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胸郭周囲径計測器を用いた肺切除後呼吸器合併症軽減の試み

胸郭周囲径計測器を用いた肺切除後呼吸器合併症軽減の試み
尝试使用胸围测量装置减少肺切除术后的呼吸系统并发症
批准号:
20K17759
负责人:
植松 秀護
金额:
$1.25万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
2020年から2023年3月までCOVID-19感染症の流行のため、被験者との密な環境が必要となる当研究の遂行は困難を極めた。このため、2020年度は計測機器の改良、計測方法の工夫に主眼を置き、2021年度より実測開始となった。現在までに健常者26名に測定を実施し、中間解析の結果を学会で報告する予定である。以下に現状における研究結果(中間解析)の概要を示す。本機器の名称を暫定的に胸郭周囲径計測器(dynamic chest measurement device:DCMD)とした。また本研究で測定したパラメーターを定義した。計測される胸郭拡張差をCE(chest expansion)とし、テープメジャー法によるCEをT-CEとした。DCMDにおける胸郭周囲径の最大の変化量を最大拡張差MCE(maximam chest expansion)、肺活量検査および努力肺活量検査時のMCEをそれぞれVC-MCE、FVC-MCEとした。努力呼気後1秒間に変化する胸郭周囲径の変化量を一秒収縮量FEV1-CEとした。DCMDの計測は呼吸機能検査の実施下に行った。健常者26名の各計測値の平均(標準偏差)は、身長172.7(6.12)㎝、体重67.2(7.97)㎏、BMI 22.5(1.91)㎏/m2、VC 4.8(0.88) L、FVC 4.81(0.78)L、FEV1 4.06 (0.69)L,PEF 9.07(2.08)L/sであった。T-CEは6.2(1.92)㎝であった。DCMDによる計測では、VC-MCE 5.49(1.18)cm、FCV-CE 4.94(1.38)cm、FEV1-CE 3.92(1.56)cm、最大収縮速度10.77(4.20)cm/s、最大拡張速度 9.75(3.09)cm/sであった。T-CEとVCにr=0.413(p=0.0359)、FEV1-CEとFEV1にr=0.567(p=0.0025)、最大収縮速度とFEV1にr=0.567(p=0.0036)の相関関係を認めた。VC-CEとVCはr=0.345(p=0.0846)であった。これらは健常者の基準値となり、胸郭運動の動的パラメータとなる知見を得た。現在、健常者への追加検査に加え、胸部術後、肺疾患をもつ患者の測定を継続し、DCMDの動的パラメータの利用価値を見出し、理学療法への応用を考察している。
英文摘要
2020年から2023年3月までCOVID-19感染症の流行のため、被験者との密な環境が必要となる当研究の遂行は困難を極めた。このため、2020年度は計測機器の改良、計測方法の工夫に主眼を置き、2021年度より実測開始となった。現在までに健常者26名に測定を実施し、中間解析の結果を学会で報告する予定である。以下に現状における研究結果(中間解析)の概要を示す。本機器の名称を暫定的に胸郭周囲径計測器(dynamic chest measurement device:DCMD)とした。また本研究で測定したパラメーターを定義した。計測される胸郭拡張差をCE(chest expansion)とし、テープメジャー法によるCEをT-CEとした。DCMDにおける胸郭周囲径の最大の変化量を最大拡張差MCE(maximam chest expansion)、肺活量検査および努力肺活量検査時のMCEをそれぞれVC-MCE、FVC-MCEとした。努力呼気後1秒間に変化する胸郭周囲径の変化量を一秒収縮量FEV1-CEとした。DCMDの計測は呼吸機能検査の実施下に行った。健常者26名の各計測値の平均(標準偏差)は、身長172.7(6.12)㎝、体重67.2(7.97)㎏、BMI 22.5(1.91)㎏/m2、VC 4.8(0.88) L、FVC 4.81(0.78)L、FEV1 4.06 (0.69)L,PEF 9.07(2.08)L/sであった。T-CEは6.2(1.92)㎝であった。DCMDによる計測では、VC-MCE 5.49(1.18)cm、FCV-CE 4.94(1.38)cm、FEV1-CE 3.92(1.56)cm、最大収縮速度10.77(4.20)cm/s、最大拡張速度 9.75(3.09)cm/sであった。T-CEとVCにr=0.413(p=0.0359)、FEV1-CEとFEV1にr=0.567(p=0.0025)、最大収縮速度とFEV1にr=0.567(p=0.0036)の相関関係を認めた。VC-CEとVCはr=0.345(p=0.0846)であった。これらは健常者の基準値となり、胸郭運動の動的パラメータとなる知見を得た。現在、健常者への追加検査に加え、胸部術後、肺疾患をもつ患者の測定を継続し、DCMDの動的パラメータの利用価値を見出し、理学療法への応用を考察している。
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