農耕地におけるマイクロプラスチック汚染の実態把握
農耕地におけるマイクロプラスチック汚染の実態把握
批准号:
20H04355
负责人:
勝見 尚也
金额:
$11.73万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
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英文摘要
本年度は農耕地で使用される被覆肥料(プラスチックでコーティングした肥料)に由来する一次マイクロプラスチック(被膜殻)に着目し、農耕地からの流出プロセスと流出量を精査した。慣行栽培を実施している水田において被膜殻の排出量の推移を調査したところ、代かきと移植時の落水によって年間総排出量の6~9割が排出されていた。それ以外には中干時の落水や降雨により水田の水位が上昇した際にも排出されていたが、その量は代かきや移植時の落水に比べて少なかった。さらに、非灌漑期における降雨では被膜殻の排出がほとんど無かった。よって、代かきと落水時の排出を抑えることが負荷量の削減に効果的と言える。これまでの調査で得られた排出原単位から、日本国内の水田から排出される被膜殻の総量を推定した。その結果、国内の水田から年間81~2366トン(中央値800トン)の被膜殻が排出されていると見積もられた。Nihei et al. (2020) の試算によると、日本の河川から海洋へ流出するマイクロプラスチックの総流出量は年間210~4776トン(中央値 1,310トン)であり、それらの値(中央値)と比較すると、国内総排出量の約6割に相当する量のマイクロプラスチックが水田から排出されていることとなる。これまで農用地に施用した被覆肥料に由来する被膜殻の総量と既に流出した量の差から、国内の農耕地における被膜殻の総蓄積量を推定した。その結果、日本国内の農用地には10万トン以上の被膜殻が既に蓄積していると見積もられた。この量は日本国内の水田からの年間総排出量の125倍に相当する。そのため、今すぐに被覆肥料の使用を制限しても、慣行の水稲栽培を続ける限り既に土壌に蓄積した被膜殻が長期間にわたり流出し続ける可能性がある。
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石川県手取川七か用水における被覆肥料に由来するマイクロプラスチックの実態把握
了解石川县手取川七水域的包膜肥料微塑料实际情况
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[野口(相田)真希, 宮川拓真, 勝見尚也・楠部孝誠・長尾誠也・大河内博]
通讯作者:
勝見尚也・楠部孝誠・長尾誠也・大河内博
土壌マイクロプラスチックの分析手法の開発
土壤微塑料分析方法的开发
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[今村 力也, 齋藤 瑞樹, 島田 幹男, 石合 正道, 松本 義久., 勝見尚也・二上 栞・大河内博]
通讯作者:
勝見尚也・二上 栞・大河内博
土壌中マイクロプラスチックの分析手法の開発
土壤中微塑料分析方法的开发
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[土屋 尚代, 島田 幹男, 塚田 海馬, 孟 慶梅, 小林 純也, 松本 義久., 川澄遼太郎 廣田耕志, 勝見尚也・二上栞・大河内博]
通讯作者:
勝見尚也・二上栞・大河内博
マイクロプラスチックに吸着したクロムの化学形態
微塑料上吸附的铬的化学形态
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[今村 力也, 齋藤 瑞樹, 島田 幹男, 石合 正道, 松本 義久., 川崎美佐子・勝見尚也・橋本洋平]
通讯作者:
川崎美佐子・勝見尚也・橋本洋平
.水田における被覆肥料由来のマイクロプラスチックの流出量を規定する因子
.稻田覆盖肥料微塑料径流量的决定因素
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hisayo Tsuchiya, Mikio Shimada, Kaima Tsukada, Qingmei Meng, Junya Kobayashi, Yoshihisa Matsumoto., 勝見尚也・楠部孝誠・長尾誠也・大河内博]
通讯作者:
勝見尚也・楠部孝誠・長尾誠也・大河内博
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