SARS-CoV-2のS1による全身性炎症に対する運動の予防効果とメカニズム
SARS-CoV-2のS1による全身性炎症に対する運動の予防効果とメカニズム
批准号:
21K11472
负责人:
白土 健
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
マクロファージは、toll様受容体(TLR)で病原体関連分子パターン(PAMP)を認識すると、炎症性サイトカインを産生分泌する。炎症による組織傷害に伴って細胞外に放出された損傷関連分子パターン(DAMP)は、NLRP3インフラマソームの活性化を引き起こす。その結果、活性化されたカスパーゼ-1は、IL-1βやIL-18の前駆体を切断して成熟型の分泌を増強する。アスパラガス茎抽出物(EAS)は、Sタンパク質(=SARS-CoV-2由来PAMP)によるマクロファージのTLR4シグナルを介したIL-1βの産生誘導を軽減する。令和4年度は、EASの抗炎症メカニズムをさらに明らかにするため、DAMPによるマクロファージのNLRP3インフラマソームの活性化に対するEASの効果を検討した。成熟期雄性マウスから腹腔滲出マクロファージを採取し、リポ多糖(=PAMP)でプライミングした。培養液を除いた後、EASまたはデキストリン(=溶媒対照)の存在下において、ニゲリシンまたはATP(=DAMPs)で刺激した。炎症性サイトカインの分泌量とインフラマソーム複合体構成タンパク質の発現量をELISA法とウェスタンブロット法で各々分析した。ニゲリシンおよびATPによるIL-1βの分泌誘導は、EASによって大きく軽減された。一方、NLRP3インフラマソームの活性化を必要としないIL-6の分泌誘導は、EASの影響を受けなかった。さらに、EASは、インフラマソーム複合体を構成するNLRP3とASCの発現量には影響を及ぼさずに、ニゲリシンによる未成熟型のIL-1β、IL-18およびプロカスパーゼ-1の発現量低下を抑制した。以上より、EASは、PAMPによるTLRシグナルの活性化だけでなく、DAMPによるNLRP3インフラマソームの活性化を抑制することによって、マクロファージの炎症性応答を軽減することが示唆された。
英文摘要
マクロファージは、toll様受容体(TLR)で病原体関連分子パターン(PAMP)を認識すると、炎症性サイトカインを産生分泌する。炎症による組織傷害に伴って細胞外に放出された損傷関連分子パターン(DAMP)は、NLRP3インフラマソームの活性化を引き起こす。その結果、活性化されたカスパーゼ-1は、IL-1βやIL-18の前駆体を切断して成熟型の分泌を増強する。アスパラガス茎抽出物(EAS)は、Sタンパク質(=SARS-CoV-2由来PAMP)によるマクロファージのTLR4シグナルを介したIL-1βの産生誘導を軽減する。令和4年度は、EASの抗炎症メカニズムをさらに明らかにするため、DAMPによるマクロファージのNLRP3インフラマソームの活性化に対するEASの効果を検討した。成熟期雄性マウスから腹腔滲出マクロファージを採取し、リポ多糖(=PAMP)でプライミングした。培養液を除いた後、EASまたはデキストリン(=溶媒対照)の存在下において、ニゲリシンまたはATP(=DAMPs)で刺激した。炎症性サイトカインの分泌量とインフラマソーム複合体構成タンパク質の発現量をELISA法とウェスタンブロット法で各々分析した。ニゲリシンおよびATPによるIL-1βの分泌誘導は、EASによって大きく軽減された。一方、NLRP3インフラマソームの活性化を必要としないIL-6の分泌誘導は、EASの影響を受けなかった。さらに、EASは、インフラマソーム複合体を構成するNLRP3とASCの発現量には影響を及ぼさずに、ニゲリシンによる未成熟型のIL-1β、IL-18およびプロカスパーゼ-1の発現量低下を抑制した。以上より、EASは、PAMPによるTLRシグナルの活性化だけでなく、DAMPによるNLRP3インフラマソームの活性化を抑制することによって、マクロファージの炎症性応答を軽減することが示唆された。
期刊论文(9)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
マクロファージのNO産生におけるO-結合型N-アセチルグルコサミン転移酵素の生理的役割
O-连接的N-乙酰氨基葡萄糖转移酶在巨噬细胞NO产生中的生理作用
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[八嶋奈央, 南園航, 徐思琴, 大迫正文, 白土 健,木崎節子]
通讯作者:
白土 健,木崎節子
アスパラガス茎抽出物はニゲリシンによるマクロファージのIL-1β分泌誘導を軽減する
芦笋茎提取物减弱尼日利亚菌素对巨噬细胞分泌 IL-1β 的作用
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[白土 健, 春日啓介, 小笠原準悦, 高成 準, 石井晴之, 木崎節子, 苅田香苗]
