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滞日期のポール・クローデルの日本画の受容とその文学的影響に関する研究

滞日期のポール・クローデルの日本画の受容とその文学的影響に関する研究
保罗·克洛岱尔旅日期间日本画的接受及其文学影响研究
批准号:
21K00421
负责人:
大出 敦
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2021-04-01 至 2025-03-31

项目摘要

项目成果

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2022年度は、クローデルの思想に影響を与えた日本画、あるいは日本画家の調査を進め、クローデルが見た江戸時代初期の絵師、狩野探幽をはじめとする狩野派の絵画の特定を行った。クローデルは日記や作品のなかで水墨画や山水画を描写しているが、題名を書いていないため、クローデルの記述をもとに京都大徳寺の孤篷庵などの絵画を特定する作業を行った。たとえばクローデルの日記の「金地にすばらしい絵。鮮やかな緑の竹。相変わらず木の頂部は隠されていて、幹しか見えない。二つの『異なる』時間」と記されているのは、孤篷庵西の間の竹と梅の絵が描かれた襖であると実際に調査をして特定した。一方で、クローデルと親交のあった京都画壇の画家、竹内栖鳳の絵画技法なども分析し、京都国立博物館、京都国立美術館、京都市立藝術大学で調査をした。竹内栖鳳は、クローデルと識り合った頃、四条派の写実から水墨画の技法を使った画風に変化し、クローデルに余白の美学ともいうものを生み出させた。これらの調査と並行して、クローデルが、日本の水墨画や山水画に見出したものの考察を行った。狩野探幽とその後の狩野派の山水水墨画にしても竹内栖鳳の水墨画も余白が重要な要素であるが、余白は描写対象をより効果的に引き立てるものであった。しかし、クローデルは余白を概念把握も表象もしえない非物質的存在の表象と考え、描かれた景物を媒介にして、非物質的存在を認識するものが日本の山水画や水墨画であると認識するようになった。このことをクローデルの散文作品である「日本文学散歩」や「自然と道徳」を用いて分析した。最終的にクローデルにとって、山水画に描かれた景物と余白は絵画上の技法なのではなく、非物質的なものを認識するための媒介であったと分析した。また、この背景にはトマス・アクィナス等のスコラ学からの存在論があるが、同時に日本の禅宗の景況もうかがえることが判明した。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
比喩と論理学 ポール・クローデルの日光体験
隐喻与逻辑:保罗·克洛岱尔的阳光体验
DOI: --
发表时间: 2023
期刊: 教養論叢
影响因子: --
作者: [河島思朗, 松村 剛, 河島思朗, YAMAJO Hirotsugu, 松村 剛, 河島思朗, 河島思朗, YAMAJO Hirotsugu, 河島思朗, 松村 剛, 山上浩嗣, 河島思朗, 山上浩嗣, 松村 剛, 山上浩嗣, 河島思朗(監修), 山上浩嗣, 松村 剛, 山上浩嗣, 河島思朗(監修), 松村 剛, 日本18世紀学会『啓蒙思想の事典』編集委員会, 松村 剛, 山上浩嗣, 大出 敦]
通讯作者: 大出 敦
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