能性では 「閲覧者や他の編集者が内容を検証できるよう信頼できる情報源にあたり, 出典を明記するべき」 であり,「学術的な主題については, なるべくピアレビュー (査読) を経た情報源を用いるべき」 であるとされている. このことから, Wikipedia の記事において学術文献を参照することは三大方針との相性が良く, コンテンツの質を担保・向上させるための出典や情報源として機能する点で重要な役割を果たす.図 2 は本稿執筆時点での日本語版 Wikipedia の 「足湯* 5」 であり, 記事本文中の記述に対する出典・情報源として複数の学術文献が参照されている. Crossref や JaLC により登録された DOI のアクセスログ分析 [Bilder 15, 吉川 17b] の結果によると, 学術文献に登録された DOI における上位のアクセス元の一つが Wikipedia であることが明らかになっているため, このような Wikipedia 上の学術文献の参照記述は情報源・出典として示されているのみならず, 記事の閲覧者によって実際にアクセスされている. また, 学術文献の参照記述を追