定期的なUmami刺激が高齢者の味覚感受性を改善させるか
定期的なUmami刺激が高齢者の味覚感受性を改善させるか
批准号:
19K19333
负责人:
磯部 彩香
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
味覚は加齢により低下するとされ、高齢者の口腔機能低下の1つの特徴であるとの報告もある。一般的に味覚は5種類に分かれるとされ、中でもUmami刺激は随意性嚥下に対する補償効果を持つ可能性等が示唆されている。しかし、加齢で低下した味覚感受性に対するUmami刺激の効果についての報告はほとんどない。近年、口腔機能低下症やオーラル・フレイルが注目されており、その兆候である滑舌低下、食べこぼし等の口腔機能の低下は、低栄養へと繋がり全身のフレイルと関わっている。従来の口腔機能低下症やオーラル・フレイルの定義では、味覚については含まれていないが、これらの状態は味覚機能の低下へと繋がる要因を多数含んでいることから、高齢者の味覚に関する知見を集積する必要がある。そこで、定期的なUmami刺激が高齢者の味覚感受性を改善させるか調査し、摂食嚥下に関する新たなリハビリテーション方法の開発を目的に研究を実施するものである。これまでに、電気味覚計(TR-06A)を使用し、健常者で測定を行った。対象者数は4名(23.8±1.9歳)で、測定結果は鼓索神経領域:-4.5±1.7(平均値±標準偏差,以下同じ)、舌咽神経領域:-0.5±2.6、大錐体神経領域:5.5±2.2であった。この結果は、電気味覚計(TR-06A)を用いた先行研究で正常値とされている値の範疇であったためこの電気味覚計を今後の調査に用いて調査を行って差し支えないと考えられ、本研究で用いる味覚センサーの機種を選定することができたことから、塩味の変化に関する測定について目処が付いた。介入する施設については、協力施設と協議を進めているが、新型コロナウイルス感染症対策を考慮し、5類移行後の対応を施設と連携し準備を進めているところである。また、短時間で行えるよう介入内容についても検討し、接触を少なくし開始予定である。
英文摘要
味覚は加齢により低下するとされ、高齢者の口腔機能低下の1つの特徴であるとの報告もある。一般的に味覚は5種類に分かれるとされ、中でもUmami刺激は随意性嚥下に対する補償効果を持つ可能性等が示唆されている。しかし、加齢で低下した味覚感受性に対するUmami刺激の効果についての報告はほとんどない。近年、口腔機能低下症やオーラル・フレイルが注目されており、その兆候である滑舌低下、食べこぼし等の口腔機能の低下は、低栄養へと繋がり全身のフレイルと関わっている。従来の口腔機能低下症やオーラル・フレイルの定義では、味覚については含まれていないが、これらの状態は味覚機能の低下へと繋がる要因を多数含んでいることから、高齢者の味覚に関する知見を集積する必要がある。そこで、定期的なUmami刺激が高齢者の味覚感受性を改善させるか調査し、摂食嚥下に関する新たなリハビリテーション方法の開発を目的に研究を実施するものである。これまでに、電気味覚計(TR-06A)を使用し、健常者で測定を行った。対象者数は4名(23.8±1.9歳)で、測定結果は鼓索神経領域:-4.5±1.7(平均値±標準偏差,以下同じ)、舌咽神経領域:-0.5±2.6、大錐体神経領域:5.5±2.2であった。この結果は、電気味覚計(TR-06A)を用いた先行研究で正常値とされている値の範疇であったためこの電気味覚計を今後の調査に用いて調査を行って差し支えないと考えられ、本研究で用いる味覚センサーの機種を選定することができたことから、塩味の変化に関する測定について目処が付いた。介入する施設については、協力施設と協議を進めているが、新型コロナウイルス感染症対策を考慮し、5類移行後の対応を施設と連携し準備を進めているところである。また、短時間で行えるよう介入内容についても検討し、接触を少なくし開始予定である。
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