ヒト肉腫自然発症モデルを利用した血中悪性化指標マーカーの探索
ヒト肉腫自然発症モデルを利用した血中悪性化指標マーカーの探索
批准号:
21K07192
负责人:
山田 大祐
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
マウス腫瘍モデルにおいて、Prrx1陽性な肢芽間葉系細胞系譜の細胞が肉腫の起源となることが報告されている。肉腫を含めた複数のがん種において、がん抑制遺伝子TP53の変異が確認されていることから、昨年度はTP53が欠損したヒト多能性幹細胞の樹立を行った。本年度は、TP53を欠損させた拡大培養が可能なヒト多能性幹細胞由来肢芽間葉系細胞、Expandable limb bud-like mesenchymal cell(ExpLBM)にドキシサイクリン誘導的にIDH1R132C変異体あるいはEWS-FLI1の発現させる系、もしくはRB1のノックダウンを可能にする系を導入し、NOD-SCIDマウスの腎被膜下への移植を行った後にドキシサイクリンを投与することで腫瘍形成の有無を確認することにした。ドキシサイクリン投与5ヶ月後にマウスを屠殺し腎臓を摘出した結果、IDH1R132CあるいはEWS-FLI1の発現では腫瘍の形成は認められなかったが、RB1ノックダウン群では腫瘍の形成が認められた。また、腎組織への腫瘍細胞の浸潤も確認された。ヒト多能性幹細胞に関してはTP53が欠損した414C2(ヒトiPS細胞株)とSEES4(ヒトES細胞株)を用いたが、両株ともにRB1ノックダウンによって腫瘍が形成されることが確認出来た。形成された腫瘍の組織切片を用いて、PRRX1の免疫染色を行ったところ、腫瘍はPRRX1陽性であることが見出された。また、ヒト骨肉腫の臨床検体由来の組織切片において、PRRX1の免疫染色を行った結果、腫瘍領域においてPRRX1陽性細胞が確認された。以上のことから、ExpLBMを用いた肉腫モデルの構築は順調に進んでいると考えられる。
英文摘要
マウス腫瘍モデルにおいて、Prrx1陽性な肢芽間葉系細胞系譜の細胞が肉腫の起源となることが報告されている。肉腫を含めた複数のがん種において、がん抑制遺伝子TP53の変異が確認されていることから、昨年度はTP53が欠損したヒト多能性幹細胞の樹立を行った。本年度は、TP53を欠損させた拡大培養が可能なヒト多能性幹細胞由来肢芽間葉系細胞、Expandable limb bud-like mesenchymal cell(ExpLBM)にドキシサイクリン誘導的にIDH1R132C変異体あるいはEWS-FLI1の発現させる系、もしくはRB1のノックダウンを可能にする系を導入し、NOD-SCIDマウスの腎被膜下への移植を行った後にドキシサイクリンを投与することで腫瘍形成の有無を確認することにした。ドキシサイクリン投与5ヶ月後にマウスを屠殺し腎臓を摘出した結果、IDH1R132CあるいはEWS-FLI1の発現では腫瘍の形成は認められなかったが、RB1ノックダウン群では腫瘍の形成が認められた。また、腎組織への腫瘍細胞の浸潤も確認された。ヒト多能性幹細胞に関してはTP53が欠損した414C2(ヒトiPS細胞株)とSEES4(ヒトES細胞株)を用いたが、両株ともにRB1ノックダウンによって腫瘍が形成されることが確認出来た。形成された腫瘍の組織切片を用いて、PRRX1の免疫染色を行ったところ、腫瘍はPRRX1陽性であることが見出された。また、ヒト骨肉腫の臨床検体由来の組織切片において、PRRX1の免疫染色を行った結果、腫瘍領域においてPRRX1陽性細胞が確認された。以上のことから、ExpLBMを用いた肉腫モデルの構築は順調に進んでいると考えられる。
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ヒト多能性幹細胞から手足の元である肢芽間葉系細胞の誘導・拡大培養に成功
成功诱导并扩增来自人类多能干细胞的肢体起源的肢芽间充质细胞
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
ヒト多能性幹細胞からの軟骨前駆細胞の誘導と、その拡大培養方法の開発
从人类多能干细胞诱导软骨祖细胞并开发扩大其培养的方法
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[山田大祐, 髙尾知佳, 中村正裕, Ming Lu , 戸口田淳也, 宝田剛志]
通讯作者:
宝田剛志
骨系統疾患特異的iPS由来ヒト肢芽間葉系細胞を用いたハイスループット薬剤スクリーニングシムテムの構築
利用骨谱系疾病特异性iPS来源的人肢芽间充质细胞构建高通量药物筛选系统
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[山田大祐, 髙尾知佳, 中村正裕, Ming Lu, 戸口田淳也, 宝田剛志]
通讯作者:
宝田剛志
DOI:
10.1038/s41551-021-00778-x
发表时间:
2021-08-09
期刊:
NATURE BIOMEDICAL ENGINEERING
影响因子:
28.1
作者:
[Yamada, Daisuke, Nakamura, Masahiro, Takarada, Takeshi]
通讯作者:
Takarada, Takeshi
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