自家毛髪細胞による毛髪再生医療の実現化:臨床結果と相関する誘導因子同定とその活用
自家毛髪細胞による毛髪再生医療の実現化:臨床結果と相関する誘導因子同定とその活用
批准号:
21K08311
负责人:
新山 史朗
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
我々が取り組んでいる自家毛髪細胞(毛球部毛根鞘細胞 dermal sheath cup cells:DSCC)を用いた毛髪の再生医療は、壮年性脱毛症患者へ新たな治療法を提供する可能性を有した画期的な細胞治療法であり、既に日本国内で初の細胞治療の臨床試験を開始している。頭皮組織中で再生能力を有した状態のDSCC (intact DSCC)を、再生能力を維持したまま細胞培養により増殖させ、治療に十分な細胞数を確保することは臨床応用の上で最重要の技術課題である。本課題を克服すべくintact DSCCの遺伝子プロファイリングを実施し、intact DSCCに特異的に発現するgremlin (GREM2)をはじめとした因子群のプロファイリングに成功しており、毛包の自己再生能に特徴的である毛周期と連動したGREM2の発現様式についてヒト皮膚組織で詳細に検証しつつある。GREM2が毛包の発生様式に重要なシグナル因子である、bone morphogenetic protein (BMP)のアンタゴニストであることに着目し、BMPシグナル及び関連するWntシグナル因子との関連付けについてもエビデンスを得ている。更に、GREM2がDSCCで特異的に発現し、DP細胞や一般的な皮膚の線維芽細胞で発現量が少ないことから、GREM2をDSCCの毛包誘導能の保持を判定する指標の候補因子としての利用が期待される。本研究課題は再生能力の維持に必須の因子、生理条件を確定することにより、治療の有効性を向上させることを目的とする。更に、毛髪の再生機構は腎臓、心臓、肺等の重要な内臓器官と類似点が多く、本研究で明らかにされた因子および生理条件は再生医療全般の治療技術の向上への貢献が期待される。
英文摘要
我々が取り組んでいる自家毛髪細胞(毛球部毛根鞘細胞 dermal sheath cup cells:DSCC)を用いた毛髪の再生医療は、壮年性脱毛症患者へ新たな治療法を提供する可能性を有した画期的な細胞治療法であり、既に日本国内で初の細胞治療の臨床試験を開始している。頭皮組織中で再生能力を有した状態のDSCC (intact DSCC)を、再生能力を維持したまま細胞培養により増殖させ、治療に十分な細胞数を確保することは臨床応用の上で最重要の技術課題である。本課題を克服すべくintact DSCCの遺伝子プロファイリングを実施し、intact DSCCに特異的に発現するgremlin (GREM2)をはじめとした因子群のプロファイリングに成功しており、毛包の自己再生能に特徴的である毛周期と連動したGREM2の発現様式についてヒト皮膚組織で詳細に検証しつつある。GREM2が毛包の発生様式に重要なシグナル因子である、bone morphogenetic protein (BMP)のアンタゴニストであることに着目し、BMPシグナル及び関連するWntシグナル因子との関連付けについてもエビデンスを得ている。更に、GREM2がDSCCで特異的に発現し、DP細胞や一般的な皮膚の線維芽細胞で発現量が少ないことから、GREM2をDSCCの毛包誘導能の保持を判定する指標の候補因子としての利用が期待される。本研究課題は再生能力の維持に必須の因子、生理条件を確定することにより、治療の有効性を向上させることを目的とする。更に、毛髪の再生機構は腎臓、心臓、肺等の重要な内臓器官と類似点が多く、本研究で明らかにされた因子および生理条件は再生医療全般の治療技術の向上への貢献が期待される。
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DOI:
10.1002/hsr2.486
发表时间:
2022-03
期刊:
Health science reports
影响因子:
2
作者:
[Niiyama S, Ishimatsu-Tsuji Y, Kishimoto J]
通讯作者:
Kishimoto J
ITGA6+ dermal sheath cup cells promote cell migration in autologous cell-based therapy for patterned hair loss
ITGA6 真皮鞘杯细胞在自体细胞治疗模式性脱发中促进细胞迁移
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yumiko Ishimatsu-Tsuji, Shiro Niiyama, Ryokichi Irisawa, Kazutoshi Harada, Jiro Kishimoto, Ryoji Tsuboi]
通讯作者:
Ryoji Tsuboi
毛包ニッチを形成するbone morphogenetic proteinはgremlin 1とgremlin 2により制御される
形成毛囊生态位的骨形态发生蛋白受 gremlin 1 和 gremlin 2 调节
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[新山史朗, 辻 弓子, 岸本治郎]
通讯作者:
岸本治郎
シングルセル解析による毛球部毛根鞘細胞加工物(S-DSC)の有効性を担う細胞群の同定
通过单细胞分析鉴定负责毛球根鞘细胞产品 (S-DSC) 有效性的细胞群
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[辻 弓子, 新山史朗, 入澤亮吉, 坪井良治, 原田和俊, 尾郷正志]
通讯作者:
尾郷正志
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