Open abdomen management(OAM)の合併症,予後に関する後ろ向き多施設共同研究(A retrospective, multicenter study of clinical outcome after management of the open abdomen)

Open abdomen management(OAM)の合併症,予後に関する後ろ向き多施設共同研究(A retrospective, multicenter study of clinical outcome after management of the open abdomen)
复制标题

开腹处理后临床结果的回顾性多中心研究

DOI:
10.1002/jja2.12019
复制
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
通讯作者:
岳士 嶋津
岳士 嶋津
中科院分区:
--
文献类型:
--
作者:
靖明 水島;直久 増永;吉曉 吉川;聡 藤見;裕介 伊藤;真志 山添;真義 小野;直樹 晋山;和幸 岡;新史 小川;均 池側;岳士 嶋津

文献摘要

被引文献

相似文献

要旨 【背景】Open abdomen management(OAM)は,重症外傷のみならず重症腹膜炎などの疾病患者にも応用され,OAMの適応は近年大きく拡大してきている。一時的閉腹法は種々の方法があるが,本邦における一時的閉腹法の治療戦略やOAMの筋膜閉鎖率,瘻孔形成などの合併症発生率,死亡率などについて,まとまった報告はない。【目的】OAMの現状を多施設で調査し,一時的閉腹方法や筋膜閉鎖率,死亡率を検討すること。【対象と方法】2012年4月から2014年3月までに,近畿8施設でOAMが行われた18歳以上の患者を対象とし,調査シートを用いた後ろ向き研究を行った。【結果】対象となった症例は99例であった。外傷が33例,疾病が66例であった。疾病では,腸管虚血,腹膜炎の適応が最も多かった。筋膜閉鎖は77例(77.8%)が可能であり,全体の死亡率は29.3%(n=29)であった。筋膜閉鎖可能症例と筋膜閉鎖不可能症例では,死亡率に有意な差を認めた(19.5% vs. 63.6%, p < 0.01)。また,一時的閉腹法は,全症例で局所陰圧療法が施行され,vacuum pack closure(VPC)が最多であった。筋膜閉鎖が3日以内で可能であった症例は51例であり,筋膜閉鎖不可能症例の5例(22.7%)で腸瘻を認めた。【結語】筋膜閉鎖不能症例は予後が不良であった。今回の検討では,VPCを用いた過去の報告と比較しても,高い筋膜閉鎖率が達成できていた。