通讯作者:
苅田香苗
SARS-CoV-2 Sタンパク質によるマクロファージのIL-6/1β発現誘導に対するEASの阻害機序
EAS对SARS-CoV-2 S蛋白诱导巨噬细胞IL-6/1β表达的抑制机制
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Zeng,X. Q. , H. Suito, W. Minamizono, N. Yashima, C. Yang, K. Fujikawa, M. Ohsako, 白土 健,高成 準,木崎節子]
通讯作者:
白土 健,高成 準,木崎節子
マクロファージの誘導型一酸化窒素合成酵素とアルギナーゼの基質競合におけるO-結合型N-アセチルグルコサミン転移酵素の役割
O-连接的N-乙酰氨基葡萄糖转移酶在巨噬细胞中诱导型一氧化氮合酶和精氨酸酶之间的底物竞争中的作用
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[白土 健,木崎節子]
通讯作者:
白土 健,木崎節子
Chapter 2. Circadian clock regulation of macrophage functions. In: Research Aspects in Biological Science Vol. 8. Dominguez-Mancera B (Ed.)
第 2 章巨噬细胞功能的昼夜节律时钟调节。
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shirato K, Sato S]
通讯作者:
Sato S
共 7 条
国内基金
海外基金
登录
查看更多内容
多功能靶向纳米粒通过 DAMP 通路诱导免疫原性死亡增敏宫颈癌免疫治疗的研究
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:20.0万元
-
批准年份:2024
-
负责人:张妮
-
依托单位:
组蛋白乳酸化修饰促进DAMP表达诱发NETosis在NSCLC放疗抵抗中的作用及机制研究
-
批准号:--
-
项目类别:地区科学基金项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2024
-
负责人:王勇
-
依托单位:
重症流感中由DAMP激活的肺部巨噬细胞TLR2-MYD88-CXCL2信号轴介导中性粒细胞过度肺浸润的机制研究
-
批准号:82200009
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:30万元
-
批准年份:2022
-
负责人:王业明
-
依托单位:
脓毒症新型DAMP分子FABP5的致病机制探索及其靶向药物挖掘
-
批准号:--
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:30万元
-
批准年份:2022
-
负责人:龚神海
-
依托单位:
机械牵张微环境诱导肺泡上皮细胞内质网应激促进DAMP-EV分泌加速机械通气相关性肺纤维化的机制
-
批准号:82172150
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:55万元
-
批准年份:2021
-
负责人:皋源
-
依托单位:
新型DAMP分子hnRNPK在脓毒症多器官功能障碍中的作用机制及其干预策略
-
批准号:82130063
-
项目类别:重点项目
-
资助金额:291万元
-
批准年份:2021
-
负责人:姜勇
-
依托单位:
载PD1抗体纳米粒介导光免疫启动DAMP通路增强MM免疫疗效及机制研究
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2021
-
负责人:张妮
-
依托单位:
尿素作为一种新的DAMP激活神经免疫加重脑缺血损伤的机制研究
-
批准号:32071036
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:58.0万元
-
批准年份:2020
-
负责人:王广友
-
依托单位:
循环组蛋白作为新的DAMP在ACLF发展中的作用及机制研究
-
批准号:82070613
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:56.0万元
-
批准年份:2020
-
负责人:陈若蝉
-
依托单位:
基于多组学技术研究5'-核苷酸酶介导3'-dAMP去磷酸化调控菌类中药虫草素生物合成的机制
-
批准号:81803652
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:21.0万元
-
批准年份:2018
-
负责人:林善
-
依托单位: