The modernization process of the use of common forests into robust institutions: a quantitative approach

将共同森林转变为健全机构的现代化进程：定量方法

• 批准号: 20H03088
• 负责人: 林 雅秀
• 金额: $ 8.32万
• 依托单位: Yamagata University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2023-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20H03088/
• 关键词: コモンズ; 歴史; 数量的アプローチ; 近代; 数理モデル; 入会; 歴史研究; 計量研究

当該年度の活動として（1）近世および近代の秋田県および岩手県の資料収集と分析、（2）関連する全国的な官庁統計資料の整理、（3）数理モデル分析を行った。（1）については、秋田県に関して、近世の林野所有を把握する資料収集を実施した。岩手県に関しては、前年度までに収集した資料に基づいて、分析可能なデータセットを作成した。（2）については、農林業センサスの慣行共有事業体統計、府県統計書、農商務省統計などの、近代の官庁統計資料を利用して、分析可能なデータセットを作成した。（3）数理モデル分析では、共用資源において外部性のあり方によって分割利用はまたは重層的利用のどちらかが効率的となる条件について分析を行った。分析を進めた結果、（1）については、岩手県の近世資料を用いた分析によって、地方知行が行なわれていた盛岡藩では、村（近世の行政村）単位ではなく、知行所単位で林野の支配と利用が行なわれていた場合があったことなどが明らかとなった。（2）全国的な官庁統計による分析では、明治・大正期の部落有林野統一政策の過程で、公有林の立木地率が高い府県では統一以外離権が行なわれる傾向があることあることなどが明らかとなった。（3）数理モデル分析では、負の外部性が存在し、かつ、資源分割によって外部性が解消される場合には分割利用が効率的であること、負の外部性が存在し、かつ、資源分割によって外部性が解消されない場合には重層的利用が効率的であることが分かった。また、正の外部性が存在する場合には、いずれの場合でも重層的利用が効率的であることが分かった。

The activities of the year include (1) data collection and analysis of Akita and Iwate in modern times,(2) collation of official statistical data related to the whole country, and (3) mathematical analysis. (1) Data collection for the collection of information about the Akita and the forest in recent times. Iwate is responsible for collecting and analyzing data from previous years. (2) Statistics of common enterprises in agriculture and forestry, government statistics, statistics of Ministry of Agriculture and Commerce, and statistics of modern government statistics are used to analyze possible problems. (3) Mathematical analysis of externalities in shared resources, segmentation of utilization of multiple layers, and analysis of conditions for efficiency. Analysis results: (1) Iwate data is used in analysis, local knowledge is used in Morioka domain, village (modern administrative village), knowledge is used in forest and wild control is used in case. (2) The analysis of the statistics of government officials nationwide shows that there is a tendency to unify the policy of tribal forest and wild land in Meiji and Taisho periods, and the rate of standing trees in public forests is high. (3) Mathematical analysis of negative externalities exists, resource partitioning exists, externalities disappear, resource partitioning disappears, and utilization efficiency of multiple layers exists. In the case of positive externalities, the utilization rate of multiple layers is reduced.

项目成果

全国アンケートから見る入会林野整備の今日的課題と新たな政策動向の法的論点ーなお入会林野近代化法が必要な場面はどこにあるか？

从全国调查看当今森林管理的挑战和新政策趋势 - 有关新政策趋势的法律问题 - 森林管理现代化法律在哪里必要？

• 发表时间: 2022
• 期刊: 入会林野研究
• 作者: 下川花也;紫波俊介;安元 純;飯島真理子;廣瀬美奈;井口 亮;安元 剛;水澤奈々美;天野春菜;神保 充;渡部終五;冨永拓也，横山雄大，石井智也，川手大輔，大垣拓也，松井康哲，太田英輔，内藤裕義，池田 浩;野方靖行;高村学人・山下詠子
• 通讯作者: 高村学人・山下詠子

ウルシ林の経営とその収益性

漆树森林的管理及其盈利能力

• 发表时间: 2020
• 期刊: 森林技術
• 作者: 仙石 学（編）;小森宏美;中田瑞穂;村上勇介;林雅秀
• 通讯作者: 林雅秀

書評：志賀和人編著『現代日本の私有林問題』

书评：志贺和人主编的《现代日本私人森林问题》

• 发表时间: 2022
• 期刊: 林業経済
• 作者: 安元 剛;飯島真理子;井口亮;鈴木淳;安元純;中村崇;酒井一彦;廣瀬美奈;天野春菜;水澤奈々美;神保充;渡部終五;津野孝文，太田英輔，古賀蒼一朗，谷 周一，大垣拓也，松井康哲，池田浩;林雅秀
• 通讯作者: 林雅秀

実証的コモンズ研究の立場から（書評部会：ジレンマ研究の現状と課題）

从经验共享研究的角度（书评委员会：困境研究的现状与挑战）

• 发表时间: 2021
• 作者: Kimberly G. Garcia;Koki Yoshida;Keita Aoki;Hisashi Endo;Masaharu Takemura;Hiroyuki Ogata.;林雅秀
• 通讯作者: 林雅秀

所有の排他性と過少利用問題 ー権利の束としての所有権

所有权的排他性和未充分利用问题——所有权作为权利的捆绑

• 发表时间: 2021
• 期刊: 地域開発
• 作者: Shuang Ma;Yusuke Kumakoshi;Hideki Koizumi;Yuji Yoshimura;高村学人
• 通讯作者: 高村学人