統合失調症者に対する認知機能、対人関係改善に焦点を当てたプログラムの開発と検証
統合失調症者に対する認知機能、対人関係改善に焦点を当てたプログラムの開発と検証
批准号:
20K10819
负责人:
坂井 一也
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
ブラインドサッカー(簡単な練習)が、コミュニケーション能力、信頼関係構築の向上に寄与すると言われている。通常、晴眼者は、情報の8割程度を視覚から得ていると言われ、ブラインドサッカーは視覚情報に頼らないコミュニケーションが必要とされる。通常のサッカーとは違い、アイマスクをしてサッカーをすることにより、視覚以外の感覚からの情報を適切に処理し、環境の認知ができるように注意を注がなければならない。プレイヤーは、直接音、反射・反響音、気流、足の裏からの情報などを、建物や地面などの環境の構造や機能の概念的枠組みと結び付けて、総合的に認知することで空間を認知する必要があり、日本ブラインドサッカー協会は、注意力・集中力・情報処理能力が向上するとしている。 統合失調症者は、場の空気が読めない、言葉を表現することが苦手、相手との距離感が掴めないなどのことから、社会生活や日常生活のしづらさを抱えており、対人関係の病と言われている。2021年度は当初の予定ではパイロットスタディを行う予定であったが、2020年度と同様に、新型コロナウィルスの影響で、対面での研究が困難な状況であったために、ゼミ生の卒論として大学生に対して「ブラインド体験プログラムによるコミュニケーション能力向上の検証」を行った。感染対策で対象者が8名と少なかったが、コミュニケーション能力向上の可能性があることが確認された。2022年度は、新型コロナウィルスの影響が続いたが、対面での研究者会議を2回、ブラインドサッカー協会による体験プログラムを1回行った。「Communication Skills Training program with Blind experience」(案、仮称)のマニュアルを作成した。現在、介入研究に向けて研究倫理申請書を作成中である。新型コロナウィルスの影響で進行が遅れているが、2023年度は介入研究を実施する予定である。
英文摘要
ブラインドサッカー(簡単な練習)が、コミュニケーション能力、信頼関係構築の向上に寄与すると言われている。通常、晴眼者は、情報の8割程度を視覚から得ていると言われ、ブラインドサッカーは視覚情報に頼らないコミュニケーションが必要とされる。通常のサッカーとは違い、アイマスクをしてサッカーをすることにより、視覚以外の感覚からの情報を適切に処理し、環境の認知ができるように注意を注がなければならない。プレイヤーは、直接音、反射・反響音、気流、足の裏からの情報などを、建物や地面などの環境の構造や機能の概念的枠組みと結び付けて、総合的に認知することで空間を認知する必要があり、日本ブラインドサッカー協会は、注意力・集中力・情報処理能力が向上するとしている。 統合失調症者は、場の空気が読めない、言葉を表現することが苦手、相手との距離感が掴めないなどのことから、社会生活や日常生活のしづらさを抱えており、対人関係の病と言われている。2021年度は当初の予定ではパイロットスタディを行う予定であったが、2020年度と同様に、新型コロナウィルスの影響で、対面での研究が困難な状況であったために、ゼミ生の卒論として大学生に対して「ブラインド体験プログラムによるコミュニケーション能力向上の検証」を行った。感染対策で対象者が8名と少なかったが、コミュニケーション能力向上の可能性があることが確認された。2022年度は、新型コロナウィルスの影響が続いたが、対面での研究者会議を2回、ブラインドサッカー協会による体験プログラムを1回行った。「Communication Skills Training program with Blind experience」(案、仮称)のマニュアルを作成した。現在、介入研究に向けて研究倫理申請書を作成中である。新型コロナウィルスの影響で進行が遅れているが、2023年度は介入研究を実施する予定である。
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