未解明のHofbauer cellの起源を探る
未解明のHofbauer cellの起源を探る
批准号:
21K09777
负责人:
北畑 伶奈
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
关键词:
中文摘要
Hofbauer細胞はヒトおよび哺乳類の胎盤の絨毛膜絨毛に見られ、抗炎症機能などの調節をつかさどっている胎仔由来のマクロファージとされている。それらは、妊娠の調節および胎児の発育に重要な恒常性環境の維持に重要な役割を果たすと考えられている。Hofbauer細胞の数は、ヒト胎盤の中で最も豊富な免疫細胞であり妊娠中は維持されている。しかし、それらの起源、表現型、機能、および妊娠中に維持される理由を特定した研究はほとんどない。例えば、Hofbauer細胞は間葉系前駆細胞に由来するとの報告もあげられる(Bacteriol. 1967 Apr;93(2):710-7.)が以降ほとんど証明されていない。また胎仔の循環単球が血流にのり、定着し分化するとの報告もある(Placenta. 2013Sep;34(9):836-9.)。本邦では1991年に高橋らが、原始マクロファージが妊娠10日目でマウス胎盤の絨毛膜絨毛の血管に出現し、これらが絨毛膜絨毛間質に入り、液性の物質を摂取してHofbauer細胞に変化することを報告している(J Leukoc Biol.1991 Jul;50(1):57-68.)。もし胎盤由来の間葉系前駆細胞からの分化であるならば、その性質を引き継ぐことも考えられる。報告は少ないものの胎盤絨毛由来の間葉系幹細胞は自己増殖能が高く、免疫拒絶性が低く、免疫調整機能を有するため、類似する機能を有する可能性も考えられる。本研究はその第一歩としてHofbauer細胞の起源・機能について解明することで、後にHofbauer細胞が皮膚の炎症調節不全に対して有効かどうかを探る。マウスの胎生期の胎盤を回収し組織切片を作成し、蛍光免疫染色により所在の確認を行っている段階である。
英文摘要
Hofbauer細胞はヒトおよび哺乳類の胎盤の絨毛膜絨毛に見られ、抗炎症機能などの調節をつかさどっている胎仔由来のマクロファージとされている。それらは、妊娠の調節および胎児の発育に重要な恒常性環境の維持に重要な役割を果たすと考えられている。Hofbauer細胞の数は、ヒト胎盤の中で最も豊富な免疫細胞であり妊娠中は維持されている。しかし、それらの起源、表現型、機能、および妊娠中に維持される理由を特定した研究はほとんどない。例えば、Hofbauer細胞は間葉系前駆細胞に由来するとの報告もあげられる(Bacteriol. 1967 Apr;93(2):710-7.)が以降ほとんど証明されていない。また胎仔の循環単球が血流にのり、定着し分化するとの報告もある(Placenta. 2013Sep;34(9):836-9.)。本邦では1991年に高橋らが、原始マクロファージが妊娠10日目でマウス胎盤の絨毛膜絨毛の血管に出現し、これらが絨毛膜絨毛間質に入り、液性の物質を摂取してHofbauer細胞に変化することを報告している(J Leukoc Biol.1991 Jul;50(1):57-68.)。もし胎盤由来の間葉系前駆細胞からの分化であるならば、その性質を引き継ぐことも考えられる。報告は少ないものの胎盤絨毛由来の間葉系幹細胞は自己増殖能が高く、免疫拒絶性が低く、免疫調整機能を有するため、類似する機能を有する可能性も考えられる。本研究はその第一歩としてHofbauer細胞の起源・機能について解明することで、後にHofbauer細胞が皮膚の炎症調節不全に対して有効かどうかを探る。マウスの胎生期の胎盤を回収し組織切片を作成し、蛍光免疫染色により所在の確認を行っている段階である。
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