Dynamics of Atmospheric Mercury in the Free Troposphere at the Norikura Observatory During the Autumn of 2012 and 2017

Dynamics of Atmospheric Mercury in the Free Troposphere at the Norikura Observatory During the Autumn of 2012 and 2017
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2012年和2017年秋季乘鞍天文台自由对流层大气汞动态

DOI:
10.11353/sesj.32.182
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发表时间:
2019
期刊:
ENVIRONMENTAL SCIENCE
影响因子:
--
通讯作者:
中澤 暦・永淵 修・篠塚賢一 ・木下 弾・西田友規・菱田尚子・三宅隆之
中澤 暦・永淵 修・篠塚賢一 ・木下 弾・西田友規・菱田尚子・三宅隆之
中科院分区:
--
文献类型:
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作者:
Ryo Nagaoka;Masaaki Omura;Michiya Mozumi;Kunimasa Yagi;and Hideyuki Hasegawa;Hiroyuki Futamata;中澤 暦・永淵 修・篠塚賢一 ・木下 弾・西田友規・菱田尚子・三宅隆之

文献摘要

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自由対流圏における大気中水銀の動態を明らかにするため長野県と岐阜県の県境に位置する乗鞍観測所 (旧乗鞍コロナ天文台; 摩利支天岳山頂 2,876 m asl, 36 06′ 49 ″N, 137 33′ 19 ″E) において総水銀モニター計を用いた大気中総ガス態水銀 (TGM) の連続観測を 2012 年 10 月および 2017 年 9 月に行った. 石川県輪島測候所と和歌山県白浜測候所で得られた乗鞍観測所と同じ高度のラジオゾンデデータから計算された平均水蒸気混合比 (WV) と乗鞍観測所で観測した気象データから計算した WV 値を比較すると, 乗鞍観測所では日中に大気境界層からの斜面上昇流の存在が示唆され, ラジオゾンデデータから計算した WV 値より 2012 年では, 26~ 205%, 2017 年では, 44~ 175% の高い WV 値が得られた. 低 WV 値の沈降気塊は, 高 WV 値を観測した期間に比較して TGM が低くなった. また, 2012 年と 2017 年の観測期間中の TGM と WV 値の平均日周サイクルからも日中に TGM 濃度の上昇が観測された. 2012 年と 2017 年の TGM の高濃度イベントを# 1 (2012 年 10 月 7 日),# 2 (2017 年 9 月 15 日) とし, 両年の観測期間中の流跡線解析 (遡上時間 121 時間) を乗鞍観測所の緯度経度で標高 100 m から 3,000 m について 100 m 毎の標高で行った. その結果,# 1,# 2 の時に乗鞍観測所に到達した気塊は, 中国大陸の水銀排出量の多い地域での滞留時間がそれぞれで全遡上時間の 60% と 65% であり, 中国大陸で長く滞留した気塊であることがわかった.