市場流動性を原因とするアンダープライシングと新規上場企業の財務政策に関する研究
市場流動性を原因とするアンダープライシングと新規上場企業の財務政策に関する研究
批准号:
20K22140
负责人:
松本 宗谷
金额:
$1.08万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-09-11 至 2024-03-31
中文摘要
本課題の研究目的は「市場流動性を原因とするアンダープライシングと新規上場企業の財務政策に関する研究」という課題のもと、新規上場企業が主幹事証券会社と取り交わす流動性保証契約の有効性を明らかにすることにある。先行研究では、将来予見される市場流動性の低下によって投資家の応募を惹き付けることのできない新規上場企業であっても市場流動性の保証にコミットする条件を結ぶことで、公募価格を高く設定できる可能性が理論的に示されてきた。本課題では、こうした先行研究を踏まえ、実証的に上記の仮説を検証することにある。本年度は、過年度までに構築したデータベースおよびモデルの検討を踏まえ実証分析を行った。その結果、流動性変数が一定程度、新規公開株の収益率と相関していることが確認された。こうした傾向は一般的な流動性プレミアムの存在と整合的なものである。以上の基本的な結果を踏まえ、モデルの頑健性や財務政策を表す変数との関連性を再検討し、分析モデルの改善を行っている。特に、財務政策を表す変数は解釈の妥当性が適切となるか評価しながら追加的なデータベースを作成中である。また、研究全体の遂行状況として、論文の執筆作業を進めている段階にある。
英文摘要
本課題の研究目的は「市場流動性を原因とするアンダープライシングと新規上場企業の財務政策に関する研究」という課題のもと、新規上場企業が主幹事証券会社と取り交わす流動性保証契約の有効性を明らかにすることにある。先行研究では、将来予見される市場流動性の低下によって投資家の応募を惹き付けることのできない新規上場企業であっても市場流動性の保証にコミットする条件を結ぶことで、公募価格を高く設定できる可能性が理論的に示されてきた。本課題では、こうした先行研究を踏まえ、実証的に上記の仮説を検証することにある。本年度は、過年度までに構築したデータベースおよびモデルの検討を踏まえ実証分析を行った。その結果、流動性変数が一定程度、新規公開株の収益率と相関していることが確認された。こうした傾向は一般的な流動性プレミアムの存在と整合的なものである。以上の基本的な結果を踏まえ、モデルの頑健性や財務政策を表す変数との関連性を再検討し、分析モデルの改善を行っている。特に、財務政策を表す変数は解釈の妥当性が適切となるか評価しながら追加的なデータベースを作成中である。また、研究全体の遂行状況として、論文の執筆作業を進めている段階にある。
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