中世以降の漆黒と平蒔絵材料を識別する自然科学的手法の確立

从中世纪开始就建立了区分漆黑和扁平莳绘材料的自然科学方法

• 批准号: 20K20679
• 负责人: 神谷 嘉美
• 金额: $ 3.99万
• 依托单位: Meiji University (2022)Kanazawa University (2020-2021)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-07-30 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K20679/
• 关键词: 黒漆; 漆着色; 鉄イオン; XAFS; 加速劣化試験; ウルシオール; 桃山文化期; 平蒔絵; 東南アジア交易; 漆液; 文化財分析; 漆黒; 漆器

重要文化財に指定されている滋賀県聖衆来迎寺所蔵の三具足の再現復元を目指すプロジェクトに参加する機会を得て、2021年度にこの香炉をモデルとして7種類の漆着色した試験片を作製して紫外線照射による加速劣化実験を行った。本年はこれらの研究結果をまとめ、文化財保存修復学会第 44 回大会で発表して、漆を用いた金工品の黒色化技法についての議論を深める情報を提供した。また鉄分添加によってつくられる「黒漆」のXAFS実験によって、生漆の中で鉄の状態がどのように変化するのかを議論できる可能性が出てきた研究の結果は、情報を整理して英語論文としてまとめた。一方でCOVID-19の流行とウクライナ情勢によって、当初計画していた実験に支障が出た。そこで過去の実験では手法ごとの差異を検証するには至らないと判断していた赤外分光法について再度の検証を行った。結果として、新たな解析ソフトウェアを利用しながら検証すると、解析精度が向上して手法ごとの差異を見出だせる可能性があるとわかった。

Important cultural property に specified さ れ て い る zi, 県 holy to meet temple 蔵 の three foot の reproduce を refers to recover す プ ロ ジ ェ ク ト に attend す る opportunity を て, 2021 annual に こ の censer を モ デ ル と し て 7 kinds の paint tinting し た test piece を cropping し て ultraviolet irradiation に よ る accelerated degradation be 験 を line っ た. This year は こ れ ら の results を ま と め, cultural property preservation repair society back to 44 conference で 発 table し て, paint を い た metalworking product の black color change techniques に つ い て の comment を deep め る intelligence を provide し た. ま た iron objects points add に よ っ て つ く ら れ る "black paint" の XAFS be 験 に よ っ て, raw lacquer の で iron objects in the state of の が ど の よ う に variations change す る の か を comment で き る possibility が out て き た findings の は, intelligence を finishing し て English thesis と し て ま と め た. One party で COVID - 19 の popular と ウ ク ラ イ ナ situation に よ っ て, original plan し て い た be 験 に disabled が out た. そ こ で past の be 験 で は gimmick ご と の differences を 検 card す る に は to ら な い と judgment し て い た outside red spectrometry に つ い て again の 検 line card を っ た. Results と し て, new た な parsing ソ フ ト ウ ェ ア を using し な が ら 検 card す る と, analytic accuracy が upward し て gimmick ご と を の differences show the だ せ る possibility が あ る と わ か っ た.

项目成果

南蛮文化館所蔵のIHS書見台に関するトータル分析と保存修復

南蛮文化博物馆IHS讲台的全面分析与保护修复

• 发表时间: 2020
• 期刊: 文化財保存修復学会第42回大会研究発表集
• 作者: 神谷嘉美;北村繁;中川理夢;本多貴之;矢野孝子
• 通讯作者: 矢野孝子

琉球の漆文化と科学分析に関する学際研究

琉球漆文化的跨学科研究与科学分析

• 发表时间: 2021
• 期刊: 国立民俗博物館研究報告
• 作者: 宮腰哲雄;本多貴之;宮里正子
• 通讯作者: 宮里正子

ミクロ固液界面を反応場にした階層構造制御が拓く環境材料の新領域

以微固液界面为反应场，分级结构控制开辟环境材料新领域

• 发表时间: 2022
• 作者: Hokuto Nakata;Shouta M.M. Nakayama;Andrew Kataba;Yared B. Yohannes;Yoshinori Ikenaka;Mayumi Ishizuka;関根由莉奈
• 通讯作者: 関根由莉奈

南蛮漆器を彩る金線の材料に関する形状分析

南蛮漆器装饰金丝材料的形状分析

• 发表时间: 2021
• 作者: 石塚 真由美 ;中山 翔太 ;池中 良徳;居關 友里子・小磯 花絵;神谷嘉美
• 通讯作者: 神谷嘉美

漆の科学分析

漆的科学分析

• 发表时间: 2020
• 期刊: 考古学ジャーナル
• 作者: Shouta M.M. Nakayama;Haruya Toyomaki;John Yabe;Yared Beyene Yohannes;Kaampwe Muzandu;Tiza Mufune;Hokuto Nakata;Yoshinori Ikenaka;Takeshi Kuritani;Mitsuhiro Nakagawa;Kennedy Choongo;Mayumi Ishizuka;本多貴之
• 通讯作者: 本多貴之