アディゲ人の歌謡と舞踊にみる共同体意識とジェンダー観：ジョージアとの比較を通じて

阿迪格人歌舞中的社区意识和性别观点：与格鲁吉亚的比较

• 批准号: 20K13280
• 负责人: 久岡 加枝
• 金额: $ 1.83万
• 依托单位: National Museum of Ethnology (2022)Osaka University (2020-2021)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-11-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K13280/
• 关键词: アディゲ（チェルケス）人; ジョージア（グルジア）人; コーカサス; ナルト叙事詩; レズギンカ; コーカサス地方; 神話; 英雄叙事詩; 伝承歌謡; 舞踊; アディゲ人; ジャンル; アディゲ(アドゥイゲ)人; アディゲ(アドゥイゲ)共和国; クラスノダール州; コーカサス語族; 音文化; コーカサス諸語; 民間伝承; ガルモーニ; ジェンダー

本研究では、ジョージア（グルジア）人とアディゲ（チェルケス）人の歌謡と舞踊の事例から、コーカサス地方における伝統の保存活動と共同体意識と結びついた文化表現のあり方を明らかにする。科研費での研究中断期間中（2021年8月～2022年3月まで）の期間を利用してロシア連邦のアディゲ共和国に渡航した際に、アディゲ人の若い世代の間で、伝統楽器を用いた音楽やナルト叙事詩の他、民族舞踊団で上演される舞踊のレパートリーが民族文化（習慣）「Khabze」として重視されていることが明らかになった。特にジョージア人などと共通するレズギンカをはじめとするアクロバティックな舞踊は汎コーカサス的な文化のアイコンとみなされていることが明らかになった。2022年2月以降、ロシアのクライナへの軍事侵攻が始まり、ロシアでの調査を継続することが難しくなったため、ジョージアで調査を行うことにした。ジョージア文化・スポーツ省の管轄下にあるトビリシのチェルケス・文化センターは、チェルケス人だけでなく、チェチェン、イングーシ、ダゲスタン、オセチアなどの北コーカサスからの研究者を招待した学会を頻繁に開催しており、コーカサスにおける文化研究の重要な拠点として機能していることが明らかになった。特にチェルケスをはじめさまざまな民族の間に伝わるナルト叙事詩は非常に重視されており、本研究ではコーカサスのナルト叙事詩の基本的なヴァリアントと考えられてきたオセット人のナルト叙事詩についてまず調査を行うことにした。トビリシの議会図書館で『Etnograficheskoe obozrenie』などの帝政期の雑誌における民族誌的記述の他、ソ連時代に南オセチアで刊行された学術雑誌『Izvestiya』の複写を行い、ナルト叙事詩が現地の研究者の間でどのように研究されてきたのかロシア語、オセット語、グルジア語の文献の調査を進めた。

This study focuses on the preservation of traditional culture, community consciousness, and cultural expression. During the research interruption period (August 2021 ~ March 2022), the use of the "Khabze" and the "Khabze" in the Republic of China during the transition period, the loss of people in the middle of the generation, the use of traditional instruments in the middle of the voice, the performance of narrative poetry, the national dance, the national culture (habits). In particular, we have a common culture of culture and culture. Since February 2022, the military invasion of the United States has begun. The investigation of the United States has been carried out. Under the jurisdiction of the Ministry of Culture, the Ministry of Culture, the In particular, we attach great importance to narrative poetry among ethnic groups. In this study, we have conducted a survey on the basic aspects of narrative poetry. The ethnographic records of the imperial period were published in the parliamentary library of "Etnograficheskoe obozrenie" and the academic journal "Izvestiya" was published in the southern part of the Qing Dynasty.

项目成果

Preliminary Study on the Traditional Music around the Black Sea Coast: Forcusing on Georgian and Circassian Ritual songs, Instruments and Polyphony

黑海沿岸传统音乐初步研究：以格鲁吉亚和切尔克斯仪式歌曲、乐器和复调音乐为重点

• 发表时间: 2022
• 作者: QV Doan;S KOBAYASHI;H Kusaka;F Chen;C He;D Niyogi;Kae Hisaoka
• 通讯作者: Kae Hisaoka

A Foreigner's Essay on Georgian Traditional Music

外国人谈格鲁吉亚传统音乐

• 发表时间: 2022
• 期刊: Bulletin, The V. Sarajishvili Tbilisi State Conservatoire International Research Center for Traditional Polyphony
• 作者: 河野正治;小林宏至;池田千恵子;村上大輔;斉藤恵美;Kae Hisaoka
• 通讯作者: Kae Hisaoka

音楽フォークロアにおけるジャンルの変容：『シャミールの祈り』の事例から

音乐民间传说流派的转变：以《沙米尔的祈祷》为例

• 发表时间: 2021
• 期刊: ロシア・ユーラシアの社会
• 作者: アラ・ソコロヴァ;久岡加枝（訳）
• 通讯作者: 久岡加枝（訳）

音楽フォークロアにおけるジャンルの変容： 『シャミールの祈り』の事例から

音乐民间传说流派的转变：以《沙米尔的祈祷》为例

• 发表时间: 2021
• 期刊: ロシア・ユーラシアの社会
• 作者: 藤野 陽平;奈良 雅史;近藤 祉秋;堀田 あゆみ;アルベルトゥス＝トーマス・モリ;小林 宏至;市野沢 潤平;大道 晴香;田本 はる菜;塚原 伸治;吉田 ゆか子;飯田 卓;櫻田 涼子;高山 陽子;久保 明教;原 知章;小林宏至;ギリッシュ・ダスワニ（石田慎一郎 河野正治 共訳）;中空萌;池田千恵子;アラ・ソコロヴァ(訳注：久岡加枝)
• 通讯作者: アラ・ソコロヴァ(訳注：久岡加枝)

中央ユーラシア文化事典

中欧亚文化百科全书

• 发表时间: 2023
• 作者: Azegami Y;Tanaka H;Doan Q-V;Kusaka H.;中空 萌;河野正治;久岡加枝
• 通讯作者: 久岡加枝