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台湾原住民族のキリスト教化:アミとプロテスタント長老教会を事例とした民族誌的研究

台湾原住民族のキリスト教化:アミとプロテスタント長老教会を事例とした民族誌的研究
台湾原住民的基督教化:以阿美族和基督教长老会为例的民族志研究
批准号:
20J01901
负责人:
岡田 紅理子
金额:
$3.08万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-24 至 2023-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
昨年度に続き令和3年度も、新型コロナウィルスの流行により、台湾現地でのオーラルヒストリー収集を通じた台湾原住民族アミの日本植民地下における歴史経験と台湾基督長老教会(以下、長老教会)への入信動機の解明という当初の研究計画を遂行できなかった。そのため、前年度とも通底する課題として、社会運動に参画し、原住民族の現実に根ざした信仰の形成と定着を目指すようになった長老教会の方針が、いかに定められていったのかについて、史資料から検討した。また、国内において長老教会の史資料収集には限界があったため、1970年代以降、数々の神学を提唱してきたという長老教会の特性を踏まえ、神学の観点からも課題検討への接近を図った。全体として、長老教会は信者の獲得と共に地方教会レベルにおける公衆衛生・医療、教育問題への関心を払うようになっていったものの、全国レベルでの組織的な社会運動・政治活動への参与は1971年以降であることが判明した。さらに、そうした活動の背景には、信仰ないしは神学の実践はもちろんだが、それ以上に、(1)1965年から組織的に始められた教会と信者の増加を目指す「倍増運動」(倍加運動)の結果、戒厳令下にあってもただ弾圧されるだけの対象ではないほどに長老教会が地域社会における影響力を獲得するようになったこと、そして(2)世界的なキリスト教会との協力関係を築き、海外のキリスト教会から関心を寄せられる存在になったこと、が契機となっていたと示唆された。本年度も現地調査を行うことは叶わなかった。しかし、宗教研究にある、教義は神学や宗教学が研究し、信者の日常的な諸実践やアイデンティティは主に文化人類学や社会学が研究する、という既存の二分法の解消を目指す分野横断的な研究の一端を、ほんのわずかでも、担っていく素地を築くことができたのではないかと考える。
英文摘要
昨年度に続き令和3年度も、新型コロナウィルスの流行により、台湾現地でのオーラルヒストリー収集を通じた台湾原住民族アミの日本植民地下における歴史経験と台湾基督長老教会(以下、長老教会)への入信動機の解明という当初の研究計画を遂行できなかった。そのため、前年度とも通底する課題として、社会運動に参画し、原住民族の現実に根ざした信仰の形成と定着を目指すようになった長老教会の方針が、いかに定められていったのかについて、史資料から検討した。また、国内において長老教会の史資料収集には限界があったため、1970年代以降、数々の神学を提唱してきたという長老教会の特性を踏まえ、神学の観点からも課題検討への接近を図った。全体として、長老教会は信者の獲得と共に地方教会レベルにおける公衆衛生・医療、教育問題への関心を払うようになっていったものの、全国レベルでの組織的な社会運動・政治活動への参与は1971年以降であることが判明した。さらに、そうした活動の背景には、信仰ないしは神学の実践はもちろんだが、それ以上に、(1)1965年から組織的に始められた教会と信者の増加を目指す「倍増運動」(倍加運動)の結果、戒厳令下にあってもただ弾圧されるだけの対象ではないほどに長老教会が地域社会における影響力を獲得するようになったこと、そして(2)世界的なキリスト教会との協力関係を築き、海外のキリスト教会から関心を寄せられる存在になったこと、が契機となっていたと示唆された。本年度も現地調査を行うことは叶わなかった。しかし、宗教研究にある、教義は神学や宗教学が研究し、信者の日常的な諸実践やアイデンティティは主に文化人類学や社会学が研究する、という既存の二分法の解消を目指す分野横断的な研究の一端を、ほんのわずかでも、担っていく素地を築くことができたのではないかと考える。
期刊论文(5)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
台湾の原住民族アミに受け継がれる神棚
台湾原住民阿美族传承的神道坛
DOI: --
发表时间: 2021
期刊: 民具マンスリー
影响因子: --
作者: [Taichi Kuronuma, Osamu Sandanbata, Yuka Nishikawa, 小林 良祐;堀居 拓郎;末友 恵理子;木村 美香;森田 純代;畑田 出穂, 中山淳, Taichi Kuronuma, 岡田紅理子]
通讯作者: 岡田紅理子
A Quest for “Authenticity:” Urban Amis’ Ilisin and Cultural Representation.
对“真实性”的追求:乌尔班阿米斯的伊利辛和文化表现。
DOI: --
发表时间: 2021
期刊:
影响因子: --
作者: [田本 はる菜, 宮岡真央子, 鳥居龍蔵著・宮岡真央子編, 宮岡真央子, 野林厚志, 田本はる菜, 森口恒一, 岡田紅理子, 岡田紅理子, Tsunekazu Moriguchi, Atsushi Nobayashi, 森口恒一, 宮岡真央子, 野林厚志, 山下達也, 宮岡真央子, 三田剛史, 宮岡真央子, 高田幸男, 宮岡真央子, 土屋光芳, 山下達也, 野林厚志, 村上一博, 高田幸男, 宮岡真央子, 野世永水・加藤斗規編, 野林厚志, 野林厚志, 田本はる菜, Kuriko Okada]
通讯作者: Kuriko Okada
「救済品」とキリスト教:米援をめぐるカトリック宣教とアミの入信の諸相
“赈灾物资”与基督教:天主教救美传教与阿米忏悔的方方面面
DOI: --
发表时间: 2021
期刊: 台湾原住民研究
影响因子: --
作者: [田本 はる菜, 宮岡真央子, 鳥居龍蔵著・宮岡真央子編, 宮岡真央子, 野林厚志, 田本はる菜, 森口恒一, 岡田紅理子]
通讯作者: 岡田紅理子
呼応する教会と神学:台湾のキリスト教会と先住民族からの考察
共鸣的教会与神学:来自台湾基督教会和原住民的见解
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [Taichi Kuronuma, Takehiro Miki, Yasuhisa Kondo, 岡田紅理子]
通讯作者: 岡田紅理子
台湾原住民族アミを事例としたキリスト教受容の教派間比較研究
  • 批准号:
    23K12350
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
  • 资助金额:
    $2.58万
  • 财政年份:
    2023
  • 负责人:
    岡田 紅理子
  • 依托单位:
出来事の身体化:原住民族アミが想起、認知、追憶する改宗
  • 批准号:
    14J10443
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for JSPS Fellows
  • 资助金额:
    $1.34万
  • 财政年份:
    2014
  • 负责人:
    岡田 紅理子
  • 依托单位:
海外基金