光反応性血管新生阻害剤による腫瘍選択的治療法の開発

使用光响应性血管生成抑制剂开发选择性肿瘤治疗

• 批准号: 20K22824
• 负责人: 西村 尚
• 金额: $ 1.83万
• 依托单位: Jikei University School of Medicine
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-09-11 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K22824/
• 关键词: 光免疫療法; 大腸癌; VEGFR-2; Minマウス

本研究の目的は、腫瘍抗原がheterogeneityの大腸腫瘍を自然発症するApcMin/+マウスを用い、多発する大腸腫瘍を、新たに開発したがん新生血管内皮細胞に対する光免疫療法(NIR-PIT)で治療できるか確認することである。また、血管内皮に存在するVEGFR-2を標的した光感受性抗体化合物をマウスに投与した後に、大腸腫瘍を経肛門内視鏡下で光イメージングできるかについても検討した。ApcMin/+マウスに腸炎を惹起するデキストラン硫酸ナトリウム(DSS)を内服させると、経過とともに多発大腸腫瘍を発症するようになることを確認した。マウス肛門より挿入可能な内視鏡を用意し、内視鏡観察下でも大腸腫瘍を確認することに成功した。そのマウスにVEGFR-2標的光感受性抗体化合物(DC101-IR700)を静注し、その翌日に内視鏡で蛍光プローブIR700の蛍光を確認したところ、大腸腫瘍に一致して蛍光を観察できることが確認された。さらに、多発大腸腫瘍を発症したマウスに、IR700を励起する近赤外光(NIR)を照射するファイバーディフューザーを経肛門的に挿入し、肛門から1㎝の範囲の大腸にNIRを照射することで治療した。治療効果得られるNIRの光量を導き出すことに成功し、①無治療コントロール群、②DC101-IR700投与群、③NIR照射群、④PIT群 (DC101-IR700＋NIR照射)に分けて治療した。各群それぞれ6匹ずつ治療し、④PIT群において有意に良好な治療成績が得られたことが確認された。

The aim of this study was to identify the use of tumor antigens in heterogeneity of colorectal cancer and to develop new photoimmunotherapy (NIR-PIT) for colorectal cancer. The presence of VEGFR-2 in the vascular endothelium is a major factor in the development of photosensitivity antibody compounds. ApcMin/+ Endoscopic examination of colon cancer was successful. A photosensitive antibody compound (DC101-IR700) targeting VEGFR-2 was injected intravenously and confirmed by endoscopy the next day. NIR radiation is used to treat colorectal cancer. Treatment results were obtained by NIR light induction,(1) no treatment group,(2) DC101-IR700 group,(3) NIR group, and (4) PIT group (DC101-IR700 +NIR group). Each group has 6 treatments, ④PIT group has good treatment results, and is confirmed.