不適切養育が子どもの心の発達に及ぼす影響:多角的手法による生物学的基盤の解明
不適切養育が子どもの心の発達に及ぼす影響:多角的手法による生物学的基盤の解明
批准号:
21K02352
负责人:
牧田 快
金额:
$2.58万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2021-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
不適切養育(虐待やネグレクト等)を経験することで,神経発達症様の症状やトラウマ関連障害の症状が発現するリスクが高まり,多動性障害,気分障害,人格障害などの重篤な精神疾患へ推移していく可能性もある。このような症状は,重症化率,併存率も高く,治療応答性が低い。よってこのような子どもには,より早期の対応が望ましく,教育社会面での支援が急務である。しかし,現状では不適切養育を背景要因としたこのような疾患様は,そうでない他の発達障害との鑑別困難性から,適切な診断とそれに基づく対応の構築は未だ十分とは言えない。本研究では,不適切養育を受けた子どもを主な対象とし,認知神経科学,小児発達学,分子生物学の手法を用いて,子どもの心の発達を多角的に,また同じ参加者を複数回計測することで縦断的に検討することを目的としている。計測内容は,質問紙による心理・臨床指標,MRIを用いた脳構造・脳機能データ,唾液採取による生体試料の収集である。本研究から得られる知見は,不適切養育を受けた子どもの心の発達の理解とその対応方策,社会的養育の在り方やその構築方法の確立に寄与するものである。研究対象は児童青年期の不適切養育下にあった子ども(不適切養育群)と,対照となる子ども(定型群)である。同一対象に対して年1度の頻度で複数回データを収集することにより,横断データのみならず縦断データとしてその発達の過程を計測する。本年度(令和4年)は研究体制および実施計画の見直しと再構築を行い,実験内容・実験環境の構築を行い,研究対象者のデータ収集を進めつつ解析に取り組んでいる。
英文摘要
不適切養育(虐待やネグレクト等)を経験することで,神経発達症様の症状やトラウマ関連障害の症状が発現するリスクが高まり,多動性障害,気分障害,人格障害などの重篤な精神疾患へ推移していく可能性もある。このような症状は,重症化率,併存率も高く,治療応答性が低い。よってこのような子どもには,より早期の対応が望ましく,教育社会面での支援が急務である。しかし,現状では不適切養育を背景要因としたこのような疾患様は,そうでない他の発達障害との鑑別困難性から,適切な診断とそれに基づく対応の構築は未だ十分とは言えない。本研究では,不適切養育を受けた子どもを主な対象とし,認知神経科学,小児発達学,分子生物学の手法を用いて,子どもの心の発達を多角的に,また同じ参加者を複数回計測することで縦断的に検討することを目的としている。計測内容は,質問紙による心理・臨床指標,MRIを用いた脳構造・脳機能データ,唾液採取による生体試料の収集である。本研究から得られる知見は,不適切養育を受けた子どもの心の発達の理解とその対応方策,社会的養育の在り方やその構築方法の確立に寄与するものである。研究対象は児童青年期の不適切養育下にあった子ども(不適切養育群)と,対照となる子ども(定型群)である。同一対象に対して年1度の頻度で複数回データを収集することにより,横断データのみならず縦断データとしてその発達の過程を計測する。本年度(令和4年)は研究体制および実施計画の見直しと再構築を行い,実験内容・実験環境の構築を行い,研究対象者のデータ収集を進めつつ解析に取り組んでいる。
期刊论文(6)
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会议论文
Effects of intranasal oxytocin on neural reward processing in children and adolescents with reactive attachment disorder: A randomized controlled trial
鼻内催产素对反应性依恋障碍儿童和青少年神经奖励处理的影响:一项随机对照试验
DOI:
10.3389/frcha.2022.1056115
发表时间:
2023
期刊:
Frontiers in Child and Adolescent Psychiatry
影响因子:
--
作者:
[Takiguchi Shinichiro, Makita Kai, Fujisawa Takashi X., Nishitani Shota, Tomoda Akemi]
通讯作者:
Tomoda Akemi
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