チョウ目昆虫のゲノム情報の整備状況と野蚕ゲノム解析の位置づけ

チョウ目昆虫のゲノム情報の整備状況と野蚕ゲノム解析の位置づけ
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鳞翅目昆虫基因组信息现状及野蚕基因组分析定位

DOI:
10.11416/konchubiotec.90.3_165
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发表时间:
2021
期刊:
Sanshi-Konchu Biotec
影响因子:
--
通讯作者:
嶋田 透
嶋田 透
中科院分区:
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文献类型:
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作者:
Mang Dingze;Toyama Tomoko;Yamagishi Takayuki;Sun Jing;Purba Endang R.;Endo Haruka;Matthews Melissa M.;Ito Katsuhiko;Nagata Shinji;Sato Ryoichi;武田 直樹,山本 雅信,鈴木 丈詞;嶋田 透

文献摘要

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いる米国 NCBI (国立生物工学情報センター) のデータベースには, 2021 年月 9 月の段階で 737 種のチョウ目昆虫のゲノムアセンブリーが登録されている. 表 1 は, その内訳を亜目~ 上科の分類群ごとに示している. 一見して気づくのは, アゲハチョウ上科とセセリチョウ上科, すなわちチョウ類のゲノムが多く解読されていることである. 両上科を合わせて 625 種のチョウのゲノムがアセンブリーずみとなっている. 蛾類のゲノムは 112 種でアセンブルされているが, そのうち 86 種が Obtectomera (被蛹類) で, 残る 25 種が Ditrysia (二門類) である. 二門類以外でゲノムアセンブリーが得られているもは, ヒゲナガガ科のミドリヒゲナガ (Adela reaumurella) の 1 種のみである. コバネガ亜目・モグリコバネガ亜目など, 祖先的な系統におけるゲノム解析が遅れていることは残念である. 今後, これらの系統を含めて多様な種のゲノム情報が得られ, チョウ目全体の進化がゲノムレベルで明らかになることを期待する.(なお, 本稿の校正中に, Li et al (2021) がコバネガ科の一種イシヅチヒロコバネ