课题基金 / 基金详情

生きづらさからの回復を支える-ナルコレプシー患者のための看護支援モデルの開発-

生きづらさからの回復を支える-ナルコレプシー患者のための看護支援モデルの開発-
支持从生活的艰辛中康复 - 开发发作性睡病患者的护理支持模式 -
批准号:
21K10690
负责人:
金 さやか
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2021-04-01 至 2025-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
ナルコレプシーは小児期から青年期に好発し、個人差はあるものの情動脱力発作や入眠時幻覚や中途覚醒といった様々な症状が生じる。社会的な場面においての居眠りが対人関係構築にも影響をおよぼすことがこれまで指摘されているが、患者にどのような生きづらさがあり、そこからの回復がどのようなものであるかは明らかになっていない。また、米国では患者支援の方針が示されているものの、日本では過眠症患者の体制は確立していない。そこで、本研究は日中の過度の眠気を主症状とするナルコレプシー患者の生きづらさからの回復を支援するための看護支援を具体的に提案することを目的とした。2022年度はこれまでに行った質問紙調査の再分析を行い、患者の生きづらさと回復とはどのようなことなのかを検討した。質問紙調査の自由記述データ(ナルコレプシーである人生をどのようにとらえているか)を使用し、KHコーダーを用いて頻出語分析、共起ネットワーク図の作成を行った。「薬」「症状」「居眠り(もしくは睡眠に関する内容)」の語が多く抽出されたことからは、患者の人生においては症状管理が患者の人生においてウエイトをしめていることが考えられた。さらに、共起ネットワークからは居眠りに対する社会的な厳しい評価の認識、周囲からの理解を得ていくことの重要性と難しさがうかがえた。「受け容れ」「付き合う」「向き合う」といった単語の抽出は、ナルコレプシーとの共存を意味するものだと考えられた。質問紙調査データのパス解析結果からは、心身機能が十分に発揮された状態であることには、自分自身を受け入れていることや前向きな諦めが影響していることが明らかとなった。ナルコレプシー患者の回復は適応的な状態にいたる心理過程ととらえることができ、症状管理支援も含めた包括的な支援が患者の生きづらさの回復に寄与することが考えられた。
英文摘要
ナルコレプシーは小児期から青年期に好発し、個人差はあるものの情動脱力発作や入眠時幻覚や中途覚醒といった様々な症状が生じる。社会的な場面においての居眠りが対人関係構築にも影響をおよぼすことがこれまで指摘されているが、患者にどのような生きづらさがあり、そこからの回復がどのようなものであるかは明らかになっていない。また、米国では患者支援の方針が示されているものの、日本では過眠症患者の体制は確立していない。そこで、本研究は日中の過度の眠気を主症状とするナルコレプシー患者の生きづらさからの回復を支援するための看護支援を具体的に提案することを目的とした。2022年度はこれまでに行った質問紙調査の再分析を行い、患者の生きづらさと回復とはどのようなことなのかを検討した。質問紙調査の自由記述データ(ナルコレプシーである人生をどのようにとらえているか)を使用し、KHコーダーを用いて頻出語分析、共起ネットワーク図の作成を行った。「薬」「症状」「居眠り(もしくは睡眠に関する内容)」の語が多く抽出されたことからは、患者の人生においては症状管理が患者の人生においてウエイトをしめていることが考えられた。さらに、共起ネットワークからは居眠りに対する社会的な厳しい評価の認識、周囲からの理解を得ていくことの重要性と難しさがうかがえた。「受け容れ」「付き合う」「向き合う」といった単語の抽出は、ナルコレプシーとの共存を意味するものだと考えられた。質問紙調査データのパス解析結果からは、心身機能が十分に発揮された状態であることには、自分自身を受け入れていることや前向きな諦めが影響していることが明らかとなった。ナルコレプシー患者の回復は適応的な状態にいたる心理過程ととらえることができ、症状管理支援も含めた包括的な支援が患者の生きづらさの回復に寄与することが考えられた。
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