3次元血管化膵組織による1型糖尿病に対する新規膵島移植治療の開発
3次元血管化膵組織による1型糖尿病に対する新規膵島移植治療の開発
批准号:
21K08643
负责人:
高市 翔平
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
1型糖尿病患者に対する根治療法として、膵β細胞補充療法である膵島移植が施行されているものの、ドナー不足が膵島移植治療の制限の1つとなっている。これに対し、細胞ソースとして多能性幹細胞由来β細胞を使用し、その安全な移植部位である皮下への移植により、この問題を克服できる可能性があるが、皮下は組織生着に必要な血流に乏しい。本研究は、LbL法を用いて細胞の積層化を可能にする技術を利用して、血管化組織を構築し、血流が乏しいという問題点を克服し得る1型糖尿病に対する新規皮下移植法を開発することを目的とした。その結果は、in vitro実験では、血管化組織において、インスリン遺伝子発現およびインスリン分泌量の有意な上昇を認めた。in vivo実験では、非血管化組織群およびコントロール群と比較し、血管化組織群において、随時血糖値およびグルコース負荷試験での血糖値の有意な低下を認めた。また、血管化組織群では、移植組織片の摘出後に随時血糖値の再上昇を認めた。摘出した組織の免疫組織化学染色では、血管化組織群で、単位スフェロイド当たりのインスリン陽性細胞の占める面積が有意に広く、加えてグラフト内血管数を多く認めた。また由来血管の評価を行い、血管化組織内でレシピエント由来血管が経時的に増加することを確認し、さらにはグラフト由来血管と吻合する所見を認めた。以上より、LbL法を用いて開発した血管化組織の皮下移植により、糖尿病化マウスの血糖値の改善を認め、1型糖尿病に対する治療効果を認めた。その機序としてレシピエント由来の血管新生が考えられた。本手法は、1型糖尿病患者に対する新規皮下移植法の開発に有用である可能性が示唆された。本年度は、本研究をより臨床的に応用可能な方法を開発することを目的に、間質細胞として共培養に用いる細胞種の検討を行った。
英文摘要
1型糖尿病患者に対する根治療法として、膵β細胞補充療法である膵島移植が施行されているものの、ドナー不足が膵島移植治療の制限の1つとなっている。これに対し、細胞ソースとして多能性幹細胞由来β細胞を使用し、その安全な移植部位である皮下への移植により、この問題を克服できる可能性があるが、皮下は組織生着に必要な血流に乏しい。本研究は、LbL法を用いて細胞の積層化を可能にする技術を利用して、血管化組織を構築し、血流が乏しいという問題点を克服し得る1型糖尿病に対する新規皮下移植法を開発することを目的とした。その結果は、in vitro実験では、血管化組織において、インスリン遺伝子発現およびインスリン分泌量の有意な上昇を認めた。in vivo実験では、非血管化組織群およびコントロール群と比較し、血管化組織群において、随時血糖値およびグルコース負荷試験での血糖値の有意な低下を認めた。また、血管化組織群では、移植組織片の摘出後に随時血糖値の再上昇を認めた。摘出した組織の免疫組織化学染色では、血管化組織群で、単位スフェロイド当たりのインスリン陽性細胞の占める面積が有意に広く、加えてグラフト内血管数を多く認めた。また由来血管の評価を行い、血管化組織内でレシピエント由来血管が経時的に増加することを確認し、さらにはグラフト由来血管と吻合する所見を認めた。以上より、LbL法を用いて開発した血管化組織の皮下移植により、糖尿病化マウスの血糖値の改善を認め、1型糖尿病に対する治療効果を認めた。その機序としてレシピエント由来の血管新生が考えられた。本手法は、1型糖尿病患者に対する新規皮下移植法の開発に有用である可能性が示唆された。本年度は、本研究をより臨床的に応用可能な方法を開発することを目的に、間質細胞として共培養に用いる細胞種の検討を行った。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Three-dimensional Vascularized β-cell Spheroid Tissue Derived From Human Induced Pluripotent Stem Cells for Subcutaneous Islet Transplantation in a Mouse Model of Type 1 Diabetes
源自人诱导多能干细胞的三维血管化 β 细胞球体组织用于 1 型糖尿病小鼠模型皮下胰岛移植
DOI:
10.1097/tp.0000000000003745
发表时间:
2021
期刊:
Transplantation
影响因子:
6.2
作者:
[Takaichi Shohei, Tomimaru Yoshito, Akagi Takami, Kobayashi Shogo, Fukuda Yasunari, Toya Keisuke, Asaoka Tadafumi, Iwagami Yoshifumi, Yamada Daisaku, Akita Hirofumi, Noda Takehiro, Gotoh Kunihito, Doki Yuichiro, Akashi Mitsuru, Eguchi Hidetoshi]
通讯作者:
Eguchi Hidetoshi
教室におけるこれまでの1型糖尿病に対する再生医療と今後の展開
1 型糖尿病再生医学的课堂和未来发展
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[富丸慶人, 小林 省吾, 佐々木 一樹, 岩上 佳史, 山田 大作, 野田 剛広, 高橋 秀典, 土岐 祐一郎, 江口 英利]
通讯作者:
江口 英利
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皮下移植Procr和REG3G双阳性类器官治疗2型糖尿病的机制研究
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批准号:--
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:30万元
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批准年份:2022
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负责人:蒋盛威
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依托单位:
生酮饮食联合络氨酸激酶抑制剂对人肝 癌裸鼠皮下移植瘤的生长影响及代谢变化研究
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批准号:2022J011395
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项目类别:省市级项目
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资助金额:7.0万元
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批准年份:2022
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负责人:周立新
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依托单位:
基于高分子球形包囊的免疫隔离装置制备及人工胰腺的皮下移植研究
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批准号:31771107
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项目类别:面上项目
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资助金额:62.0万元
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批准年份:2017
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负责人:罗莹
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依托单位:
生物人工胰腺的皮下移植在1型糖尿病治疗中的应用
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批准号:81201206
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:23.0万元
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批准年份:2012
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负责人:漆智
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依托单位: