日本手話における指さしの生起環境に関する統語研究
日本手話における指さしの生起環境に関する統語研究
批准号:
21K00499
负责人:
内堀 朝子
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2021-04-01 至 2025-03-31
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英文摘要
令和4年度では,文領域に生起する文末指さしに関連するデータ収集を進め,文末指さしを文法的一致現象における一致素性の具現化と見る分析を試みた。日本手話の文末指さしは,手話言語で人称代名詞としての文法機能を果たす指さしと,形態的に同じように見えるため,代名詞とされることが多い。特に,文末の動詞と形態音韻的に一体となって表出されるため,接語代名詞という見方がある(市田1994, 1998, 2005ほか)。しかし,ロマンス諸語の接語代名詞と比較したところ,文末指さしの持つ指示性が,人称代名詞が通常示す指示特性である特定性に縛られず,不特定の解釈を持つ名詞句を示せるということを確かめた。この事実から,文末指さしを接語代名詞とする分析は妥当でないことが分かった。さらに,日本手話の文末指さしは,話題要素ないし主語を示せるとの従来の指摘についても,確認した。そこで,Miyagawa(2017)の文法的一致に関する普遍性の仮説に基本的に従い,文末指さしを,自然言語に共通する文法的一致素性が T 主要部にある場合には主語一致,C 主要部にある場合には話題一致を,形態的に具現化したものと見なす分析を提案した。文末指さしは,WH要素などとの語順から,節構造におけるC主要部の位置で音韻的に表出されていると考えられるため,CP指定部に現われる話題要素との一致が生じる際にはその一致素性の値を主要部として具現化し,TP指定部に現われる主語との一致が起きる際にはその一致素性を担うT主要部との隣接性による形態的併合の結果,T主要部の素性がC主要部の文末指さしで具現化されると仮定した。今後さらにCP領域内の他の要素と文末指さしの語順や共起関係などの調査を進めていくが,この分析が成り立つ限りにおいて,文末指さしが節の周縁領域すなわちCP領域内に生起するものであるという仮説が支持されるものと考えている。
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SLで見る Set formation/Form sequenceと数素性の一致
SL 中的集合形成/形成序列和数字素数匹配
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Javanmardi Parimah, Spring Ryan, Uehara Satoshi, 上田由紀子・内堀朝子, 内堀朝子]
通讯作者:
内堀朝子
"Analyzing head nod expressons by L2 learners of Japanese Sign Language: A comparison with native Japanese Sign Language learners." In Kazumi Matsuoka, Marie Coppola, Onno Crasborn (eds). East Asian Sign Linguistics. 241-261
“分析日本手语 L2 学习者的点头表达:与母语日本手语学习者的比较。”
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shimotani, Natsuko]
通讯作者:
Natsuko
HOBBY CAMPING READING FILM HOBBY: Noun Doubling in Japanese Sign Language
爱好露营 看电影爱好:日语手语中的名词重复
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hirayama, Hitomi and Kazumi Matsuoka]
通讯作者:
Hitomi and Kazumi Matsuoka
「文末指さし」松岡和美・内堀朝子(編)『日本手話のトピック:基礎から最前線へ』113-144
“指向句子的末尾” Kazumi Matsuoka 和 Asako Uchibori(编) 日本手语主题:从基础到前线,113-144
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Danielle Barth, Nicholas Evans, I Wayan Arka, Henrik Bergqvist, Diana Forker, Sonja Gipper, Gabrielle Hodge, Eri Kashima, Yuki Kasuga, Carine Kawakami, Yukinori Kimoto, Dominique Knuchel, Norikazu Kogura, Keita Kurabe, John Mansfield, Heiko Narrog, Desak , 松岡和美・内堀朝子(編), 王安, 内堀朝子・今西祐介・上田由紀子]
通讯作者:
内堀朝子・今西祐介・上田由紀子
「プロソディ」松岡和美・内堀朝子(編) 『日本手話のトピック:基礎から最前線へ』 53-80
《韵律》松冈一美和内堀朝子(主编)《日本手语专题:从基础到前线》53-80
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Danielle Barth, Nicholas Evans, I Wayan Arka, Henrik Bergqvist, Diana Forker, Sonja Gipper, Gabrielle Hodge, Eri Kashima, Yuki Kasuga, Carine Kawakami, Yukinori Kimoto, Dominique Knuchel, Norikazu Kogura, Keita Kurabe, John Mansfield, Heiko Narrog, Desak , 松岡和美・内堀朝子(編), 王安, 内堀朝子・今西祐介・上田由紀子, 王安, Yasunori Takahashi, 古閑恭子, 飯田真紀, 古閑恭子, 下谷奈津子・前川和美]
通讯作者:
下谷奈津子・前川和美
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