课题基金 / 基金详情

HMGB1を用いたhidden hearing lossにおける治療法の開発

HMGB1を用いたhidden hearing lossにおける治療法の開発
使用 HMGB1 开发隐性听力损失治疗方法
批准号:
20K18242
负责人:
寺田 小百合
金额:
$2.5万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
近年、強大音暴露による一過性聴覚障害後に、通常の聴力検査は正常であるにも関わらず、騒音下での聞き取りが著明に低下するhidden hearing lossという病態が注目されている。この原因として、これまで聴覚障害の原因とされていた有毛細胞の障害より先に、内有毛細胞と聴神経間のシナプスが障害されることが考えられており、cochlear synaptopathy (primary neural degeneration)と呼ばれている。これまでの感音難聴の治療は、有毛細胞の保護や再生に主眼を置いた治療であったが、今後は有毛細胞のみならず、聴神経の再生治療の開発が必要である。本研究では近年、自己の骨髄MSCの誘導を介して組織修復に働く蛋白として注目を集めているhigh-mobility group box 1 (以下HMGB1)を用いた聴神経再生による感音難聴治療の開発を目指している。今年度は、先行研究で音響曝露によるcochlear synaptopathyモデルの作製を行っているKujawaらの研究施設を訪問し、実際のモデルの作製と実験に必要な機器などの周辺環境を見学した。Kujawaらの条件を参考に、再度cochlear synaptopathyモデルの作製について音響曝露条件などを検討した。その結果、ある一定の音圧条件で、高音域に一過性の閾値上昇を認め、さらにABRの第Ⅰ波振幅の減少を認める個体の作製に成功した。組織学的検討でも、第Ⅰ波振幅が減少する音域における後シナプスの数が、他の音域と比較して減少しており、cochlear synaptopathyモデルとして良好な結果であった。今後は個体数を増やし、モデルの確立を目指す予定である。
英文摘要
近年、強大音暴露による一過性聴覚障害後に、通常の聴力検査は正常であるにも関わらず、騒音下での聞き取りが著明に低下するhidden hearing lossという病態が注目されている。この原因として、これまで聴覚障害の原因とされていた有毛細胞の障害より先に、内有毛細胞と聴神経間のシナプスが障害されることが考えられており、cochlear synaptopathy (primary neural degeneration)と呼ばれている。これまでの感音難聴の治療は、有毛細胞の保護や再生に主眼を置いた治療であったが、今後は有毛細胞のみならず、聴神経の再生治療の開発が必要である。本研究では近年、自己の骨髄MSCの誘導を介して組織修復に働く蛋白として注目を集めているhigh-mobility group box 1 (以下HMGB1)を用いた聴神経再生による感音難聴治療の開発を目指している。今年度は、先行研究で音響曝露によるcochlear synaptopathyモデルの作製を行っているKujawaらの研究施設を訪問し、実際のモデルの作製と実験に必要な機器などの周辺環境を見学した。Kujawaらの条件を参考に、再度cochlear synaptopathyモデルの作製について音響曝露条件などを検討した。その結果、ある一定の音圧条件で、高音域に一過性の閾値上昇を認め、さらにABRの第Ⅰ波振幅の減少を認める個体の作製に成功した。組織学的検討でも、第Ⅰ波振幅が減少する音域における後シナプスの数が、他の音域と比較して減少しており、cochlear synaptopathyモデルとして良好な結果であった。今後は個体数を増やし、モデルの確立を目指す予定である。
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