先制医療に向けた胎児発育不全における抗酸化物質を用いた胎児治療開発
先制医療に向けた胎児発育不全における抗酸化物質を用いた胎児治療開発
批准号:
21K07777
负责人:
村田 強志
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
昨年度に引き続き、児へのストレスの代替案として、当教室で作成の実績がある妊娠日齢120程度の早産・低出生体重胎仔モデルを対象とし、酸化ストレスを除去しうる物質として、切迫早産治療で頻用される子宮収縮抑制薬、リトドリン塩酸塩を選択した。当該年度において、保存血清と合わせて、妊娠ヒツジ計10頭の母獣胎仔の血清を収集した。リトドリン塩酸塩は短期投与による血管拡張作用があると考えられ、微小組織の血流に影響を及ぼし、酸化ストレスを減少させるといった仮説を考えた。引き続き、早産・低出生体重胎仔モデルに対するリトドリン塩酸塩の母獣投与の有無によって、母獣、胎仔の活性酸素種マーカーの変動が生じるかどうかを調べた。リトドリン塩酸塩投与群ではリトドリン塩酸塩を2時間投与し、コントロール群では生理食塩液を2時間投与した。母獣、胎仔の血清はそれぞれ薬物投与前、薬物投与開始後1時間および2時間で採取した。採取した母獣、胎仔血清において、ELISAにて8-hydroxy-2'-deoxyguanosine(8-OHdG)を測定したが、リトドリン塩酸塩の投与前後において、また、リトドリン塩酸塩投与群と非投与群との比較において、8-OHdGの有意な変化は認めなかった。早産・低出生体重胎仔モデルにおいて、リトドリン塩酸塩が母獣、胎仔の活性酸素種を減少させるantioxidative effectは証明されず、また、活性酸素種が増加する有害事象も示唆されなかった。本研究の結果を学会発表や学術論文発表する予定である。
英文摘要
昨年度に引き続き、児へのストレスの代替案として、当教室で作成の実績がある妊娠日齢120程度の早産・低出生体重胎仔モデルを対象とし、酸化ストレスを除去しうる物質として、切迫早産治療で頻用される子宮収縮抑制薬、リトドリン塩酸塩を選択した。当該年度において、保存血清と合わせて、妊娠ヒツジ計10頭の母獣胎仔の血清を収集した。リトドリン塩酸塩は短期投与による血管拡張作用があると考えられ、微小組織の血流に影響を及ぼし、酸化ストレスを減少させるといった仮説を考えた。引き続き、早産・低出生体重胎仔モデルに対するリトドリン塩酸塩の母獣投与の有無によって、母獣、胎仔の活性酸素種マーカーの変動が生じるかどうかを調べた。リトドリン塩酸塩投与群ではリトドリン塩酸塩を2時間投与し、コントロール群では生理食塩液を2時間投与した。母獣、胎仔の血清はそれぞれ薬物投与前、薬物投与開始後1時間および2時間で採取した。採取した母獣、胎仔血清において、ELISAにて8-hydroxy-2'-deoxyguanosine(8-OHdG)を測定したが、リトドリン塩酸塩の投与前後において、また、リトドリン塩酸塩投与群と非投与群との比較において、8-OHdGの有意な変化は認めなかった。早産・低出生体重胎仔モデルにおいて、リトドリン塩酸塩が母獣、胎仔の活性酸素種を減少させるantioxidative effectは証明されず、また、活性酸素種が増加する有害事象も示唆されなかった。本研究の結果を学会発表や学術論文発表する予定である。
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