寺山修司演劇におけるジェンダー意識の萌芽としての<女性もの>の研究
寺山修司演劇におけるジェンダー意識の萌芽としての<女性もの>の研究
批准号:
20K12913
负责人:
久保 陽子
金额:
$0.92万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
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今年度は寺山修司の未刊行作品「くるみ割り人形」について、少女の冒険譚に書きかえられた物語において、夢における性のメタファーや少女と母親の関係性についてジェンダーの観点から研究を行った。原作のホフマン「くるみ割り人形」ならびに「砂男」との比較をしながら、<不気味なもの>が少女の性の発達段階における、子捨て、子産み、初潮に対する不安として書き加えられ、少女の心身の成長段階における不安定な心情が、作品において顕在・潜在していることをテキスト分析から明らかにした。加えてサンリオ製作の映画について、後に寺山台本を踏まえ製作された辻信太郎脚本「くるみ割り人形」(1979年)と増田セバスチャン監督「くるみ割り人形」(2014年)におけるアダプテーションの方法を、<カワイイ文化>に即して考察を行った。この研究成果については、口頭発表「寺山修司の人形ファンタジー「くるみ割り人形」」国際寺山修司学会第27回初夏大会2022年6月26日(zoom開催)を行ったまた昨年度に引き続き、唐十郎の戯曲「少女仮面」について、同時代的な文脈を調査し、作品の成立背景にある少女漫画や児童文学の隆盛や、1960 年に花開いた少女文化との関連性を明らかにした。その上で主人公の<少女性>について、性役割としての従属性から脱し、職業を持ち主体的に生きる女性の表象可能/不可能性を、宝塚という装置に着目しながら考察を行った。この研究の成果は、論文「少女という装置―唐十郎「少女仮面」論」『富山高等専門学校紀要』第10号(2023年3月)として発表した。また全身に包帯が巻かれた少女をポスターとして用いた寺山修司の演劇作品「観客席」(1979年)について、観客の身体の拘束性や制度としての身体の告発の方法を、テクストから明らかにした。また観客に着目した本作において、同時代的な観客/論の調査も行った。
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1960‐70 年代における少女文化の一展開としてのFor Ladies シリーズ-「寺山修司抒情シリーズ」と「あなたの詩集」を中心に-」
作为20世纪60年代和1970年代女孩文化发展的女士系列——以“寺山修司抒情系列”和“你的诗歌集”为中心
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
富山高等専門学校紀要
影响因子:
--
作者:
[鈴木将平, 河村裕樹, 高島響子, 荒川玲子, 松井健志, 山本圭一郎, 高山 大毅, 久保陽子]
通讯作者:
久保陽子
「唐十郎の初期作品における女性表象―『少女仮面』と少女論を中心として―」
“十郎早期作品中的女性表现:以《少女假面》和少年论为中心”
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Sohyun Chun, Rebecca Copeland Edited, 久保陽子, 高島響子,高野梢,荒川玲子,下村昭彦,小島康志,中西美紗緒,冨尾賢介,田辺晶代,北川大,清水千佳子,大石元,加藤規弘, 加畑聡子, 畑 有紀・佐藤 茉美 ほか, 高島響子,河村裕樹,荒川玲子,山本圭一郎, Holca Irina, 日韓歴史家会議組織委員会・国際歴史学委員会日本国内委員会, 久保陽子]
通讯作者:
久保陽子
「唐十郎「少女仮面」における演技の位相」
“卡拉十郎的《少女面具》中的表演阶段”
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Sohyun Chun, Rebecca Copeland Edited, 久保陽子]
通讯作者:
久保陽子
少女という装置―唐十郎「少女仮面」論
女孩的装置:卡拉十郎的“女孩面具”理论
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
富山高等専門学校紀要
影响因子:
--
作者:
[市川智生, 井上弘樹, 安西なつめ, 加畑聡子, 菅澤薫, 久保陽子]
通讯作者:
久保陽子
寺山修司の人形ファンタジー「くるみ割り人形」」
寺山修二的人偶奇幻作品《胡桃夹子》
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[日本医史学会(編), 井上弘樹, 加畑聡子, 久保陽子]
通讯作者:
久保陽子
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