ドイツ・ロマン主義文学と音響学―クラードニ、ノヴァーリス、アルニムを中心に―

德国浪漫主义文学与声学：聚焦克拉德尼、诺瓦利斯和阿尼姆

• 批准号: 20J12643
• 负责人: 假谷 祥子
• 金额: $ 0.58万
• 依托单位: Kobe University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-24 至 2022-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20J12643/
• 关键词: 形象; 文字; 象徴; 自然科学と文学; ドイツ・ロマン主義; 音響学; 詩学

本年度は、クラードニによる音響形象実験がノヴァーリスの思索と詩作に受容され応用された内実を明らかにすることを目指した。この目的を達成するため、具体的には、ノヴァーリスの詩学の中心的課題である「ポエジーの象徴的表現」について検討した。彼自身は「象徴」概念の厳密な定義を行わない。そのため、主に断章集『造形芸術についての研究』『一般草稿集』『断章と研究』および小説『青い花』の精読を通じて、彼が目指す象徴的表現がどのような具体的イメージや根拠に基づき構想されているのか検討した。その結果、彼は数学的思考およびクラードニの音響形象実験を軸としながら、ポエジーを感覚化する「形象化」としてポエジーの「象徴」的表現を捉えていることを明らかにした。これは文学作品における形象的「文字」モチーフに結実していると考えられ、その意味で「象徴」は、そこにおいて記号と意味の現実的関係が具体に現前するかのような「形象」としても理解しうる。この成果は、一方ではロマン主義的「文字」観に新たな視座を示すものであり、他方では、「感覚不可能なものをいかに感覚化するか」というロマン主義が抱く表現への根本的な問いに接続しつつ、ノヴァーリスを論じるものでもある。この成果について、まず阪神ドイツ文学会において研究発表を行い、続いて投稿論文として発表した。なお、当初の研究計画ではアヒム・フォン・アルニムと音響学の関係についても研究を進める予定であったが、本年度は上記のようにノヴァーリス研究に注力した。

This year, the sound image is reflected in the content of the article. This goal is to achieve the goal of "the performance of the image" in the discussion of specific issues. The concept of "image characteristics" is closely related to its own definition. The main chapter collection, the general draft collection, the broken chapter and the research, and the novel, the essence of the flower, the performance of the target image characteristics are improved, and the specific information is improved. The result is that the image of the sound is not visible. The relationship between the image of a literary work and its "character" and its "meaning" and its "image" and its "symbol" and its "meaning" and its "image" is understood in detail. The result is that one side of the "text" of the doctrine is new, and the other side is opposite,"the feeling is impossible, the feeling is changed," and the other side is opposite,"the feeling is impossible, the feeling is changed," and the fundamental question of the expression is expressed. The results of this study were published in the Hanshin Literature Association. The original research plan is to focus on the relationship between acoustics and acoustics.

项目成果

自己と他者の尊重―ノヴァーリス『青い花』を手掛かりに

尊重自我和他人：基于诺瓦利斯的《蓝花》

• 发表时间: 2021
• 作者: Craig P. Yu;Shohei Kumagai;Hiroyuki Ishii;Go Watanabe;Hiroki Sugiura4;Yukio Tani;Tetsuya Watanabe;Jun Takeya;and Toshihiro Okamoto;假谷祥子;假谷祥子;假谷祥子;假谷祥子;假谷祥子
• 通讯作者: 假谷祥子

ポエジーの＜形象化＞―ノヴァーリスにおける象徴概念をめぐって―

《诗的表征》：论《诺瓦利斯》中的象征概念

• 发表时间: 2022
• 期刊: ドイツ文学論攷
• 作者: Craig P. Yu;Shohei Kumagai;Hiroyuki Ishii;Go Watanabe;Hiroki Sugiura4;Yukio Tani;Tetsuya Watanabe;Jun Takeya;and Toshihiro Okamoto;假谷祥子
• 通讯作者: 假谷祥子

ノヴァーリスの文字理解と「形象」―フリードリヒ・キットラーの『青い花』論を手掛かりに

诺瓦利斯对字母和“图形”的理解——基于弗里德里希·基特勒的“蓝花”理论

• 发表时间: 2020
• 期刊: メディウム
• 作者: Craig P. Yu;Shohei Kumagai;Hiroyuki Ishii;Go Watanabe;Hiroki Sugiura4;Yukio Tani;Tetsuya Watanabe;Jun Takeya;and Toshihiro Okamoto;假谷祥子;假谷祥子
• 通讯作者: 假谷祥子

ノヴァーリスにおける散文と詩―『夜の讃歌』の位置づけをめぐって―

《诺瓦利斯》中的散文与诗歌：关于《夜之赞歌》的定位

• 发表时间: 2022
• 作者: Craig P. Yu;Shohei Kumagai;Hiroyuki Ishii;Go Watanabe;Hiroki Sugiura4;Yukio Tani;Tetsuya Watanabe;Jun Takeya;and Toshihiro Okamoto;假谷祥子;假谷祥子;假谷祥子
• 通讯作者: 假谷祥子

ポエジーと形象化―ノヴァーリスにおける象徴概念をめぐって―

诗歌与形象：关于诺瓦利斯的象征概念

• 发表时间: 2021
• 作者: Craig P. Yu;Shohei Kumagai;Hiroyuki Ishii;Go Watanabe;Hiroki Sugiura4;Yukio Tani;Tetsuya Watanabe;Jun Takeya;and Toshihiro Okamoto;假谷祥子;假谷祥子;假谷祥子;假谷祥子
• 通讯作者: 假谷祥子