チンパンジー/ヒトiPS細胞を用いた初期神経発生におけるヒト特異的分子基盤の解明
チンパンジー/ヒトiPS細胞を用いた初期神経発生におけるヒト特異的分子基盤の解明
批准号:
20J15035
负责人:
仲井 理沙子
金额:
$1.09万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-24 至 2022-03-31
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英文摘要
本年度は、前年度までにヒト/チンパンジー/ニホンザルiPS細胞の初期神経発生(ダイレクトニューロスフェア形成)過程でみられた細胞運命転換タイミングの異時性に着目し、発生動態と相関する遺伝子発現の種間比較解析に取り組んだ。まず、ニホンザルではチンパンジーと比べてニューロン分化能の獲得時期が先行する現象について、両種のダイレクトニューロスフェア形成過程における遺伝子発現を比較したところ、初期神経発生制御に関わる主要な遺伝子の発現パターンは種間で類似していることが明らかになった。一方、チンパンジーにおいてニューロン分化能獲得前に一過的に発現が上昇する遺伝子に関して、ニホンザルでは発現が先行する、あるいはチンパンジーと異なる発現パターンを示すものを見出した。さらに、ニューロスフェアからニューロン分化を誘導した際、ニホンザルではチンパンジーよりもNOTCHシグナル関連遺伝子の発現誘導が早期に引き起こされることが明らかになった。これらのことから、遺伝子発現制御の種差がニューロン分化能獲得時期の種差をもたらしている可能性が示唆された。これと並行して、チンパンジーのダイレクトニューロスフェア形成過程におけるトランスクリプトームの再解析により、ニューロン分化能獲得に関与しうるシグナル伝達経路としてWntシグナルを特定し、薬理学的阻害による機能評価を行った。さらに、ヒトのダイレクトニューロスフェア形成過程についてもトランスクリプトームの取得を完了し、ヒト/チンパンジー間でのトランスクリプトームの比較解析を開始した。以上より、ヒト/チンパンジー/ニホンザルiPS細胞の初期神経発生過程における遺伝子発現プロファイルが揃い、発生の異時性を制御しうる候補遺伝子/分子機構を幾つか特定することができた。
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ヒト脳進化研究としてのチンパンジーiPS細胞 「ヒトの知性」の解明を目指して、脳の形成プロセスを追う
黑猩猩 iPS 细胞作为人类大脑进化研究的一部分 追踪大脑形成过程,旨在阐明“人类智能”
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
academist Journal
影响因子:
--
作者:
[今村公紀, 仲井理沙子]
通讯作者:
仲井理沙子
霊長類 iPS 細 胞を用いたダイレクトニューロスフェア形成培養による初期神経発生の再現
使用灵长类 iPS 细胞通过直接神经球形成培养再现早期神经发生
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[仲井理沙子, 北島龍之介, 今村拓也, 亀田朋典, 井藤晴香, 平井啓久, 今井啓雄, 今村公紀]
通讯作者:
今村公紀
DOI:
10.1016/j.scr.2020.101749
发表时间:
2020-04-01
期刊:
STEM CELL RESEARCH
影响因子:
1.2
作者:
[Kitajima, Ryunosuke, Nakai, Risako, Imamura, Masanori]
通讯作者:
Imamura, Masanori
チ ンパンジーiPS 細胞を用いたダイレクトニューロスフェア形成培養による初期神経発生の再現
使用黑猩猩 iPS 细胞直接神经球形成培养再现早期神经发生
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[仲井理沙子, 北島龍之介, 今村拓也, 亀田朋典, 小塚大揮, 平井啓久, 井藤晴香, 今井啓雄, 今村公紀]
通讯作者:
今村公紀
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