眼の水晶体等価線量限度に関する医療法改正対応への新たな線量計一体型防護眼鏡の開発
眼の水晶体等価線量限度に関する医療法改正対応への新たな線量計一体型防護眼鏡の開発
批准号:
21K07702
负责人:
平川 雅和
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本年度は、新たな防護眼鏡(0.07mmPb)を使用した検討を行った。新たな防護眼鏡は角度調整機能ありで、術者の顔面によりフィットすることで、防護効果が高いと報告されている。新たな防護眼鏡を使用し、IVR(画像下治療)術者の水晶体線量および防護眼鏡の遮蔽率を昨年のデータとの比較検討を行った。なお、水晶体線量は、防護眼鏡外の頚部に装着したガラスバッジと水晶体専用線量計DOSIRISを防護眼鏡下左目近傍に装着し測定した。結果:新たな防護眼鏡(0.07mmPb、角度調整機能あり)を使用したIVR術者の水晶体線量(mSv,ガラスバッジ/DOSIRIS)は、6.9/4.2, 8.1/4.8, 3.7/1.9であった。水晶体線量20mSv/年を超える術者は存在しなかった。新たな防護眼鏡の遮蔽率は、39.1%,40.7%,48.6%で、平均42.8%であった。前年度の3名のIVR術者の防護眼鏡(0.07mmPb、角度調整機能なし)の遮蔽率は平均42.7%のであった。考察:今回の対象術者で、角度調整機能ありの新しい防護眼鏡の平均遮蔽率は、前年の角度調整機能なしの防護眼鏡と同等であった。文献的には、角度調整機能付き防護眼鏡の遮蔽率は、調整機能なしの防護眼鏡よりわずかに向上するとの報告があり、本検討の結果と同様と考えられた。各術者の遮蔽率では、前年と同一の術者の遮蔽率は、前年は42.7%であったが、角度機能調整機能を有する防護眼鏡を使用することで48.6%と若干向上した術者も存在した。角度調整をした場合にも各術者の顔面の形態によっては、眼鏡と顔面の十分なフィットが得られず、隙間より進入した散乱線による水晶体被ばくを生じている可能性が考えられた。角度機能調整機能付き防護眼鏡よりも安定的な防護機能を有する防護具により、術者およびIVRの種類に依存しない水晶体線量削減が可能となる推察している。
英文摘要
本年度は、新たな防護眼鏡(0.07mmPb)を使用した検討を行った。新たな防護眼鏡は角度調整機能ありで、術者の顔面によりフィットすることで、防護効果が高いと報告されている。新たな防護眼鏡を使用し、IVR(画像下治療)術者の水晶体線量および防護眼鏡の遮蔽率を昨年のデータとの比較検討を行った。なお、水晶体線量は、防護眼鏡外の頚部に装着したガラスバッジと水晶体専用線量計DOSIRISを防護眼鏡下左目近傍に装着し測定した。結果:新たな防護眼鏡(0.07mmPb、角度調整機能あり)を使用したIVR術者の水晶体線量(mSv,ガラスバッジ/DOSIRIS)は、6.9/4.2, 8.1/4.8, 3.7/1.9であった。水晶体線量20mSv/年を超える術者は存在しなかった。新たな防護眼鏡の遮蔽率は、39.1%,40.7%,48.6%で、平均42.8%であった。前年度の3名のIVR術者の防護眼鏡(0.07mmPb、角度調整機能なし)の遮蔽率は平均42.7%のであった。考察:今回の対象術者で、角度調整機能ありの新しい防護眼鏡の平均遮蔽率は、前年の角度調整機能なしの防護眼鏡と同等であった。文献的には、角度調整機能付き防護眼鏡の遮蔽率は、調整機能なしの防護眼鏡よりわずかに向上するとの報告があり、本検討の結果と同様と考えられた。各術者の遮蔽率では、前年と同一の術者の遮蔽率は、前年は42.7%であったが、角度機能調整機能を有する防護眼鏡を使用することで48.6%と若干向上した術者も存在した。角度調整をした場合にも各術者の顔面の形態によっては、眼鏡と顔面の十分なフィットが得られず、隙間より進入した散乱線による水晶体被ばくを生じている可能性が考えられた。角度機能調整機能付き防護眼鏡よりも安定的な防護機能を有する防護具により、術者およびIVRの種類に依存しない水晶体線量削減が可能となる推察している。
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