地域社会史の視座に立った旧藩社会の総合的研究―「旧藩地域社会論」をめざして―

地域社会史视角下的前域社会综合研究——以“前域区域社会理论”为目标——

• 批准号: 21H00571
• 负责人: 宮間 純一
• 金额: $ 11.07万
• 依托单位: Chuo University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21H00571/
• 关键词: 大名華族; 旧藩社会; 士族; 史料学; 地域社会; 佐倉藩; 堀田家; 土佐藩; 近代化

本研究は、旧藩領地域において大名華族・旧藩士・旧領民が織りなす旧藩社会が近代の地域社会形成にいかに影響を及ぼしたのかを体系的に検討するものである。2021年度の計画が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で十分に達成されなかったため、2022年度に補完するための活動を行った。具体的な活動は、①参加者各自による事例研究の深化、②科研メンバー間での成果の共有、③学会への成果の発信と意見交換である。①については、研究代表者・分担者・協力者が各自でフィールド・テーマをもち、史料調査・分析を進めた。佐倉藩・土佐藩・金沢藩・尾張藩・熊本藩・米沢藩・柳川藩などが調査対象である。②では、各自が得られた成果を、主にオンラインでの研究会で共有し、意見交換を行った。研究会では、研究代表者のほか分担者・協力者による研究報告および進捗状況報告を行った。③については、加賀藩研究ネットワーク、中央大学政策文化総合研究所「地域社会の持続と歴史的資源の保存・活用」チームとの共催で金沢大学サテライトプラザを拠点としたオンライン・対面のハイブリッド形式にて公開シンポジウムを開催した。テーマは、「大名華族家と地域社会」とし、本科研のメンバーから内山一幸氏、今村直樹氏、上符達紀氏、宮間純一が報告したほか、関連分野の研究者である松村敏氏、竹松幸香氏にも登壇していただいた。参加者からは多数の意見が出され、討論は活発に行われた。このシンポジウムを開催したことにより、研究史上の到達点と課題が整理された。科研のメンバーで、それらを確認し、次年度以降進めるべき研究計画を立てることができた。

This paper discusses the influence of the old domain on the formation of modern regional society and the system of the old domain. The 2021 annual plan will be implemented to achieve the impact of new types of infectious diseases, and the 2022 annual plan will be implemented to complete the activities. Specific activities include: (1) deepening of case studies by participants;(2) sharing of achievements between scientific research projects;(3) communication of achievements of academic institutions; and (4) exchange of opinions.① Research Representative·Contributor·Collaborator·Each of them has his or her own research and historical data analysis. Sakura Domain, Tosa Domain, Kanazawa Domain, Ohari Domain, Kumamoto Domain, Yonezawa Domain, Yanagawa Domain 2. Each of them has its own achievements, main points and research meetings, and exchanges of opinions. Research Association, Research Representative, Contributor, Collaborator, Research Report, Progress Report (3) Kaga Research Institute, Chuo University,"Conservation and Utilization of Resources for Regional and Social History," jointly urged Kanazawa University to open its website in the form of a website. The author of this research paper,"Daming Chinese Family and Regional Society," Naoki Imamura, Tatsuki Uefu, Junichi Miyama, and related researchers, Toshiki Matsumura and Yukika Takematsu, are among the authors of this paper. The majority of the participants expressed their opinions and discussed the activities. This article is about the research on the topic of the development of science and technology The research plan for the next year will be confirmed.

项目成果

『近世の地域行財政と明治維新』の意図と課題

“近代地方行政财政与明治维新”的意图与挑战

• 发表时间: 2021
• 期刊: 岡山地方史研究
• 作者: 稲葉継陽;後藤典子;今村直樹;稲葉継陽;今村直樹;久留島浩;稲葉継陽;今村直樹;今村直樹
• 通讯作者: 今村直樹

東京帝国大学史料編纂掛からみる明治期の華族ー「往復」からの検討ー

从东京帝国大学史学部看明治时期的贵族——“往返”视角的考察

• 发表时间: 2022
• 期刊: 東京大学史料編纂所研究紀要
• 作者: Nishiyama;Akiyoshi;et al.;Rudi Matthee;相川陽一;奈良岡聰智;高田雅士;天野真志;北村陽子;大津由紀雄;寺尾美保
• 通讯作者: 寺尾美保

徳川林政史研究所と所蔵史料―戦前期における徳川義親の活動と関連づけて―

德川林政治史研究所及其史料：与战前德川义亲的活动有关。

• 发表时间: 2021
• 作者: 池田嘉郎;藤田英昭
• 通讯作者: 藤田英昭

近世後期藩領国の河川分水問題と流域社会―熊本藩領の白川を事例に―

近代晚期封建领地的河流引水问题与流域社会：以熊本藩白川地区为例。

• 发表时间: 2022
• 期刊: 永青文庫研究
• 作者: 稲葉継陽;後藤典子;今村直樹;稲葉継陽;今村直樹
• 通讯作者: 今村直樹

旧藩主家の家政運営と規律―有馬騒動を手がかりとして―

旧领主家族的家政与纪律——以有马之乱为线索

• 发表时间: 2022
• 作者: Takeshi NAKATSUKA;Zhen LI;Masaki SANO;Masataka HAKOZAKI;Katsuhiko KIMURA;Jun Sakamoto;宮間純一;奈良岡聰智;森脇孝広;横山和加子（ラテンアメリカ文化事典編集委員会）;浅倉有子;吉田早悠里;黒沢文貴;今村直樹;庵功雄;坂本旬;富山仁貴;今村直樹;相川陽一;西山暁義（小川幸司責任編集）;菅原義郎;池田嘉郎;諫早庸一;高槻泰郎;春風社編集部;内山 一幸
• 通讯作者: 内山 一幸