低樹高開花性を利用したマタタビ属植物の新品種群育成とキウイフルーツ用台木への応用
低樹高開花性を利用したマタタビ属植物の新品種群育成とキウイフルーツ用台木への応用
批准号:
21K05565
负责人:
酒井 かおり
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2021-04-01 至 2026-03-31
关键词:
中文摘要
果樹では,育種による品種そのものの改良に加え,機能性をもつ台木品種を用いた接木苗により,樹高,樹勢,収穫時期,病虫害抵抗性等をコントロールすることができる.雌雄異株で大型のつる性木本植物であるキウイフルーツ等のマタタビ属植物は,育種過程および栽培過程に広大な面積と長い年月を必要とする.マタタビ属植物の台木は一般に共台であるため,樹勢コントロールや様々な土壌への適応性拡大のための台木品種の育成が望まれている.そこで本研究では,日本に自生するマタタビ属植物を用いて,1.未解明でかつ未活用の遺伝資源である低樹高開花系統の遺伝的背景を明らかにし,2.種内・種間交配により低樹高開花性の遺伝性の解明および低樹高開花品種群の育成を目指すとともに,3.機能性台木品種としての活用を図ることを目的としている.日本に自生するマタタビ属植物には,30cm程度の挿木2年生苗で開花・結実する低樹高開花性をもつ系統が含まれていることを明らかにしてきた.挿木苗を用いた低樹高開花系統および品種の生育調査,および低樹高開花性系統および品種を台木に用いた苗木の継続的な生育調査を行っている.低樹高開花系統はポット栽培でも開花することから,栽培温度を制御することにより落葉,発芽および開花をコントロールできる栽培方法を明らかにした.種子親または花粉親が低樹高開花性品種・系統である種間・種内交配により得られた実生について,形態および開花までの期間を継続的に調査している.
英文摘要
果樹では,育種による品種そのものの改良に加え,機能性をもつ台木品種を用いた接木苗により,樹高,樹勢,収穫時期,病虫害抵抗性等をコントロールすることができる.雌雄異株で大型のつる性木本植物であるキウイフルーツ等のマタタビ属植物は,育種過程および栽培過程に広大な面積と長い年月を必要とする.マタタビ属植物の台木は一般に共台であるため,樹勢コントロールや様々な土壌への適応性拡大のための台木品種の育成が望まれている.そこで本研究では,日本に自生するマタタビ属植物を用いて,1.未解明でかつ未活用の遺伝資源である低樹高開花系統の遺伝的背景を明らかにし,2.種内・種間交配により低樹高開花性の遺伝性の解明および低樹高開花品種群の育成を目指すとともに,3.機能性台木品種としての活用を図ることを目的としている.日本に自生するマタタビ属植物には,30cm程度の挿木2年生苗で開花・結実する低樹高開花性をもつ系統が含まれていることを明らかにしてきた.挿木苗を用いた低樹高開花系統および品種の生育調査,および低樹高開花性系統および品種を台木に用いた苗木の継続的な生育調査を行っている.低樹高開花系統はポット栽培でも開花することから,栽培温度を制御することにより落葉,発芽および開花をコントロールできる栽培方法を明らかにした.種子親または花粉親が低樹高開花性品種・系統である種間・種内交配により得られた実生について,形態および開花までの期間を継続的に調査している.
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