『源氏物語』写本の非破壊分析による書写年代推定法の開発と河内本の再評価

开发一种利用河内手稿的无损分析和重新评估来估计《源氏物语》手稿抄写日期的方法

• 批准号: 21H00508
• 负责人: 横井 孝
• 金额: $ 11.4万
• 依托单位: Jissen Women's University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21H00508/
• 关键词: 源氏物語; 紙質; 非破壊; デジタルマイクロスコープ; 蛍光x線分析機; 打紙; 蛍光X線分析器; 蛍光X線; 和紙; 河内本; 藤原為家

ここにいう「為家本」とは藤原為家を伝称筆者とする『源氏物語』断簡群のもとの写本の形態を仮称するものである。断簡の様相などから一連のもの（ツレ）であることが明らかなものもあるが、判別の明瞭でないものもあり、高精細デジタル顕微鏡・高解像度スキャナ・蛍光X線分析器などのハイテク分析器を通してテキスト再建を目指すのが本研究である。当該年度には、口頭発表として1本行い、論考として4篇を公表する。口頭発表として、横井孝・澤山茂・日比谷孟俊「高精細デジタル顕微鏡と蛍光X線分析器による伝為家筆本源氏物語の紙質調査」（国際シンポジウム「古筆切研究の未来―文理融合研究の成果　第1回―」国文学研究資料館・実践女子大学文芸資料研究所共催、実践女子大学渋谷キャンパスハイブリッド開催、2022年7月10日）を行った。高精細デジタル顕微鏡では紙の繊維を分析するとともに夾雑物・填料などを析出することによって、おおよその年代の推定ができることを述べた。蛍光X線分析器では古筆切（断簡）の元素組成の割合の近似値によって同定の方法を示した。さらに論考としては、所収単行本の刊行が遅れているが、近時、下記の4篇の論考が公刊される予定である。①横井孝「紫式部集の紙―高精細デジタル顕微鏡による演習」（横井孝・廣田收編『紫式部集の世界』勉誠出版、2023年7月予定）、②横井孝・澤山茂・日比谷孟俊「為家本源氏物語幻の巻の研究―高精細デジタル顕微鏡・高解像度スキャナ・蛍光X線分析器による紙質調査を通して―」（『紙のレンズから見た古典籍』勉誠出版、2023年9月刊行予定）、③日比谷孟俊・澤山茂「国文学・美術とハイテク分析機器―コメ澱粉粒の反射偏光顕微鏡観察による識別を中心に―」（同上）、④横井孝「『源氏物語』本文資料としての古筆切」（田中登・横井孝編『源氏物語　古筆の世界』武蔵野書院、2023年9月予定）

The original name of "home-based" Yuteng is that the family is known as "Genji". The writing form of a group of people is called "home-based". In order to understand the accuracy of the system, the accuracy, the high resolution, the high resolution, the X-ray analyzer, the analyzer, the reconstruction, the reconstruction. In the current year, there will be 4 articles on the public form. Takeshi Yokoi, Takeshi Yoshiyama, Hibiya Meng Jun, high-precision, high-tech, micro-ray, X-ray analyzer, home, home, Jingjian Women's University will be held in Beijing on July 10, 2022. The precision of the analysis is that the fillers are precipitated, the age is presumed, and the age is presumed. The X-ray analyzer (X-ray analyzer) is composed of cut-off elements that are approximately identical to the method shown. There are 4 papers published in this paper, which are published in the official journal and published in the current periodical. 1 Takeshi Yokai's "Purple Collection" (Hengai Takata's "Purple Collection of the World" was published in July 2023), 2 Yokai Takayama Shibuya Hibiya Meng Jun, a study of the origin of the family, high-resolution optical X-ray analyzer, high-resolution optical X-ray analyzer, (the classic book is published, published in September 2023), 3 Bigu Mengjun Takayama, "Chinese Literature, Fine Arts, Art, etc. (Tanaka, September 2023)

项目成果

源氏物語 古筆の世界

源氏物语：古文字的世界

• 发表时间: 2023
• 作者: 加國 尚志;亀井 大輔;長澤麻子;青柳雅文;横田祐美子;松田智裕;日暮雅夫;ほか;山内知也;Satoshi Kodama;原暉之・兎内勇津流・竹野学・池田裕子（編）（中山大将：第10章）;横井孝
• 通讯作者: 横井孝

紙質調査による為家本源氏物語の研究

通过论文质量研究对田家的《源氏物语》进行研究

• DOI: 10.34388/1157.00002290
• 发表时间: 2022
• 期刊: 年報 = Nenpo
• 作者: 唄 萩岡松韻 共演者：長谷川慎;川瀬露秋;萩岡松柯;野口 隆;瀬川嘉之;横井孝,澤山茂
• 通讯作者: 横井孝,澤山茂

高精細デジタル顕微鏡と蛍光X線分析器による伝為家筆本源氏物語の紙質調査

使用高清数码显微镜和荧光 X 射线分析仪检查传统手写稿《源氏物语》的纸张质量

• 发表时间: 2022
• 作者: 小川 潤;大向 一輝;中村 覚;北本 朝展;萩岡松韻,富山清琴;神楽岡 幼子;松谷 容作;Taisho Nakayama;Akira AKIYAMA;横井孝・澤山茂・日比谷孟俊
• 通讯作者: 横井孝・澤山茂・日比谷孟俊

紙のレンズから見た古典籍

透过纸镜片看到的经典书籍

• 发表时间: 2022
• 期刊: 書物学
• 作者: 河野一隆・宮尾亨・山本亮;山本和明;佐藤 悟;佐藤 悟
• 通讯作者: 佐藤 悟

源氏物語写本の打紙は何を語るかー「伝為家筆本」の位相

《源氏物语手稿》的印章纸告诉我们什么——“电泰卡手稿”的阶段

• 发表时间: 2022
• 期刊: 書物学
• 作者: Kazuhiro Okada;Satoru Nakamura;Kiyonori Nagasaki;横井孝
• 通讯作者: 横井孝