ファロー四徴症ラットモデルを用いた大動脈壁血管変性メカニズムの解明
ファロー四徴症ラットモデルを用いた大動脈壁血管変性メカニズムの解明
批准号:
19K17340
负责人:
関 満
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
ファロー四徴症は根治手術後も進行性の上行大動脈拡大に伴う大動脈弁閉鎖不全や大動脈瘤/解離を起こし、致死的となりうる。病因として、大動脈壁の中膜嚢 胞性壊死による血管弾性低下と血管硬度上昇が考えられる。この組織学的変化、大動脈変性の機序解明を目的としてファロー四徴症ラットモデルを作成する。 Hey2ノックアウトマウスがファロー四徴症となることが報告されており、まず、CRISPR/Cas9を使った遺伝子変異によるHey2ノックアウトラットを作出すること から研究を開始している。自治医科大学再生医学研究部の魚崎英毅研究室にてCRISPR/Cas9を用いて、ファロー四徴症の原因遺伝子として知られているHey2遺伝 子をノックアウトさせた遺伝子改変ラットの作製を行なっている。Hey2はホモノックアウトでファロー四徴症となるので、Hey2 del/+ラットを導入し、Wistar ラットと交配し、Hey2 del/+ラットを繁殖、Hey2 del/+ラット同士を交配することで、Hey2 del/delラットを得ることができた。ファロー四徴症ラットモデル作 出のための Guide RNA設計し、交配を行った結果、効率よくノックアウトされていた。現在、得られた遺伝子改変ラットの表現型の確認を行っており、心血管腔 内に色素を注入し、心内構造、血管奇形の評価を行なってる。また、表現型の確認のため、組織透明化技術を用いて心臓奇形を3次元で把握する準備を進めている。心臓および大血管の切片を作成し、組織学的な解析を進めており、想定される表現系が得ら れた場合は遺伝子改変ラットを再度作出し、長期に生存させることで血管病変のより詳細な検討を行う予定である。
英文摘要
ファロー四徴症は根治手術後も進行性の上行大動脈拡大に伴う大動脈弁閉鎖不全や大動脈瘤/解離を起こし、致死的となりうる。病因として、大動脈壁の中膜嚢 胞性壊死による血管弾性低下と血管硬度上昇が考えられる。この組織学的変化、大動脈変性の機序解明を目的としてファロー四徴症ラットモデルを作成する。 Hey2ノックアウトマウスがファロー四徴症となることが報告されており、まず、CRISPR/Cas9を使った遺伝子変異によるHey2ノックアウトラットを作出すること から研究を開始している。自治医科大学再生医学研究部の魚崎英毅研究室にてCRISPR/Cas9を用いて、ファロー四徴症の原因遺伝子として知られているHey2遺伝 子をノックアウトさせた遺伝子改変ラットの作製を行なっている。Hey2はホモノックアウトでファロー四徴症となるので、Hey2 del/+ラットを導入し、Wistar ラットと交配し、Hey2 del/+ラットを繁殖、Hey2 del/+ラット同士を交配することで、Hey2 del/delラットを得ることができた。ファロー四徴症ラットモデル作 出のための Guide RNA設計し、交配を行った結果、効率よくノックアウトされていた。現在、得られた遺伝子改変ラットの表現型の確認を行っており、心血管腔 内に色素を注入し、心内構造、血管奇形の評価を行なってる。また、表現型の確認のため、組織透明化技術を用いて心臓奇形を3次元で把握する準備を進めている。心臓および大血管の切片を作成し、組織学的な解析を進めており、想定される表現系が得ら れた場合は遺伝子改変ラットを再度作出し、長期に生存させることで血管病変のより詳細な検討を行う予定である。
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