モデルマウスを用いたIgG4関連動脈/後腹膜疾患特異的病態の解明と治療法の確立
モデルマウスを用いたIgG4関連動脈/後腹膜疾患特異的病態の解明と治療法の確立
批准号:
19K17904
负责人:
水島 伊知郎
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本研究では、動脈硬化性変化を高率に伴い、炎症性サイトカインの発現がみられるIgG4関連動脈周囲炎/後腹膜線維症特有の病態について、保有している本疾患患者の臨床情報や組織検体、またTh2優位の免疫反応とリンパ増殖性疾患を起こしIgG4関連疾患(IgG4-RD)モデルマウスであるLAT Y136F変異マウスを用いて、本疾患の病態と動脈硬化病態との関わり、動脈硬化促進因子への介入が本疾患に及ぼす効果を明らかにし、IgG4関連動脈周囲炎/後腹膜線維症の新たな治療法の開発及び確立のための基礎的な知見を得ることを目的とした。IgG4関連動脈周囲病変(Periarteritis:PA)と動脈硬化との関連について、当科における診療データから、血管石灰化など動脈硬化性変化のみられている部位に新たにPAを発症していること、PA症例の治療後に罹患血管の石灰化病変の出現・増悪を認めたことから、PAと罹患部位の動脈硬化とが相互に影響していることが示唆された。引き続き動脈病変、後腹膜病変、心臓病変を有するIgG4-RD患者と類似疾患患者(Mimicker)を多施設共同にて収集しており、メタボリック症候群、喫煙、心血管疾患などとの関連を検討したところ、Mimickerと比較しIgG4-RDにおいて喫煙歴が有意に高率にみられ、関連性が示唆された。LAT Y136変異マウスにおいて、腎血管周囲病変は30-40%程度にとどまり、後腹膜病変によると考えられる水腎症は10%程度にとどまる。通常飼育で動脈硬化は顕著にみられないため、動脈硬化促進とまた腎における腎血管周囲病変形成促進を図るため、片側腎虚血再灌流処置を行ったところ、水腎症の頻度は15%前後であったが、明らかな血管病変形成促進はみられておらず、引き続き例数を増やして検討予定である。
英文摘要
本研究では、動脈硬化性変化を高率に伴い、炎症性サイトカインの発現がみられるIgG4関連動脈周囲炎/後腹膜線維症特有の病態について、保有している本疾患患者の臨床情報や組織検体、またTh2優位の免疫反応とリンパ増殖性疾患を起こしIgG4関連疾患(IgG4-RD)モデルマウスであるLAT Y136F変異マウスを用いて、本疾患の病態と動脈硬化病態との関わり、動脈硬化促進因子への介入が本疾患に及ぼす効果を明らかにし、IgG4関連動脈周囲炎/後腹膜線維症の新たな治療法の開発及び確立のための基礎的な知見を得ることを目的とした。IgG4関連動脈周囲病変(Periarteritis:PA)と動脈硬化との関連について、当科における診療データから、血管石灰化など動脈硬化性変化のみられている部位に新たにPAを発症していること、PA症例の治療後に罹患血管の石灰化病変の出現・増悪を認めたことから、PAと罹患部位の動脈硬化とが相互に影響していることが示唆された。引き続き動脈病変、後腹膜病変、心臓病変を有するIgG4-RD患者と類似疾患患者(Mimicker)を多施設共同にて収集しており、メタボリック症候群、喫煙、心血管疾患などとの関連を検討したところ、Mimickerと比較しIgG4-RDにおいて喫煙歴が有意に高率にみられ、関連性が示唆された。LAT Y136変異マウスにおいて、腎血管周囲病変は30-40%程度にとどまり、後腹膜病変によると考えられる水腎症は10%程度にとどまる。通常飼育で動脈硬化は顕著にみられないため、動脈硬化促進とまた腎における腎血管周囲病変形成促進を図るため、片側腎虚血再灌流処置を行ったところ、水腎症の頻度は15%前後であったが、明らかな血管病変形成促進はみられておらず、引き続き例数を増やして検討予定である。
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IgG4関連腎臓病の長期予後調査
IgG4相关肾病的长期预后研究
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[水島伊知郎, 佐伯敬子, 小林大介, 林宏樹, 谷口義典, 中田紘介, 松井祥子, 長澤将, 柳田素子, 川野充弘]
通讯作者:
川野充弘
Positive disease-specific autoantibodies lower diagnostic sensitivity but have little clinical significance in diagnosing IgG4-related disease using the 2019 ACR/EULAR classification
疾病特异性自身抗体阳性会降低诊断敏感性,但在使用 2019 ACR/EULAR 分类诊断 IgG4 相关疾病时几乎没有临床意义
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Mizushima I, Yamano T, Kawahara H, Hibino S, Nishioka R, Zoshima T, Hara S, Ito K, Fujii H, Kawano M]
通讯作者:
Kawano M
無治療のIgG4関連疾患患者における疾患増悪に関連する因子の検討
未接受治疗的 IgG4 相关疾病患者中与疾病恶化相关的因素的检查
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[水島伊知郎, 小西正紘, 眞田創, 鈴木一如, 竹治明梨, 原怜史, 伊藤清亮, 川根隆志, 藤井博, 山田和徳, 川野充弘]
通讯作者:
川野充弘
腎盂尿管移行部腫瘤を契機として診断された画像異常所見を伴わないIgG4関連腎臓病の一例
1 例 IgG4 相关性肾脏疾病,影像学无异常,诊断为肾输尿管连接部肿块。
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[宮永達人, 水島伊知郎, 小西正紘, 眞田創, 鈴木一如, 濱野良子, 北島進, 村本弘昭, 竹治明梨, 原怜史, 伊藤清亮, 川根隆志, 藤井博, 山田和徳, 川野充弘]
通讯作者:
川野充弘
Development of IgG4-related pancreatitis and kidney disease 7?years after the onset of undiagnosed lymphadenopathy: A case report
未确诊淋巴结肿大发病 7 年后发生 IgG4 相关胰腺炎和肾脏疾病:病例报告
DOI:
10.1093/mrcr/rxac065
发表时间:
2022
期刊:
Modern Rheumatology Case Reports
影响因子:
0.8
作者:
[Yoshida Misaki, Mizushima Ichiro, Tsuge Shunsuke, Takahashi Yoshinori, Zoshima Takeshi, Nishioka Ryo, Hara Satoshi, Ito Kiyoaki, Kawano Mitsuhiro]
通讯作者:
Kawano Mitsuhiro
共 33 条
モデルマウスを用いたIgG4関連疾患における喫煙の影響の解明と疾病予防的指針の確立
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批准号:23K07907
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:水島 伊知郎
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依托单位:
海外基金