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歯周病は骨格筋合成・収縮を阻害するか－歯周病誘発ラットでの運動介入研究

牙周病是否会抑制骨骼肌的合成和收缩？——牙周病诱发大鼠的运动干预研究

基本信息

批准号：
20K18822
负责人：
林海里
金额：
$ 2.58万
依托单位：
Tokyo Medical and Dental University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

近年、サルコペニアやロコモティブシンドロームは健康寿命低下の要因であるとわれており、その予防策の立案の前段階として、骨格筋の合成や活動に悪影響を与える因子を把握することは、超高齢社会における重要なテーマである。一方、歯周病罹患に大きな影響を与える細菌として有名なP.gingivalisは、歯周ポケット内から血流に入り、抗原を全身に巡らすことで多くの全身疾患と関連することや、全身で炎症を誘発することが報告されている。炎症は骨格筋量や筋収縮能を低下させるという報告の存在から、P.gingivalisは運動後の筋合成などの応答反応を低下させる可能性が想像されるが、今まで検討はされていない。そこで今研究ではIn vivoの実験で「P.gingivalisの全身への波及が運動後の骨格筋合成に与える影響」の検証を行っている。2022年度は、2021年度までに行った研究の結果（P.gingivalis投与群において、筋衛星細胞の分化の遅延を示唆する所見であるPax7-/MyoD＋の発現量の低下、持久力の低下を示唆する所見である走行可能時間数値の低下）を更に深掘りした検討を行った。具体的には持久力の低下にフォーカスして、ミトコンドリア合成時に重要な働きをする骨格筋中の「PGC-1α」の運動一日後における発現量をP.gingivalis投与・非投与で比較・検討した。結果、P.gingivalis投与群においてPGC-α発現量が有意に低値となり、P.gingivalisの全身への波及はミトコンドリア合成にも影響を与え、運動後の持久力獲得を阻害する可能性が示唆された。2023年度は今までの結果をまとめながら、さらに必要な評価を追加し、最終的な成果の報告を行いたいと考えている。

In recent years, the main causes of poor health life span are the early stages of prevention and control, the influence of bone and tendon synthesis and activity, and the important factors in ultra-high society. A large number of systemic diseases have been reported, such as P. gingivalis, P. gingivalis. The possibility that inflammation, muscle mass, muscle contraction energy, and muscle synthesis decrease after exercise may be imagined. In vivo, this study examined the effects of P.gingivalis on bone and tendon synthesis after exercise. The results of the research conducted in 2022 and 2021 (the observation of the low occurrence of Pax7-/MyoD+ and the observation of the low endurance of P. genivalis and the observation of the delay in differentiation of muscle satellite cells) are discussed in greater depth. The specific effect of PGC-1α on the endurance is important in the synthesis of PGC-1α and PGC-1α. The results showed that PGC-α emission was intentionally low, P. gingivalis 'whole body vibration was affected by PGC-α emission, and the possibility of resistance to endurance gain after exercise was also demonstrated. For the year 2023, the results of the current year will be reviewed, and the final results will be reviewed.

项目成果

期刊论文数量（5）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

歯周病原細菌抗原の投与がラット骨格筋損傷治癒期間に与える影響

牙周病原菌抗原给药对大鼠骨骼肌损伤愈合时间的影响

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
清水慎太郎;林海里;田邊元;中禮宏;竹内康雄;小林宏明;上野俊明
通讯作者：
上野俊明

歯周病原細菌投与がラット骨格筋損傷治癒に与える影響

牙周病原菌给药对大鼠骨骼肌损伤愈合的影响

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
清水慎太郎;林海里;田邊元;中禮宏;竹内康雄;小林宏明;上野俊明
通讯作者：
上野俊明

歯周病原因菌抗原の持続的投与が持久トレーニング後の骨格筋 PGC-1 α発現に与える影響

持续给予牙周病细菌抗原对耐力训练后骨骼肌PGC-1α表达的影响

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
林海里;竹内康雄;清水慎太郎;田邊元;中禮宏;小林宏明;上野俊明
通讯作者：
上野俊明

歯周病原細菌由来抗原がトレーニング効果に与える影響 -in vivo研究-

牙周病原体来源的抗原对训练效果的影响 - 体内研究 -

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
Sakanaka A;Kuboniwa M;Shimma S;Alghamdi SA;Mayumi S;Lamont RJ;Fukusaki E;Amano A;林海里，竹内康雄，小林宏明，清水慎太郎，田邊元，中禮宏，上野俊明
通讯作者：
林海里，竹内康雄，小林宏明，清水慎太郎，田邊元，中禮宏，上野俊明