脂肪酸のTLR10発現誘導機構の解明と生体塗布での抗炎症作用の検証
脂肪酸のTLR10発現誘導機構の解明と生体塗布での抗炎症作用の検証
批准号:
21K05889
负责人:
河原 岳志
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
これまでの研究で、遊離型の脂肪酸がヒト皮膚角化細胞においてToll様受容体10(TLR10)の発現を誘導する作用を見いだしてきた。TLR10は自然免疫応答を担うパターン認識受容体にあって、コンセンサスの得られたリガンドは知られておらず、その応答も抗炎症作用に関わるものが多い。本研究では脂肪酸がTLR10を誘導する作用機序の解明のため、誘導に関わるシグナル伝達分子を明らかにする目的で以下の研究を行った。本年度の研究では、皮膚角化細胞においてTLR10を誘導し得るシグナル伝達経路の候補分子として、NF-κB、ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体(PPARs)に焦点を当てた。ヒト皮膚角化細胞株HaCaTに対するレポーターアッセイならびにアゴニスト・アンタゴニストを用いた検討の結果、脂肪酸によるTLR10誘導時にNF-κBの活性化やその結果生じる炎症性サイトカインの発現誘導は観察されなかった。一方で、PPARsやGPRsの各種アゴニストによるTLR10の誘導は確認され、これらの分子を介したシグナル伝達がTLR10の誘導に関与している可能性が示された。しかしながら、各PPAR単独のアンタゴニスト処理によって、脂肪酸によるTLR10誘導を阻害する作用はみいだせなかった。以上の結果から、脂肪酸によるTLR10誘導には、TLR等を介したNF-κBの活性化は関与しておらず、少なくともPPARsやGPRsなどの脂質受容体を介した複合的なシグナル伝達が関わっている可能性が示された。これまでの研究で脂肪酸によるTLR10誘導作用にアシル基の構造の違いが影響することが示されてきたが、この作用の違いも各脂肪酸と各PPARとの相互作用バランスの違いによって生じている可能性が考えられる。
英文摘要
これまでの研究で、遊離型の脂肪酸がヒト皮膚角化細胞においてToll様受容体10(TLR10)の発現を誘導する作用を見いだしてきた。TLR10は自然免疫応答を担うパターン認識受容体にあって、コンセンサスの得られたリガンドは知られておらず、その応答も抗炎症作用に関わるものが多い。本研究では脂肪酸がTLR10を誘導する作用機序の解明のため、誘導に関わるシグナル伝達分子を明らかにする目的で以下の研究を行った。本年度の研究では、皮膚角化細胞においてTLR10を誘導し得るシグナル伝達経路の候補分子として、NF-κB、ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体(PPARs)に焦点を当てた。ヒト皮膚角化細胞株HaCaTに対するレポーターアッセイならびにアゴニスト・アンタゴニストを用いた検討の結果、脂肪酸によるTLR10誘導時にNF-κBの活性化やその結果生じる炎症性サイトカインの発現誘導は観察されなかった。一方で、PPARsやGPRsの各種アゴニストによるTLR10の誘導は確認され、これらの分子を介したシグナル伝達がTLR10の誘導に関与している可能性が示された。しかしながら、各PPAR単独のアンタゴニスト処理によって、脂肪酸によるTLR10誘導を阻害する作用はみいだせなかった。以上の結果から、脂肪酸によるTLR10誘導には、TLR等を介したNF-κBの活性化は関与しておらず、少なくともPPARsやGPRsなどの脂質受容体を介した複合的なシグナル伝達が関わっている可能性が示された。これまでの研究で脂肪酸によるTLR10誘導作用にアシル基の構造の違いが影響することが示されてきたが、この作用の違いも各脂肪酸と各PPARとの相互作用バランスの違いによって生じている可能性が考えられる。
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クロモジ熱水抽出物のコロナウイルスOC43に対する感染抑制作用
黑路热水提取物对冠状病毒 OC43 的感染抑制作用
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
薬理と治療(Japanese Pharmacology & Therapeutics)
影响因子:
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作者:
[河原岳志, 芦部文一朗, 松見繁]
通讯作者:
松見繁
コロナウイルスOC43 に対するクロモジ熱水抽出物の作用
Kuromodi 热水提取物对冠状病毒 OC43 的作用
DOI:
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发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yamazaki Takeshi, Takeda Hisato, Sasaki Osamu, 河原岳志,芦部文一朗,松見 繁]
通讯作者:
河原岳志,芦部文一朗,松見 繁
クロモジ熱水抽出物の 抗インフルエンザウイルス活性成分の検討
黑地热水提取物抗流感病毒活性成分的研究
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
Japanese Pharmacology & Therapeutics
影响因子:
--
作者:
[河原岳志, 芦部文一朗, 松見 繁]
通讯作者:
松見 繁
過酸化脂肪酸によるTLR10発現誘導作用の評価
脂肪酸过氧化物诱导TLR10表达的效果评价
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[馬場琢都, 河原岳志]
通讯作者:
河原岳志
牛乳由来ガングリオシドの皮膚角質層におけるウイルス感染抑制作用の評価
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批准号:24K09210
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2024
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负责人:河原 岳志
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依托单位:
カゼインホスホペプチドのIgA産生増強作用に関与する細胞及びレセプター分子の解明
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批准号:15780174
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.56万
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财政年份:2004
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负责人:河原 岳志
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依托单位:
国内基金
海外基金
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基于“短链脂肪酸-巨噬细胞极化-GLP-1”途径探究培土育嗣汤防治肥胖型PCOS 并发GDM 的机制
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批准号:ZCLHDMY26H0401
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:陈雪琴
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依托单位:
短链脂肪酸调控AMPK/SRC代谢信号通路介导泛凋亡缓解脓毒症相关急性肾损伤的肠-肾轴机制 研究
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批准号:JCZRLH202600069
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:
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依托单位:
Sestrin2/SENP1/Sirt3信号轴介导的脂肪酸代谢重编程在脓毒症早期衰老心肌易损性增加的机制
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批准号:JCZRLH202602103
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:
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依托单位:
FABP5 介导的脂肪酸代谢失调在青光眼视神经损伤中的作用及机制研究
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批准号:2026JJ60600
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:曾洲
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依托单位:
转录因子KLF4介导MARK4活性调控脂肪酸β-氧化抑制心肌细胞死亡在糖尿病心肌病中的机制研究
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批准号:JCZRQNB202601096
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:
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依托单位:
探讨小檗碱通过调节肠道菌群改善脂肪酸代谢治疗移植物抗宿主病的机制研究
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批准号:2026JJ82050
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:李林
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依托单位:
基于脂肪酸代谢探讨陶土板推拿疗法对精神分裂症幻听的干预效果及机制研究
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批准号:2026JJ82530
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:梁小丽
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依托单位:
肠道菌群代谢产物SCFA调控Th1/Th2失衡在儿童过敏性鼻炎中的作用及益生菌靶向干预研究
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批准号:2026JJ82542
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:谢骏
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依托单位:
肺复方通过FASN/SCD1/DGAT1通路重编程脂肪酸代谢干预肺癌转移的机制研究
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批准号:2026JJ81853
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:邱云
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依托单位:
运动干预调控肠道菌群短链脂肪酸延缓帕金森病进展的作用机制研究
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批准号:JCZRLH202601583
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项目类别:省市级项目
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批准年份:2026
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负责人:
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依托单位: