ブロックチェーンによるSCFプラットフォーム構築に関する理論的研究
ブロックチェーンによるSCFプラットフォーム構築に関する理論的研究
批准号:
20K13577
负责人:
大村 鍾太
金额:
$1.0万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
令和4年度はブロックチェーンによる価値の即時移転を前提とした、SCF(サプライチェーンファイナンス)プラットフォームの理論モデル分析が研究実績である。これまでの本研究でのモデルの開発と分析により、暗号通貨を用いた場合のリアルタイムのレベニューシェア契約のサプライチェーン全体のパフォーマンスを改善する可能性が示唆できている。一方で、「暗号通貨やトークンのようなものにより、ブロックチェーン上で価値の移転が市場の最終消費者を含めて行われる」という本モデルの前提は、実務とのギャップが大きい状態のままで変化があまりない。実務との整合性を持たせた理論モデルの構築に対しては、いまだ有望なものを発見できていない状態である。本研究開始の2020年ごろから、ブロックチェーンを応用したSCFの研究蓄積は増えてきている。2022年にはこの領域でのレビュー論文も発表されており、本研究の意義の再検討も行い、価値と共に移転されるリスクに着目する理論的な研究に重点を置くことにしている。研究のもう1つの柱である、既存のプロトタイプ運用が進むプラットフォームの分析については、モデルに応用できる詳細な情報は得られないでいる。サプライチェーンの可視化に関しては、マイクロソフトや独SAPなど、大手ベンダーが取組みを加速しており、本研究が前提とする環境は部分的に整いつつあることが明らかになった。SCFに関しては、Web3の文脈でDeFi(分散型金融サービス)という用語が一般的になってきたが、サプライチェーン領域での進捗はあまりみられなかった。本研究における理論モデルと既存プラットフォーム分析の融合はうまく進んでいない。次年度も情報収集と並行しながら分析を進める予定であるが、研究を収束させるためにも、理論的研究に重点を置いて進めたい。
英文摘要
令和4年度はブロックチェーンによる価値の即時移転を前提とした、SCF(サプライチェーンファイナンス)プラットフォームの理論モデル分析が研究実績である。これまでの本研究でのモデルの開発と分析により、暗号通貨を用いた場合のリアルタイムのレベニューシェア契約のサプライチェーン全体のパフォーマンスを改善する可能性が示唆できている。一方で、「暗号通貨やトークンのようなものにより、ブロックチェーン上で価値の移転が市場の最終消費者を含めて行われる」という本モデルの前提は、実務とのギャップが大きい状態のままで変化があまりない。実務との整合性を持たせた理論モデルの構築に対しては、いまだ有望なものを発見できていない状態である。本研究開始の2020年ごろから、ブロックチェーンを応用したSCFの研究蓄積は増えてきている。2022年にはこの領域でのレビュー論文も発表されており、本研究の意義の再検討も行い、価値と共に移転されるリスクに着目する理論的な研究に重点を置くことにしている。研究のもう1つの柱である、既存のプロトタイプ運用が進むプラットフォームの分析については、モデルに応用できる詳細な情報は得られないでいる。サプライチェーンの可視化に関しては、マイクロソフトや独SAPなど、大手ベンダーが取組みを加速しており、本研究が前提とする環境は部分的に整いつつあることが明らかになった。SCFに関しては、Web3の文脈でDeFi(分散型金融サービス)という用語が一般的になってきたが、サプライチェーン領域での進捗はあまりみられなかった。本研究における理論モデルと既存プラットフォーム分析の融合はうまく進んでいない。次年度も情報収集と並行しながら分析を進める予定であるが、研究を収束させるためにも、理論的研究に重点を置いて進めたい。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Supply chain Coordinationの理論的研究
供应链协调理论研究
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Naoto Nadayama, Kazuhiro Asakawa, 土屋佑介, 木川大輔・足代訓史, 大村鍾太]
通讯作者:
大村鍾太