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トリアセチルフサリニンCで見いだされた鉄イオン獲得以外の新たな機能

トリアセチルフサリニンCで見いだされた鉄イオン獲得以外の新たな機能
三乙酰phusarinin C中发现除铁离子获取以外的新功能
批准号:
20K07492
负责人:
豊留 孝仁
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

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アスペルギルス・フミガツスは人獣共通真菌感染症の一つである。日和見感染が主であるが、感染成立後に抗真菌薬を用いた治療でもその致死率は未だに高い。環境中普遍的に存在する菌であることから、感染予防対策も重要であるが、近年のアゾール系抗真菌薬耐性菌の出現などから新規治療薬の開発等も急がれている。このような背景のもとで、アスペルギルス・フミガツスの生物としての基礎的な研究も進められており、本研究ではアスペルギルス・フミガツスの金属イオンキレート化合物(シデロフォア)であるトリアセチルフサリニンC(TAFC)とその整合性遺伝子に注目して研究を進めてきた。この化合物はアスペルギルス・フミガツスの生育環境における鉄イオン獲得に重要な役割を果たしている。これまでの研究で、我々は3価の鉄イオンと振る舞いの似ているガリウムイオンに注目して検討を進めてきた。その結果、ガリウムイオンがアスペルギルス・フミガツスに対して抗真菌活性を示すことを明らかとした。さらにTAFCを生産しないアスペルギルス・フミガツス株とTAFCを細胞内に取り込むトランスポーターを欠いたアスペルギルス・フミガツス株を作製し、ガリウムイオンへの感受性変化について明らかとした。また、ガリウムイオン以外の金属イオンについても抗真菌活性を検討したところ、アスペルギルス・フミガツスに対して酢酸鉛が抗真菌活性を示すことを明らかとした。また、予備的にこれら金属イオン処理におけるアスペルギルス・フミガツスの網羅的遺伝子発現解析を行い、ガリウムイオン処理において、異物の排出や解毒に関する遺伝子群が更新することを明らかとした。これらの基礎的知見は今後の抗真菌薬開発のヒントとなることが期待される。
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