加齢に伴う時間判断力の変化とその影響
加齢に伴う時間判断力の変化とその影響
批准号:
20K19642
负责人:
坂本 由美
金额:
$1.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
高齢者の中には,自身の最大歩行能力が低下していても,向かってくる車両にぶつかる前に道路横断が可能と判断する傾向があることが報告されている.また申請者のこれまでの研究において,リーチングなどの空間的側面を持つ運動課題では自身の能力を過小評価する傾向が見られ,歩行のような時間的側面をもつ運動課題において高齢者は自身の能力を過大評価する傾向が見られた.後者のような時間的側面を持つ課題での過大評価傾向は,高齢者の交通事故や転倒リスク等を高める懸念があるが,これは高齢者が自身の身体機能を過大に見積もっていることから生じる認識誤差なのか,それとも時間判断力の低下により生じる認識誤差なのか,疑問が残る.そこで本研究では認識誤差の1つの要因として,加齢に伴う時間判断力に着目している.時間判断力の低下は加齢に伴う自然な現象と考えられると同時に,心理・社会に困難な状況や生活環境の劇的な変化が影響することも示唆されている.高齢者の心理的・社会的状況と身体状況や身体運動能力には関連性が見られるため,高齢者の時間判断力と身体状況・身体運動能力にも関連があることが推定される.本研究の目的は加齢に伴う時間判断力の変化および,高齢者の時間判断力と身体機能との関係を検討することである.新たな研究フィールドを確保するために前年度に申請した所属機関が所在する町への連携協力の依頼が承認されたため,町の高齢福祉課の協力を得て対象者を募り,時間判断力の調査を行う予定だったが,2022年度も新型コロナウイルス感染症の流行拡大によって,高齢者を対象とした調査の実施に至ることができなかった.そのため,2022年度は高齢者との比較データとするために,ベルやブザーにより常用時間単位で教示されたある特定の長さの時間を作り出す時間作成法(和田,他.2001)によって,大学生を対象とした若者の時間判断力の調査を開始した.
英文摘要
高齢者の中には,自身の最大歩行能力が低下していても,向かってくる車両にぶつかる前に道路横断が可能と判断する傾向があることが報告されている.また申請者のこれまでの研究において,リーチングなどの空間的側面を持つ運動課題では自身の能力を過小評価する傾向が見られ,歩行のような時間的側面をもつ運動課題において高齢者は自身の能力を過大評価する傾向が見られた.後者のような時間的側面を持つ課題での過大評価傾向は,高齢者の交通事故や転倒リスク等を高める懸念があるが,これは高齢者が自身の身体機能を過大に見積もっていることから生じる認識誤差なのか,それとも時間判断力の低下により生じる認識誤差なのか,疑問が残る.そこで本研究では認識誤差の1つの要因として,加齢に伴う時間判断力に着目している.時間判断力の低下は加齢に伴う自然な現象と考えられると同時に,心理・社会に困難な状況や生活環境の劇的な変化が影響することも示唆されている.高齢者の心理的・社会的状況と身体状況や身体運動能力には関連性が見られるため,高齢者の時間判断力と身体状況・身体運動能力にも関連があることが推定される.本研究の目的は加齢に伴う時間判断力の変化および,高齢者の時間判断力と身体機能との関係を検討することである.新たな研究フィールドを確保するために前年度に申請した所属機関が所在する町への連携協力の依頼が承認されたため,町の高齢福祉課の協力を得て対象者を募り,時間判断力の調査を行う予定だったが,2022年度も新型コロナウイルス感染症の流行拡大によって,高齢者を対象とした調査の実施に至ることができなかった.そのため,2022年度は高齢者との比較データとするために,ベルやブザーにより常用時間単位で教示されたある特定の長さの時間を作り出す時間作成法(和田,他.2001)によって,大学生を対象とした若者の時間判断力の調査を開始した.
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
高齢者のバランス評価および転倒予測に関する障害歩行路(SWOC)利用の検討
-
批准号:17700451
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$1.6万
-
财政年份:2005
-
负责人:坂本 由美
-
依托单位:
海外基金