総力戦体制期と植民地観光:帝国日本の朝鮮観光を中心に
総力戦体制期と植民地観光:帝国日本の朝鮮観光を中心に
批准号:
21J13448
负责人:
森田 智惠
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-28 至 2023-03-31
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英文摘要
本年度は、1930年代の植民地朝鮮における観光産業の実態と観光産業が朝鮮社会におよぼした影響を明らかにするために、前年度に引き続き地方行政と商工会議所が共同で設立した、半官民の事業団体であった京城観光協会の活動と性格に焦点を当てて研究をおこなった。従来の朝鮮観光史研究では朝鮮観光が日本人の植民地朝鮮にたいする差別意識の形成を促したという点を強調してきた。だがそのような精神的側面のみならず、経済的側面においても観光が重大な役割を担っており、都市経済の発展のために必要とされ、観光斡旋業が拡大し、産業化なされた点を明らかにした。得られた見解を、『歴史問題研究』にコリア語論文を掲載した。さらに本年度は、これまで検討されてこなかったソウルでの日本人男性客の「夜の観光」、つまり観光産業と性産業との結びつきにかかわる京城観光協会の斡旋業務の実態とその意図を明らかにする内容を京都コリアコンソーシアムで報告した。その後の討論を通じて、①観光産業と性産業とのあいだ、つまり料理屋・食堂・カフェ・遊郭などの業者がどのように具体的に連携していたのか、あるいは相反していたのか、②公的機関の官公吏と性産業・観光産業との関連(例えば賄賂・接待があったのかなど)、③「夜の観光」に同席していた日本人女性たちの立場性をどう捉えるかなどの課題を抽出した。これらの論点を検討することは、植民地朝鮮観光を通して植民地社会を構成する空間・人間関係の構築のありよう、つまり植民地社会における多様な権力関係の諸相を明らかにすることにつながる。この内容について現在、論文を執筆中である。これら上記の成果にもとづいて、博士論文を書き進めていきたい。
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夜を視察する――1930年代植民地朝鮮における京城観光協会の活動と日本人観光客
观察夜晚:20世纪30年代庆城旅游协会和日本游客在朝鲜殖民地的活动
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[石井 綾郁, 加藤 邦拓, 池松 香, 川原 圭博, 椎尾 一郎, 森田 智惠]
通讯作者:
森田 智惠
Drifting a colony : life history of Mintaro Yamabe, a poet and bureaucrat in Colonial Korea
漂流殖民地:朝鲜殖民地诗人兼官僚山部敏太郎的生活史
DOI:
10.14988/00028350
发表时间:
2021
期刊:
社会科学
影响因子:
--
作者:
[Sasaki Michihito, Toba Shinsuke, Itakura Yukari, Chambaro Herman M., Kishimoto Mai, Tabata Koshiro, Intaruck Kittiya, Uemura Kentaro, Sanaki Takao, Sato Akihiko, Hall William W., Orba Yasuko, Sawa Hirofumi, 森田 智惠]
通讯作者:
森田 智惠
植民地朝鮮における観光産業の形成ー1930年代京城観光協会の組織と活動
朝鲜殖民地旅游业的形成:1930年代庆城旅游协会的组织和活动
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
歴史問題研究
影响因子:
--
作者:
[板橋勇輝, 井手上敏也, 星野晋太郎, 後藤千裕, 並木宏允, 笹川崇男, 岩佐義宏, 森田智惠]
通讯作者:
森田智惠
1930年代朝鮮観光の端緒ー京城観光協会の活動を中心に
1930年代韩国旅游业的起步 - 以庆城观光协会的活动为中心
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[板倉友香里, 田畑耕史郎, Kittiya Intaruck, 岸本麻衣, 伊藤直人, 大場靖子, 澤洋文, 佐々木道仁, 森田 智惠]
通讯作者:
森田 智惠