開放体系における金融不安定性モデルと日本経済分析
開放体系における金融不安定性モデルと日本経済分析
批准号:
21K01443
负责人:
渡邉 敏生
金额:
$2.41万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2021-04-01 至 2025-03-31
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英文摘要
本研究の目的は、金融不安定性仮説を展開したMinsky(1975)の議論を閉鎖体系から開放体系へと展開することを目的としている。閉鎖モデルから開放モデルへと一貫した体系を築き上げるために、閉鎖モデルのエッセンスを整理し、その上で簡潔で説得力のある開放マクロモデルの構築を目指していく。開放モデルを構築する際の重要な想定として、為替制度の違いや資本移動の程度を明確に区別することが挙げられる。また、金融面に焦点をあてた場合、国際収支バランスにおいて、金融収支を明示する必要がある。しかしながら、2021年度に構築したモデルには、これらの想定や定式化に不明確な点があった。そこで、2022年度はモデルの修正を行った。特に、家計が外国債を購入することを想定して、外国債券市場を明示的に扱った。ポートフォリオ・バランス・アプローチを用いた家計の資産選択行動の明示化は、マクロモデルのミクロ的基礎付けとしても有効である。また、家計の外国債の需要が、期待為替変動に影響されることを定式化することで、為替変動がマクロ経済の安定性に及ぼす影響も分析できるようになる。モデルは、2021年度のモデルと同様に、ストック変数(資本など)を一定とする静学モデルを構築したのち、ストック変数が変動する動学モデルへと展開される。結論として、経済の安定に必要な条件を指摘した。しかし、課題として経済変数が多いことが挙げられる。モデルを可能な限り簡潔化して、解析的に解くだけでなく、シミュレーション分析をすることでモデルの特徴を示していきたいと考えている。最後に、前年度投稿していた本研究課題に関わる研究論文が国際雑誌にアクセプトされた。また、同論文を第27回進化経済学会において報告した。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Genya Kobayashi, 渡邉敏生]
通讯作者:
渡邉敏生
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