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「文化の政治性」の多面的考察へ:ボリビア・アンデス農村マチャ村の文化運動を事例に

「文化の政治性」の多面的考察へ:ボリビア・アンデス農村マチャ村の文化運動を事例に
对“文化政治”的多方面审视:以玻利维亚安第斯山脉马查村文化运动为例
批准号:
21J11358
负责人:
山本 尋
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-28 至 2023-03-31

项目摘要

项目成果

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英文摘要
本研究では、ボリビアにおける「ティンク」が背負いうる政治性について多角的に明らかにした。ティンクとは同国ポトシ地方を中心に見られる土着的な祭礼であるが、1980年ごろから同国の都市部で民俗舞踊として再解釈され普及し今に至る。この舞踊はボリビア人の国民感情に深く結びつき、2011年には舞踊ティンクが周辺諸国に模倣されている現状を喧伝する大規模な催しも開かれたほどである。一方で、報告者の主たるフィールドであるサン・ペドロ・デ・マチャ村の先住民組織は、同年、民俗舞踊ティンクが文化を「誤り伝えるもの」であるとして異議申し立て運動を展開し、この運動は祭礼ティンクの国レベルでの文化財登録もって結実した。一連の動向は、先住民運動にその流れをたどるエボ・モラレス政権期(2006年~2019年)のボリビアを特徴づけるものである。文化財登録によって、社会の周縁に置かれてきた者たちの文化的復権が形になった一方で、マチャ村住民は、政権が自分たちにもたらした恩恵を意識する中で、14年に及ぶ同政権のなし崩し的な長期化をも支持することになる。この点、ラテンアメリカ政治における旧弊として繰り返される政治的クライエンテリズムが指摘される。本研究に関わる資料を収集するうちに、「ティンク」と称される音楽が、早くも1970年頃からチリの音楽家によってレコード市場に持ち込まれていたことが明らかになった。ラテンアメリカで親米右派軍事政権が同時多発的に台頭した当時、各地の民衆音楽をオマージュすることで存在感を発揮した「新しい歌(ヌエバ・カンシオン)運動」の一環とみられる。ここから、再解釈される「ティンク」が備える政治性の新たな一面を考察する可能性が見えてくる。その際、ボリビア一国の枠を超えた視点が重要となる。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
再解釈されるティンク:その成立とフォルクローレ界における受容から
丁克被重新诠释:它的形成和在民俗世界中的接受
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [Maruyama Kazuya, Kanazawa Arihiro, Aoshima Sadahito, 山本尋]
通讯作者: 山本尋