現代青年による"キャラ"を介した友人関係に関する研究
現代青年による"キャラ"を介した友人関係に関する研究
批准号:
21J13229
负责人:
村井 史香
金额:
$0.58万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-28 至 2023-03-31
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英文摘要
本研究は、現代青年の友人関係に特有の「キャラ」という仕組みを理解し、その中で生じる不適応への支援方法を提案するために、①小学生~大学生を対象とした「キャラ」の実態とその発達的変化を検討すること、②「キャラ」を介した友人関係が心理的不適応を生じさせるメカニズムを検討することを目的とした。令和4年度は、前年度に実施した、小学生、中学生を対象とした質問紙調査のデータを分析し、以下のことを明らかにした。第1に、キャラという概念は、小学校4年生から5年生にかけて広く知られ、利用されるようになることである。また、小中学生の約3割が、自分のキャラを有していることも示された。第2に、小学生よりも中学生の方が、キャラのメリットとデメリットをよく理解しているが、その分、中学生の方がキャラを演じるストレスを強く感じていることが明らかとなった。第3に、学校段階に関わらず、友人との関係性によって、キャラを演じるストレスの強さは左右されるが、小学生よりも中学生の方が、友人との関係に不安を感じやすく、結果としてキャラを演じるストレスが強まりやすいことが示された。これらの結果から、友人関係の発達に伴って、キャラを持つことや、キャラを演じることの意味が変化する可能性が示唆された。また、大人の視点からは、キャラの保有は否定的に捉えられやすいが、児童・生徒にとってのキャラは、不安定な友人関係を維持するための仕組みである可能性も推察された。よって、大人は、単純にキャラを手放すことを勧めるのではなく、そうした視点を持ったうえで、キャラに悩む児童、生徒に関わる必要があると考えられた。以上の研究成果の一部は、日本発達心理学会大会で発表し、現在、国内誌に投稿中である。
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小中学生における「キャラ」を介した友人関係―実態と「キャラ」に対する考え方を中心に―
中小学生的“人物”友谊:关注现实情境和对“人物”的思考方式
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[奥谷彩香, 井田茂, 兵頭龍樹, 村井史香,中島寿宏,加藤弘通]
通讯作者:
村井史香,中島寿宏,加藤弘通
第3章不登校,コラム③過剰適応:“キャラ”を介した友人関係の視点から 都筑学・加藤弘通・岡田有司・金子泰之(編)教育問題の心理学 何のための研究か?
第三章拒绝上学专栏③过度适应:从“人物”的友谊角度看都筑学、加藤弘道、冈田雄二、金子泰之(编) 教育问题心理学 研究的目的是什么?
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Makoto Sono, Akihisa Fukuda, Tomonori Masuda, Yuichi Fukunaga, TakaakiYoshikawa, Osamu Araki, MunemasaNagao, Satoshi Ogawa, Yukiko Hiramatsu, TakahisaMaruno, Yuki Nakanishi, Hiroshi Seno, 村井史香]
通讯作者:
村井史香
小学生から大学生における「キャラ」の発達的変化の検討
审视从小学生到大学生“品格”的发展变化
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[村井史香,中島寿宏,加藤弘通]
通讯作者:
村井史香,中島寿宏,加藤弘通
「キャラ疲れ」が生じるプロセスの検討―「キャラ」と自己概念との差異に着目して―
审视“性格疲劳”发生的过程 - 关注“性格”与自我概念的差异 -
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Atsuhiro Noguchi, Xiao Sun, Stephen Lin, Tatsuya Harada, 村井史香]
通讯作者:
村井史香
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