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セバスティアン・カステリオンの思想とその教育的意義

セバスティアン・カステリオンの思想とその教育的意義
塞巴斯蒂安·卡斯特利翁的思想及其教育意义
批准号:
21J10778
负责人:
小山 誠南
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-28 至 2023-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
前年度に引き続き、関連資料の目録化、閲覧等を行った。二次文献については希望通りの利用が概ねできている。問題となったのは一次史料で、前年度の見込みに反し、一部がEarly English Books Onlineに収録されていることが明らかとなった。だが同データベースの利用は報告者の環境的に厳しく、また国立国会図書館を介すると多くの時間と料金を要するため、研究へ即時的に反映させることは不可能であった。その他の稀覯書についても、バーゼル大学図書館やロッテルダム図書館での調査を企画していたが、新型コロナウイルス等の影響で断念した。上述の制約の下、①カステリオン思想の全体像の把握、②カステリオン思想における「寛容」の意義の検討、③カステリオンが「寛容」を重視した意図の検討、④カステリオンの教育史への位置づけ、の観点から、彼による仏訳聖書を主題とする論文を当該年度中に公開した。生前、カステリオンはその類まれな語学力をもって聖書翻訳に取り組み、羅訳と仏訳を完成させている。前者が西欧各地で10回以上、対する後者は3回のみの再版であることから、先行研究における関心は主として前者に向けられてきた。しかし分析の結果、構成、文章表現、語彙に至るまで、この仏訳聖書には学識に乏しい平信徒を教化・教導するという意図が看取でき、教育的意義を持つことが明らかとなった。ここから前の①、④について検討することが可能である。さらに翻訳における語彙を詳細に分析したところ、カステリオンの代名詞ともいうべき「寛容」には12種の訳語があてられる一方で、今日よく用いられるtoleranceは一切登場しないことが判明した。寛容の思想史展開に鑑みると、これはカステリオンが16世紀の軛から完全に脱することができていないことの証左であり、前の全ての観点に重要な示唆を与えるとともに、従来のカステリオン像の再考すら迫るものといえる。
英文摘要
前年度に引き続き、関連資料の目録化、閲覧等を行った。二次文献については希望通りの利用が概ねできている。問題となったのは一次史料で、前年度の見込みに反し、一部がEarly English Books Onlineに収録されていることが明らかとなった。だが同データベースの利用は報告者の環境的に厳しく、また国立国会図書館を介すると多くの時間と料金を要するため、研究へ即時的に反映させることは不可能であった。その他の稀覯書についても、バーゼル大学図書館やロッテルダム図書館での調査を企画していたが、新型コロナウイルス等の影響で断念した。上述の制約の下、①カステリオン思想の全体像の把握、②カステリオン思想における「寛容」の意義の検討、③カステリオンが「寛容」を重視した意図の検討、④カステリオンの教育史への位置づけ、の観点から、彼による仏訳聖書を主題とする論文を当該年度中に公開した。生前、カステリオンはその類まれな語学力をもって聖書翻訳に取り組み、羅訳と仏訳を完成させている。前者が西欧各地で10回以上、対する後者は3回のみの再版であることから、先行研究における関心は主として前者に向けられてきた。しかし分析の結果、構成、文章表現、語彙に至るまで、この仏訳聖書には学識に乏しい平信徒を教化・教導するという意図が看取でき、教育的意義を持つことが明らかとなった。ここから前の①、④について検討することが可能である。さらに翻訳における語彙を詳細に分析したところ、カステリオンの代名詞ともいうべき「寛容」には12種の訳語があてられる一方で、今日よく用いられるtoleranceは一切登場しないことが判明した。寛容の思想史展開に鑑みると、これはカステリオンが16世紀の軛から完全に脱することができていないことの証左であり、前の全ての観点に重要な示唆を与えるとともに、従来のカステリオン像の再考すら迫るものといえる。
期刊论文(8)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
セバスティアン・カステリヨンにおける寛容と良心
塞巴斯蒂安·卡斯特利翁的宽容和良心
DOI: --
发表时间: 2021
期刊: 日本の教育史学
影响因子: --
作者: [Fujimoto Manato, Kariyado Toshikaze, Junya Ikemoto and Toshimitsu Ushio, 池本 隼也,潮 俊光, 小山 誠南]
通讯作者: 小山 誠南
セバスティアン・カステリヨンと『ドイツ神学』
塞巴斯蒂安·卡斯特利翁和“德国神学”
DOI: --
发表时间: 2022
期刊: プロテウス
影响因子: --
作者: [Manato Fujimoto, Takuto Kawakami, Mikito Koshino, Junya Ikemoto and Toshimitsu Ushio, 小山誠南]
通讯作者: 小山誠南
An attempt to analyze the French translation of the Bible by Sebastian Castellio : A diversity of tolerance
尝试分析塞巴斯蒂安·卡斯特利奥对圣经的法文翻译:宽容的多样性
DOI: 10.14943/b.edu.141.43
发表时间: 2022
期刊: 北海道大学大学院教育学研究院紀要
影响因子: --
作者: [Unten Yufu, Murai Masatoshi, Sakai Katsuyuki, Asami Yukihiro, Yamamoto Takenori, Masuya Takahiro, Miyoshi Hideto, 小山 誠南]
通讯作者: 小山 誠南
セバスティアン・カステリヨン『疑うすべについて』(第2巻;抄訳)
塞巴斯蒂安·卡斯特利翁(Sebastian Castellon),《论怀疑的原因》(第 2 卷;删节译本)
DOI: --
发表时间: 2021
期刊: 北海道大学大学院教育学研究院紀要
影响因子: --
作者: [Fujimoto Manato, Koshino Mikito, 小山 誠南]
通讯作者: 小山 誠南
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