日本の国家気象事業構築期における民間部門の役割探求
日本の国家気象事業構築期における民間部門の役割探求
批准号:
20H00676
负责人:
山本 哲
金额:
$0.2万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2021-03-31
中文摘要
明治初年に開始され、今日、気象庁が中心的に実施している日本の国家気象事業は150年近い歴史を有する。既往研究は今日の気象庁中心の気象事業の視点で歴史を描いてきたが、そこでは十分に解明されていない、明治期から活発であった民間部門の気象学関連活動の実態を明らかにし、国家気象事業発展への寄与を明らかにすることを目的とした。気象事業における民間部門の多岐にわたる活動のうち、民間部門により設置・運営された測候所・観測所と気象学を支える女子理数系高等教育の2つの事項について中心的に調査した。国立国会図書館等における広範な文献・一次資料の調査、関係者との面会による調査を実施した。住友別子鉱業所においては最大15か所の観測所が設置され、官営測候所から招いた人物の主導で観測のほか予報・暴風警報の発表も行われ、観測結果は中央気象台に報告された。気象事業の開始の動機は不明であるが、防災、海運、煙害対策など多くの目的に活用され、基礎的な公共インフラとしての役割を担ったとことがわかった。ただしその他の鉱山や塩業など多くの産業分野でも気象事業が行われており、多くはほとんど官営測候所との交流の形跡がなく、実態は今後解明する必要がある。明治時代から気象学に強い興味、学ぼうとする意志をもった女性は存在したと思われるが、女性にはあくまで補助的な役割が期待され、本格的に活用しようとする意識は薄かったなかで意欲ある女性を育てようという意識は民間で生まれた。理数系高等教育を受けた女性が気象台で補助的な役割につく中で能力を発揮する事例がようやく昭和になってあらわれるようになるが、その才能をさらに活用できる環境は整わなかった。学術的な世界でその才能が花開くのは他の理数系分野より大幅に遅れ、ようやく戦後になってからであった。これらの背景要因について今後調べていく必要がある。
英文摘要
明治初年に開始され、今日、気象庁が中心的に実施している日本の国家気象事業は150年近い歴史を有する。既往研究は今日の気象庁中心の気象事業の視点で歴史を描いてきたが、そこでは十分に解明されていない、明治期から活発であった民間部門の気象学関連活動の実態を明らかにし、国家気象事業発展への寄与を明らかにすることを目的とした。気象事業における民間部門の多岐にわたる活動のうち、民間部門により設置・運営された測候所・観測所と気象学を支える女子理数系高等教育の2つの事項について中心的に調査した。国立国会図書館等における広範な文献・一次資料の調査、関係者との面会による調査を実施した。住友別子鉱業所においては最大15か所の観測所が設置され、官営測候所から招いた人物の主導で観測のほか予報・暴風警報の発表も行われ、観測結果は中央気象台に報告された。気象事業の開始の動機は不明であるが、防災、海運、煙害対策など多くの目的に活用され、基礎的な公共インフラとしての役割を担ったとことがわかった。ただしその他の鉱山や塩業など多くの産業分野でも気象事業が行われており、多くはほとんど官営測候所との交流の形跡がなく、実態は今後解明する必要がある。明治時代から気象学に強い興味、学ぼうとする意志をもった女性は存在したと思われるが、女性にはあくまで補助的な役割が期待され、本格的に活用しようとする意識は薄かったなかで意欲ある女性を育てようという意識は民間で生まれた。理数系高等教育を受けた女性が気象台で補助的な役割につく中で能力を発揮する事例がようやく昭和になってあらわれるようになるが、その才能をさらに活用できる環境は整わなかった。学術的な世界でその才能が花開くのは他の理数系分野より大幅に遅れ、ようやく戦後になってからであった。これらの背景要因について今後調べていく必要がある。
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気象と人生 女性気象技術者・松尾喜代子の生涯を追って
天气与生活:追随女气象工程师松尾清子的一生
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
斐文会報
影响因子:
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作者:
[Asai Daisuke, Inoue Naoko, Sugiyama Makiko, Fujita Tsugumi, Matsuyama Yutaka, Liu Xiaohui, Matsushima Ayami, Nose Takeru, Costa Tommaso, Shimohigashi Yasuyuki, 山本哲]
通讯作者:
山本哲
日本地球惑星科学連合2021 年大会の報告―コロナ禍における連携・交流の可能性―
日本地球科学联盟2021年会议报告 - 冠状病毒大流行期间合作与交流的可能性 -
DOI:
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发表时间:
2021
期刊:
科学史研究
影响因子:
--
作者:
[Masashi Hirano, Kenji Toyota, Hiroshi Ishibashi, Nobuaki Tominaga, Tomomi Sato, Norihisa Tatarazako, Taisen Iguchi., 青木滋之・矢島道子・山田俊弘・山本哲]
通讯作者:
青木滋之・矢島道子・山田俊弘・山本哲
2021年国際科学史技術史会議(26ICHST、プラハ)の地学史
2021年国际科学技术史会议地质史(26ICHST,布拉格)
DOI:
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发表时间:
2023
期刊:
地質学史懇話会会報
影响因子:
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作者:
[野村 M. 慎一郎, 中沢由華., 樺島祥介, 虞 萍, 山田俊弘・山本 哲・矢島道子]
通讯作者:
山田俊弘・山本 哲・矢島道子
昭和戦前期までの気象学における女性の活動
昭和初期女性气象活动
DOI:
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发表时间:
2021
期刊:
日本科学史学会第68回年会研究発表講演要旨集
影响因子:
--
作者:
[Idei H, Murata S, *Yamashita Y, *Ogata T, 山本哲]
通讯作者:
山本哲
大日本気象学会員 野中至(到)・千代子
大日本气象学会会员野中Itaru、千代子
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
2022年度日本気象学会春季大会講演予稿集
影响因子:
--
作者:
[堀場千尋, 原 雄一郎, 遠山美穂, 奥村俊彦, 鈴木高子, 鳥居ゆか, 川田潤一, 尾崎紀夫, 荻 朋男, 伊藤嘉規., 山本哲]
通讯作者:
山本哲
共 11 条
Development of techniques to improve accuracy of climate change detection by new surface temperature observation methods unaffected by solar radiation
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批准号:17K20051
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$4.08万
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财政年份:2017
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负责人:山本 哲
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依托单位:
咀嚼筋筋受容器としてのjuxtaoral organの機能
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批准号:06671870
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.0万
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财政年份:1994
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负责人:山本 哲
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依托单位:
肝再生における活性酸素の役割
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批准号:58770820
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1983
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负责人:山本 哲
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依托单位:
成長過程における口唇粘膜受容器の形態, 分布および電気生理学的特性の変化
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批准号:56570642
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.54万
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财政年份:1981
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负责人:山本 哲
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依托单位:
各種実験動物の咀嚼運動器官(主として筋膜, 骨膜)に見いだされる受容器の比較形態学的研究
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批准号:X00210----177468
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.19万
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财政年份:1976
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负责人:山本 哲
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依托单位: