親電子ストレスの可逆性担保における活性イオウ分子の意義
親電子ストレスの可逆性担保における活性イオウ分子の意義
批准号:
20K12180
负责人:
安孫子 ユミ
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本研究は、タンパク質結合パースルフィドもしくはポリスルフィド(P-SSH/-SSnH)への親電子修飾は可逆的であるか示し、毒性学および予防医学において超硫黄分子の重要性を提示することを目的としている。環境中親電子物質として主に、1,4-ベンゾキノン (1,4-BQ)、1,2-ナフトキノン (1,2-NQ)、(E)-2-アルケナール類もしくはアクリルアミドに着目し、親電子物質の標的タンパク質として酸化ストレスのセンサータンパク質として知られるプロテインチロシン脱リン酸化酵素 (PTP) 1Bを用いること計画している。PTP1Bの活性部位の反応性システイン残基は容易に酸化もしくは親電子修飾されて活性を失い、応答分子である上皮成長因子受容体 (EGFR) が活性化する。これまで、精製PTP1Bを用いて、二硫化ナトリウム(Na2S2)存在下でパースルフィド化したPTP1Bに1,4-BQもしくは1,2-NQを反応させてPTP1B活性を阻害しても、ジチオスレイトールにより還元されて、当該活性が回復する結果を得た。そこでR4年度は、細胞内においても、PTP1B結合パースルフィドは親電子修飾に対して可逆性を担保するか否か検討した。A431細胞を1,2-NQに曝露するとEGFRの活性化が認められ、その活性化は時間依存的に二峰性を示した。EGFの曝露によるEGFRのリン酸化は二峰性を示さなかった。この結果から、1,2-NQがPTP1B結合パースルフィドへの修飾を介してEGFRを活性化し、何らかの還元を受けてモノスルフィドに再生しEGFRを抑制したと示唆された。また、PTP1Bのシステイン残基は反応性が高く容易に酸化されることから、再生したシステイン残基が再び化学修飾を受けて二峰性を示したと推測された。
英文摘要
本研究は、タンパク質結合パースルフィドもしくはポリスルフィド(P-SSH/-SSnH)への親電子修飾は可逆的であるか示し、毒性学および予防医学において超硫黄分子の重要性を提示することを目的としている。環境中親電子物質として主に、1,4-ベンゾキノン (1,4-BQ)、1,2-ナフトキノン (1,2-NQ)、(E)-2-アルケナール類もしくはアクリルアミドに着目し、親電子物質の標的タンパク質として酸化ストレスのセンサータンパク質として知られるプロテインチロシン脱リン酸化酵素 (PTP) 1Bを用いること計画している。PTP1Bの活性部位の反応性システイン残基は容易に酸化もしくは親電子修飾されて活性を失い、応答分子である上皮成長因子受容体 (EGFR) が活性化する。これまで、精製PTP1Bを用いて、二硫化ナトリウム(Na2S2)存在下でパースルフィド化したPTP1Bに1,4-BQもしくは1,2-NQを反応させてPTP1B活性を阻害しても、ジチオスレイトールにより還元されて、当該活性が回復する結果を得た。そこでR4年度は、細胞内においても、PTP1B結合パースルフィドは親電子修飾に対して可逆性を担保するか否か検討した。A431細胞を1,2-NQに曝露するとEGFRの活性化が認められ、その活性化は時間依存的に二峰性を示した。EGFの曝露によるEGFRのリン酸化は二峰性を示さなかった。この結果から、1,2-NQがPTP1B結合パースルフィドへの修飾を介してEGFRを活性化し、何らかの還元を受けてモノスルフィドに再生しEGFRを抑制したと示唆された。また、PTP1Bのシステイン残基は反応性が高く容易に酸化されることから、再生したシステイン残基が再び化学修飾を受けて二峰性を示したと推測された。
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DOI:
10.1016/j.fct.2021.112061
发表时间:
2021-02-19
期刊:
FOOD AND CHEMICAL TOXICOLOGY
影响因子:
4.3
作者:
[Abiko, Yumi, Katayama, Yusuke, Kumagai, Yoshito]
通讯作者:
Kumagai, Yoshito
Redox Homeostasis is Disturbed by Redox Cycling between Reactive Cysteines of Thioredoxin 1 and 9,10-Phenanthrenequinone, an Atmospheric Electron Acceptor
硫氧还蛋白 1 的反应性半胱氨酸与大气电子受体 9,10-菲醌之间的氧化还原循环扰乱了氧化还原稳态
DOI:
10.1021/acs.chemrestox.2c00174
发表时间:
2022
期刊:
Chemical Research in Toxicology
影响因子:
4.1
作者:
[Abiko Yumi, Taguchi Keiko, Hisamori Miwa, Hiyoshi-Arai Kyoko, Luong Nho Cong, Toriba Akira, Kumagai Yoshito]
通讯作者:
Kumagai Yoshito
A431細胞における親電子物質複合曝露によるEGFR活性化
A431 细胞中亲电子复合物暴露导致 EGFR 激活
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[安孫子ユミ, 黒澤航軌, 山川寛人, 熊谷嘉人]
通讯作者:
熊谷嘉人
Phytochemicals to regulate oxidative and electrophilic stress through Nrf2 activation
通过 Nrf2 激活调节氧化和亲电应激的植物化学物质
DOI:
10.1530/rem-22-0021
发表时间:
2022
期刊:
Redox Experimental Medicine
影响因子:
--
作者:
[Abiko Yumi, Toriba Akira, Kumagai Yoshito]
通讯作者:
Kumagai Yoshito
親電子物質(E)-2-alkenal類を含有するC. sativum L.抽出液によるNrf2活性化と細胞中ヒ素濃度の減少
含有亲电子物质 (E)-2-烯醛的 C. sativum L. 提取物激活 Nrf2 并降低细胞砷浓度
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hirotaka Tachibana, Kazuhiro Daino, Takamitsu Morioka, Atsuko Ishikawa, Yi Shang, Yoshiya Shimada, Shizuko Kakinuma, 安孫子ユミ]
通讯作者:
安孫子ユミ
共 9 条
大気中芳香族炭化水素キノン類の限定エクスポソームを鑑みた複合曝露影響の検討
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批准号:24K15305
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2024
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负责人:安孫子 ユミ
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依托单位:
Keap1/Nrf2システムをモデルとした細胞内親電子シグナルの制御系の解明
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批准号:12J01747
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.15万
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财政年份:2012
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负责人:安孫子 ユミ
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依托单位:
海外基金