ネットワーク解析を応用した覚醒剤依存症患者の生体脳における特徴の探索
ネットワーク解析を応用した覚醒剤依存症患者の生体脳における特徴の探索
批准号:
20K16842
负责人:
小倉 正人
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2022-03-31
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英文摘要
覚醒剤依存症に対しては、世界的に見ても認知行動療法などの精神療法しか効果が実証されている治療法がない。そこで生物学的な根拠に基づく効果的な治療法を開発するため、覚醒剤依存症患者の生物学的特徴のより深い理解が必須である。本研究の元データとなるMRI T1強調画像法は、簡便で低コストに実施できるため、汎用性の高い解析法となることを期待する。本研究では、MRI T1強調画像から得られる生体脳の形態情報から、大脳灰白質の厚さやフォールディング構造などの類似性を、グラフ理論に基づいた大脳の構造ネットワーク解析を行なう。健常群と比較することで、覚醒剤依存症患者に特徴的な指標(グラフ理論の次数、特徴的経路長、媒介中心性、クラスタリング係数、スモールワールドネス、など)の探索を目的としている。覚醒剤依存症患者では、大脳灰白質が薄くなりその厚さが薄くなる程に薬物への渇望が強い傾向にあることが、これまでに報告されている。このため、これらの形態情報に加え、心理所見(衝動性、作業記憶、薬物希求行動など)や臨床所見(薬物使用量、使用期間、薬物への渇望など)などの臨床データを取得し、関連性についても検討する。本年度は、健常被験者群データセットの入手および解析ならびにそれらの統計処理を行ない、対照データの構築することを計画した。また、国立精神・神経医療研究センター病院の医師らと協力し、同院・薬物依存症センターを受診する患者を対象とする臨床研究の開始を目標とした。現在、健常被験者群のデータセットを入手し、臨床データ(病歴や生活習慣、心理所見など)のデータ確認・解析および画像解析を行なっている。現時点で、健常被験者群のデータも含めて統計処理を完了したデータがないため、公表可能なデータはない。
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