脱逸脱をめぐる当事者活動の社会学と新しい逸脱論の研究
脱逸脱をめぐる当事者活動の社会学と新しい逸脱論の研究
批准号:
21K01939
负责人:
佐藤 哲彦
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
2022年度はいわゆるコロナ禍も前年度よりは下火となり、調査環境が比較的回復してきたため、本研究において予定していた調査研究を行うことが可能となった。ただしその過程においては、申請時には想定できなかった事態も発生したため、むしろその事態を積極的に活用することを通して、従来では不可能な調査を行うことが出来た。その一つは国政選挙の選挙活動である。まずセックスワーカーの運動を記述する一つの方法として、国政選挙に立候補した元セックスワーカーの選挙活動を観察・記録し、そこで用いられる言説やそれに対する応答などを記述することで、脱逸脱をめぐる当事者活動の一端を明らかにする調査研究を推し進めることができた。とくに全国各地でセックスワーカーと、さらには彼ら/彼女らのスタッフと話し合えたことは非常に貴重な体験であった。もう一つは再編されたセックスワーカーの運動である。9月にベルギーで開催されたESWA CONGRESS 2022という欧州セックスワーカーの第1回大会に参加し、観察と交流を通して、セックスワーカー運動の現在の焦点とその経緯について考察することが可能となった。ESWA大会後にはESWAの活動を広く示すためにEU議会でEU議員と議論する場も設定され、そもそもセックスワーク問題がどのような問題かという文脈や位置づけ、とくに労働や健康との関係で意味づけていく交渉過程が観察可能であった。ただし、脱逸脱をめぐる当事者活動というより広い観点からすると、ESWAではハーム・リダクションについて議論する機会はあるものの、ハーム・リダクション活動のネットワークとの結びつきはそれほど強くなく、いくつかのトピックを通して、個別的な政策的・研究的側面での結びつきが観察された。またこれらと並行して、日本の薬物使用状況と薬物政策の戦後史を、国際的な視野に収めるための議論の成果を刊行することが出来た。
英文摘要
2022年度はいわゆるコロナ禍も前年度よりは下火となり、調査環境が比較的回復してきたため、本研究において予定していた調査研究を行うことが可能となった。ただしその過程においては、申請時には想定できなかった事態も発生したため、むしろその事態を積極的に活用することを通して、従来では不可能な調査を行うことが出来た。その一つは国政選挙の選挙活動である。まずセックスワーカーの運動を記述する一つの方法として、国政選挙に立候補した元セックスワーカーの選挙活動を観察・記録し、そこで用いられる言説やそれに対する応答などを記述することで、脱逸脱をめぐる当事者活動の一端を明らかにする調査研究を推し進めることができた。とくに全国各地でセックスワーカーと、さらには彼ら/彼女らのスタッフと話し合えたことは非常に貴重な体験であった。もう一つは再編されたセックスワーカーの運動である。9月にベルギーで開催されたESWA CONGRESS 2022という欧州セックスワーカーの第1回大会に参加し、観察と交流を通して、セックスワーカー運動の現在の焦点とその経緯について考察することが可能となった。ESWA大会後にはESWAの活動を広く示すためにEU議会でEU議員と議論する場も設定され、そもそもセックスワーク問題がどのような問題かという文脈や位置づけ、とくに労働や健康との関係で意味づけていく交渉過程が観察可能であった。ただし、脱逸脱をめぐる当事者活動というより広い観点からすると、ESWAではハーム・リダクションについて議論する機会はあるものの、ハーム・リダクション活動のネットワークとの結びつきはそれほど強くなく、いくつかのトピックを通して、個別的な政策的・研究的側面での結びつきが観察された。またこれらと並行して、日本の薬物使用状況と薬物政策の戦後史を、国際的な視野に収めるための議論の成果を刊行することが出来た。
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Symbolic Meaning of the Amphetamine-Type Stimulant Problem Throughout the Restoration of Japanese Society after WWII
安非他明类兴奋剂问题在二战后日本社会恢复过程中的象征意义
DOI:
10.4324/9780429058141-32
发表时间:
2022
期刊:
Routledge Handbook of Intoxicants and Intoxication
影响因子:
--
作者:
[石原 俊, 西村怜馬, 羽切朋子, 羽切 学, 安達智史, Sato Akihiko]
通讯作者:
Sato Akihiko
Routledge Handbook of Intoxicants and Intoxication
劳特利奇麻醉品和中毒手册
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Avelar, LB]
通讯作者:
Avelar, LB
大麻使用は犯罪か?
使用大麻是否构成犯罪?
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[石塚伸一, 加藤武士, 長吉秀夫, 正高佑志, 松本俊彦, 佐藤哲彦(第三章の執筆担当)]
通讯作者:
佐藤哲彦(第三章の執筆担当)
アディクションの地平線
成瘾地平线
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[松本俊彦, 佐藤哲彦(第九章の執筆担当)]
通讯作者:
佐藤哲彦(第九章の執筆担当)
脱逸脱をめぐる当事者活動とポスト・パンデミック状況における社会統制の研究
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批准号:24K05271
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2024
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负责人:佐藤 哲彦
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依托单位:
捜査技術の近代化に関する実証的研究
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批准号:13710114
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.41万
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财政年份:2001
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负责人:佐藤 哲彦
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依托单位:
薬物使用者における薬物使用と社会制御の実証的研究
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批准号:10710091
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1998
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负责人:佐藤 哲彦
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依托单位:
海外基金